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社会主義の「平等」概念

 このニュースを読売新聞が何故取上げたかは不明ですが、「社会主義」の平等が「収入の平等ではない」ことは、今更驚いて取上げることではありません。

 もちろん、中国のような極端な貧富の格差は、「所得の再配分機能」を活用して是正されるべきですが、機会の平等の元で、能力に応じて収入に差が出るのは当然のことです。
 しかし、目指すべき理想社会では、能力が高くなくて収入が低い人々でも生活や命の心配をしなくても済むようにするべきでしょう。
 今の日本では、高齢化や病気で仕事ができない人が生活保護からも排除され、非正規の若者が結婚することもできない低収入という状態になっていますが、この悲惨な状況はケインズ資本主義が目指していたものともかけ離れています。

 私の考えでは、教育や医療は無料にすべきです。
これ位は、キューバのような社会主義国でなくても(中国では最近高額になってきているようですが)多くの欧州諸国が実施していることです。
 財源が無い訳ではありません。
大体、医療や教育を「採算ベース」で考えている日本の政府のポリシーは世界の常識から観れば異常です。
 これらは、元々採算が合うはずがないからこそ、公的に営まれてきたわけですから。

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キューバのラウル議長「社会主義は収入の平等ではない」(読売新聞) - goo ニュース

 キューバのラウル議長
  「社会主義は収入の平等ではない」

            読売新聞  2008年7月12日(土)22:37

 【リオデジャネイロ=小寺以作】キューバのラウル・カストロ国家評議会議長(77)は11日、国会で演説し、「社会主義とは権利や機会の平等を指し、収入の平等を意味するものではない」と述べ、能力給制度を推進する考えを明らかにした。

 同国では、政令に基づいて労働者の給与は22段階に分かれ、格差は5倍以内に抑えられている。だが、米国に亡命した家族からの仕送りだけで、平均月収408ペソ(約1960円)の10倍以上の収入を得る国民もおり、不平等感が労働意欲の低下を招いていた。

 社会主義下での経済活性化を目指すラウル議長は2月の就任演説でも、「生活水準は、個人の社会への貢献度によって決まるべきだ」と指摘。その後、給与の上限を撤廃する方針を打ち出している。

 能力給制度が本格導入されれば、平等主義を掲げた兄のフィデル・カストロ前議長(81)の時代よりも賃金格差は拡大するが、前議長も2005年、賃金制度の合理的改革の必要性を強調していた。ラウル議長は「フィデルに(演説)原稿を見てもらい、同意を得た」と述べた。 

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コメント

こんちわー

キューバを実際に旅行した人の話では、国民経済は厳しいようです。ただ、教育や医療は平等(無償)ですし、失業もないようです。
キューバは、アメリカの裏庭の小さな島国です。そして、旧ソ連の崩壊後、非常に困難な政治的・経済状態を強いられています。
その点も考慮する必要があると思います。

  • 2008/07/14(月) 13:47:27 |
  • URL |
  • akaneko #79D/WHSg
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