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『一月万冊』で紹介された大前純一さんの各党支持票の動向

2021年11月6日(土)

YouTuber 清水有高氏が運営する映像政治論評サイト
『一月万冊』で紹介された大前純一さんの各党支持票の
動向の分析が興味深い。

野党共闘で各党の票がどのように移動したか?を独自に分析。

その表が以下の画像。

先ずは、2017年に『希望の党』(絶望の党)が獲得した約1千万票の
比例票が、今回の2021年総選挙でどのように移動したかの推測。
(但し、これは大前純一さんが算術的に当て嵌めただけらしい)

Ohmae_Junichi_20211103-02.jpg

この図表に関する大前純一さん御自身のコメント
大前 純一:11月3日 0:36
だれも書いてくれないので、自分で書く。
 今回の選挙結果は、「連合の政治崩壊」ではないか。

 前回2017年総選挙と、今回の比例区の政党別得票数を比べてみる。

 今回、「敗北」したことになっている立憲は、ほぼ変わらぬ1,100万票を獲得。実は負けてはいないのだ。
 大きく変わったのは、希望の党がなくなったことだ。
 民進党のリベラル派を「排除します」と小池百合子が話して一気に失速した希望の党だが、それでも960万票を獲得していた。
 この希望の党の得票数こそ、共産党は嫌い、原発反対は反対、という連合を中心とする票であった。
 その1,000万近い票は、今回、希望の党を引き継いだ国民民主党には260万しかいかず、700万票が行く先を失った。
 党派別得票数を見るとその行き先がよく分かる。
 自民100万増、れいわ200万増、そして維新450万増と、まったく方向性が違うあちこちに分散してしまった。

 奇しくも、連合の組合員数700万と同じ700万票が、極端なリベラルから保守、そして改憲・格差容認勢力へとばらけてしまったのだ。

 これでは、連合は組織体として政党相手に交渉はできない。組織として政治方針を共有することが出来なくなってしまった。
 芳野友子会長が「組合員の票が行き場を失った」と立憲を批判したのは、ほかでもない、自分自身の組織が崩壊したことを一番痛切に感じたからだろう。

 ただ、その問題は、立憲のせいではなくて、連合そのものの問題なのだ。原発推進の電力総連を抱えているからといって、原発問題そのものに向き合わないような、身内の論理だけが通っている組織。それは「既得権益」の擁護そのもの。
 自分たちの権利擁護に見える身内の論理に追い込まれ、全体状況では、労働者の最終分断に成功した自民党・財界の高笑いが聞こえるではないか。

 今回の選挙は日本の労働運動の最終敗北地点なのだ。
 そう理解すれば、政治の次が見えてくる。



続いて、比例で検討してみたことに自ら感心した大前純一さんが
選挙区でもやってみた結果がこちら。

Ohmae_Junichi_20211103-01.jpg

この図表に関する大前純一さん御自身のコメント
大前 純一: 11月3日 1:26

落ち着かないので、選挙区のことも書く。

 今回の総選挙、選挙区は紙一重、の勝負だった、のではないか。

 立憲候補は、選挙区で1700万票を獲得している。比例区の立憲票1,100万に、比例区での共産支持層から150万、れいわから200万、社民から70万、国民から100万などを集めている。
 ここまでで、520万増。そして、維新支持層も選挙区では自民にいかずに、立民に100万近くは来ている可能性もある。

 前回失速したとはいえ希望の党が1,100万を集めたどころではない、大結集に成功しているのだ。

 しかし、小選挙区ならではの、差は詰めたが1位にならないといけないレースで及ばなかった

 自民党は2,800万票で48%の得票率、立民は1700万票で30%。なのに、選挙区では189議席と57議席。自民党は票数を5割の上乗せしただけで3倍の議席を獲得している

 前回、自民がほぼ同じ47.8%の得票で215議席を得ている。その自民から26議席を引きはがせたのは、この立民票への集結があったからだろう。あと一歩だったのだ。

 小選挙区で勝つには、1対1で力を合わせなければ無理だ。

 多党の時代、とかいう解説もあるが、多党をすくい上げる選挙制度でない以上、1対1の構図を作ることでしか、うそとそん度とごり押しの政治は変えられない。


主として立憲民主党にどの党から票が流れたかを算術的に推測し
野党共闘の効果が大きかったと結論している。

   *******

以下は、この投稿を見ての私の感想

元朝日新聞:大前純一さんが野党共闘が果たした効果を分析。

それによると立憲民主党の得票は
選挙区全体では 4,726,326(2017) ➡ 17,215,621(2021)
と約1,250万票増。
比例区全体では 11,084,890(2017) ➡ 11,492,115(2021)
と104%(同程度)の成績。
そう言う意味で、野党共闘がなければ立憲民主党の
当選者は半減したかも知れないと言う分析。

この表では、共産党は選挙区では候補者が半減した
こともあり得票数も半減しているが、比例区では
一部立憲民主党などに票が流れながらも2017年比で
95%(4,166,076/4,404,081)を確保している。

小選挙区候補を半数にして立憲民主党候補の応援に全力を尽くし
共産党員の殆どと共産党支持者の相当部分が候補者統一区では
立憲民主党候補に投票した訳であり、選挙区の日本共産党票の
合計が半減するのは当然で、その中で比例代表得票をほぼ維持
したことは健闘したと言えるかも知れない。
ただ、目標の半分の結果であったことも厳然たる事実である!


   *******

この記事を書く契機になった大元の『一月万冊』へのリンク


自民党大物落選続いた衆議院選挙
・石原伸晃政治家引退!?甘利幹事長辞任!
なぜ、野党共闘は不発と言われるのか?マスコミの怠慢!
元朝日新聞・ジャーナリスト佐藤章さんと

https://youtu.be/Ktxrq9zleHs?t=421
 【一月万冊】清水有高-2021年11月4日(木)



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テーマ:衆議院選挙 - ジャンル:政治・経済

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