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政治関連・社会問題などについて書いてゆきます!

畠山鈴香さんに自白強要 第4回被告人質問から

秋田小1児童殺害事件−79
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 一つ前の記事にリンクを設けましたが、やはりできるだけ文章として引用する方がリアルだと考え、【さきがけOnTheWeb】から被告人質問の状況を一部引用してお伝えします。

 これによれば、いかに検察側の取調べが冤罪生産装置になっているかが解ります。
また、弁護士が如何にマスコミ報道などに影響され、真摯な態度で取組んでいなかったがが解ります。

 全部引用すると長いので、上のリンクから御覧ください。
では、以下引用です。
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畠山鈴香さんの発言は「青文字」とします。

【検察側】

 —記録では取り調べの途中で、体調によって休みを入れている。
⇒ 「休ませてもらった記憶はない」

 —検事に「バカヤロー」と怒鳴られ、米山豪憲君の遺体写真を見せられただけで怖くなり、(彩香ちゃんの殺害を認める)調書に署名したのか。
⇒ 「出された調書には必ず署名しないといけないと思った」

—刑事のことも怖かったというが、どんなことがあったのか。
⇒ 「『どんな手を使っても(拘置を)延ばしてやる』と言われた」

 —公判前整理手続きや弁護側の冒頭陳述でも(そのような供述は)出てない。想像じゃないのか。
⇒ 「違います」

 —弁護士が差し入れた容疑者ノートに「ひどい取り調べ」を受けたことを書いていないのはなぜか。
⇒ 「弁護士に直接言えばいいと思った」

 —ノートには(注意事項として)「事実と調書の内容が違えばサインしてはいけない」などとあるのに、サインしたのは怖かったからか。
⇒ 「『警察は偉いんだ。おまえが分からないことも、何でも知っているんだ』と言われ余計に怖くなった」

 —「彩香ちゃんを殺すつもりで落とした」という調書にサインして、抗議のために腕にボールペンを突き刺した。
⇒ 「はい」

 —けがは軽かった。何度も自傷行為をしているが、パフォーマンスではないのか。
⇒ 「パフォーマンスをしたことはない」

 —簡易精神鑑定を担当した医師に「取り調べで意に沿わない調書にサインしていないか」と聞かれていないか。
⇒ 「覚えていない。検事から『先生はすごく私に興味を持っていて、ワイドショーを見たり週刊誌を読んでる』と聞かされ、信用できなかった」

【弁護側】

 —彩香ちゃんのことを「怖い」と言っていた。もう少し説明して。
⇒ 「普段からちょっと触られるのが嫌だったが、(大沢橋で欄干の上に乗った彩香が抱きついてきたときは)初めて自分の目線より上から覆いかぶさってくる形になったので、さらに怖い気持ちになった」

 —自白に任意性がないと主張しているが、調書に署名した一番の理由は何か。
⇒ 「豪憲君の遺体の写真を見せられたこと」

【地裁】(裁判官の発言と思われる;引用者)
 —裁判所での拘置質問の際に「この子なんかいなくなればいいと思って欄干から払いのけるようにして落とした」とは言ってないか。
⇒ 「話していないと思う」

             さきがけOnTheWeb (2007/11/13 08:34 更新)

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 今回の「被告人質問」では、報道記事を見る限り、何も証拠調べが行われた形跡が無く、『自白』の任意性ばかりが着目されているように見える。
 引用はしていないが、女性警察官も『証言』し、自白強要はしていないと警察の不法行為を隠蔽しようとしている。
 しかしながら、自己に不利益な証拠が自白だけの場合は有罪とできないという事を考えれば、自白の任意性を長々論議するのは、実は「有罪」の決め手にはならない。
 任意性への拘泥は、むしろ自白に頼って証拠を確実に押さえることを怠った警察の捜査の杜撰さを覆い隠すためのものに見える。
 むしろ、任意性がないことが明白になって、“有罪の証拠”を自ら掘り崩しているようにさえ見える。

 いずれにせよ、他の確実な証拠が無ければ、有罪とはできないはずだ。

 たとえば、「豪憲君の遺体の写真を見せられたこと」が調書の署名を行うきっかけになったことは、豪憲君が誰かに殺害された姿をみて動揺した結果であったとしても、だからと言って畠山鈴香さんが豪憲君を殺害した証拠には、なろうはずも無いのである。

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秋田小1児童殺害事件−79

【連載第1回目から読む】    
   第78回へ   第80回へ 

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【関連記事】
畠山被告「取り調べで恐怖」 河北新報 2007年11月13日
自白任意性めぐり検察追及 畠山被告、黙り込む場面も(共同通信) - goo ニュース
死刑でも控訴せず 鈴香被告「主張認めてもらえるなら」 (河北新報) - goo ニュース
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