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政治関連・社会問題などについて書いてゆきます!

「自立と共生」の甘言にだまされないように!

 今日も数日遅れの話題で恐縮ですが、福田新総理の所信表明演説にひと言。

 福田首相が「自立と共生」をキーワードにしたことは、今や知れ渡り、マスコミの取上げ方は福田氏の思う壺となっている状況です。 
 この「自立と共生」というキーワードについては、民主党の小沢党首が、「私の言ってきたこと」と強調しています。

「自立と共生、僕の言葉」 福田氏公約に小沢氏が皮肉(朝日新聞) - goo ニュース

 あとの方に引用していますが、1993年の新生党結党時や、1996年の旧・民主党の理念だったそうです。


 その「自立と共生」というキーワードについて、所信表明演説で首相は、
【「自立と共生の社会に向けて」という副題をつけた演説のむすびで「自助努力を基本としながらも、互いに尊重し合い、支え、助け合うことが必要であるとの考えの下、ぬくもりのある政治を行っていく」と力説した。】(日経・社説)
と、言います。

 良く考えてください。【自立】と【共生】は、言わば対立概念です。
本当に【自立】できるならば、【共生】する必要は無いのです。
 【自立と共生】は、国民を欺く『聞えのいい』スローガンに過ぎません。

 そして、最も重要なのは、ここには日本国憲法第25条に掲げる、国民福祉の向上に対する政府の責任が全く抜け落ちていることです。

 福田首相が言った
自助努力を基本としながらも、互いに尊重し合い、支え、助け合うことが必要であるとの考えの下、ぬくもりのある政治を行っていく」
という考えは、
国民相互の助け合いと言う精神としては、常に必要なものではありますが、
これは【国民相互】での話であって、事をこれだけに矮小化して、
『改革』の名の下に政府の責任を薄めたり無くしたりすることではありません。

 もう一度言えば、【自立と共生】は、国民の言葉としては暖かいものではあっても、
政府がこの精神や施策を国民に押し付けるようなものではない!ということです。

第25条 生存権、国の社会的使命
 (1)すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
 (2)国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公共衛生の向上及び増進に努めなければならない。



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具体論なしには進まぬ首相の対話路線(日経10/1社説)
 首相が最も訴えたかったのは、何回も口にした「自立と共生」という理念だったのだろう。社会保障制度から外交まで、この理念が貫かれており、福田政治のキーワードといえる。

 首相は「自立と共生の社会に向けて」という副題をつけた演説のむすびで「自助努力を基本としながらも、互いに尊重し合い、支え、助け合うことが必要であるとの考えの下、ぬくもりのある政治を行っていく」と力説した。これから問われるのは、各政策分野で両者のバランスをどうとるのかということだ。高齢者医療費の負担増の凍結問題などで首相は早速、その答えを求められる。

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「信頼回復」前面に 福田首相所信表明 民主との協調強調(西日本新聞) - goo ニュース
新たな政策理念に「自立と共生」を掲げ、生活重視の「温(ぬく)もりのある政治」への転換を打ち出すものの、喫緊の課題は「政治、行政の信頼回復」と明言。参院での与野党勢力逆転を踏まえ「野党と誠意をもって話し合いながら国政を進めていく」として民主党との協調姿勢を鮮明にするなど、政権運営の厳しさを反映した内容

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「自立と共生、僕の言葉」 福田氏公約に小沢氏が皮肉(朝日新聞) - goo ニュース
 自民党総裁選で福田康夫元官房長官が掲げている政権公約の基本理念「自立と共生」について、民主党の小沢代表が18日の記者会見で、「ずっと昔から僕が使っていた言葉を何かおっしゃっているみたいに感じた」と皮肉った。

 小沢氏が1993年、自民党を離党して結成した新生党の理念が「自立と共生」。小沢氏は記者団から、福田氏の基本理念と重なっている理由を聞かれると、「わからないね。どうしたんでしょうかって本人に聞いてみて」。

 「自立と共生」は96年結党の旧民主党の基本理念の一つでもあり、当時代表の鳩山由紀夫幹事長が16日、「私どもは10年前から言っている」と指摘した。
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