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政治関連・社会問題などについて書いてゆきます!

福岡市が『徴兵適齢期』の青年の名簿を自衛隊に提供する件についての【個人情報保護審議会】の答申

2020年2月8日(土)

 昨日、市民に知らせないまま抜き打ち的に開催された
【福岡市個人情報保護審議会】

福岡市が『徴兵適齢期』の青年の名簿を自衛隊に
提供する件について高島市長からの諮問に応えて開催されたもの。

通常は、充分な告知期間を経たのちに開催されるべき処を
火曜日に告知して4日後(中2日)の金曜日に開催するという
抜き打ち的開催。 傍聴人は5名までに限定。
(通常2週間以上前に告示することになっている。
後日判明した書類では1月31日・金に市長から諮問した形に。
但し、本当に1月31日に作成したか事後の辻褄合わせかは不明)

高島市長は市民には『秘密』で開催するつもりだったようだが、
市民有志が担当部局に問合せて2月7日の開催を知ることになり、
人々には開催情報が共有され、【福岡市個人情報保護審議会】開催の
午後5時の1時間前から二百名近い市民が市役所前に駆け付け
多くの市民に傍聴させるよう要求して示威活動。

参加者の報告によれば、審議会委員は市民の目を避けて
裏口から入場した模様で、市民の怒りには触れず仕舞い。

【開会前の緊迫した様子】 (参加者の facebook 投稿から)

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そして、6名の【福岡市個人情報保護審議会】が出した結論は
高島市長の諮問通り名簿提出を認めることに。
しかし、傍聴した有志の話では、採決も取らず、なぁなぁの決定だった
という話です。

若者を戦場に送るかも知れない決定をすると云う使命感や
責任感は有ったのでしょうか?

【閉会後の市民による報告会の様子】 (参加者の facebook 投稿から)

20200208_FKC-Jieitai-Meibo_byNakayama-02.jpg


この問題に関して市民による啓発&抗議行動を行います。

2020年2月22日(2並びの日)・土曜日
集会 14:00~15:00, デモ 15:10~ 
福岡市中央区・警固公園
(三越・ソラリア裏)にて


20200222_Kegokouen-01.jpg

【関連記事】

福岡市【個人情報保護審議会】開催日決定! (02/03)
 JUNSKY blog - 2020/02/03


「福岡市の自衛隊への名簿提供に反対する福岡県青年緊急集会」
 JUNSKY blog -2020/02/02


【自衛官募集のために名簿提供をさせない為の緊急集会】
 JUNSKY blog -2020/02/01


審議会傍聴者による報告詳細は続き(ここをクリック)をどうぞ

     ****************

      【朝日新聞記事より】
20200208_Asahi-01.jpg
   (画像をクリックすれば、パソコンで読める程度に拡大)



     *************

以下は、片山純子(市民連合ふくおか)さんの覚書の引用
**********
皆さまへ

片山純子(かたやま・すみこ)です。
昨日の傍聴行動・報告集会への御参加、お疲れ様でした。

すでに、新聞各紙をお読みになっている方が多いかと思いますが、
添付している西日本、朝日、毎日の記事によれば、
福岡市個人情報保護審議会は、以下の内容で諮問に答えたようです。

・「公益上必要」として、自衛隊への名簿一括提供を認める
・電子媒体での提供は認めず、紙媒体での提供のみを認める
・募集の対象年齢となる住民の氏名と住所に限る(生年月日・性別の記載は認めず)
・自衛隊への提供を望まない住民については、名簿から除外するよう求める

私たちが要求していた「名簿一括提供の方針撤回」については、残念ながら認められませんでしたが、
1月6日の高島・福岡市長の会見をうけて、諸団体・市民、政党・議員が様々な申し出をしていたことが圧力となって、
「電子媒体の提供」を認めさせなかった、「生年月日・性別の記載」は除かれたといえます。
また、「提供を望まない人」についての対応についても、付帯させたといえます。

昨日の傍聴された方々の報告では、細部にわたる点は不明でした。
はたして、審議会の答申の内容は新聞報道どおりなのか? 
これを受けて、福岡市は、どのような決定を行い実施していこうとしているのか?
等々の確認は必要だと思います。

閲覧であったものが、福岡市個人情報保護条例・第10条2項(6)という例外規定中の例外である「公益上必要」という文言によって、
紙媒体ではあれ自衛隊へ名簿が一括提供されようとしていることは、
依然として撤回を求めていかなければならない点です。
しかしながら、私たちは無力ではなかった、
私たちの力で政策を変更させた点に、多少なりとも自信をもって良いのではと思いました。

成果はあった、しかし、戦わなければならないことは残っていると。
以下、条例の資料です。
**********

第10条 実施機関は,利用目的以外の目的のために保有個人情報(保有特定個人情報を除く。以下この条において同じ。)を自ら利用し,又は当該実施機関以外の者へ提供してはならない。
2 前項の規定にかかわらず,実施機関は,次の各号のいずれかに該当する場合は,利用目的以外の目的のために保有個人情報を自ら利用し,又は当該実施機関以外の者へ提供することができる。ただし,本人又は第三者の権利利益を不当に侵害するおそれがあると認められるときは,この限りでない。
(1) 法令等に定めがあるとき。
(2) 本人の同意があるとき,又は本人に提供するとき。
(3) 出版,報道等により公にされているとき。
(4) 人の生命,身体,健康,生活若しくは財産又は環境の保護のために緊急に必要があるとき。
(5) 専ら統計の作成又は学術研究の目的のために保有個人情報を自ら利用し,又は他の実施機関若しくは国等に提供するとき。
(6) 前各号に掲げる場合のほか,実施機関が,福岡市個人情報保護審議会の意見を聴いて,公益上の必要があると認めるとき。



     【西日本新聞記事より】
20200208_Nishinippon-01A.jpg
20200208_Nishinippon-01B.jpg
   (画像をクリックで拡大)

傍聴人の一人であった後藤富和弁護士による報告を引用
     **************
【自衛隊への名簿提供に関する福岡市の理屈】

福岡市個人情報保護条例第10条1項で、個人情報の目的外使用を禁じています。
実施機関は,利用目的以外の目的のために保有個人情報を自ら利用し,又は当該実施機関以外の者へ提供してはならない。」と定めています。その例外を2項で定めています。2項は
(1)法令等に定めがあるとき
(2)本人の同意があるとき
(6)福岡市個人情報保護審議会の意見を聴いて,公益上の必要があると認めるとき
と例外を規定しています。
福岡市としては、自衛隊法97条第1項及び自衛隊法施行令第120条は、自衛隊に名簿を提供する法的根拠とはなり得ない(あるいは根拠として脆弱)と考え例外(1)ではなく(6)で自衛隊に名簿を提供できないかと考えたようです。
そこで、福岡市個人情報保護審議会目的外使用部会の諮問にかけ、お墨付きをもらうこととした次第です。
(以上、要点整理)
     **************
(以下、詳報)
後藤です。

昨夜の報告
福岡市長が自衛隊に福岡市民の個人情報データを提供する問題について、個人情報保護審議会目的外利用等審査部会で審議されました。
市は傍聴席を5席しか準備していませんが、傍聴希望の市民が200人近く集まっています。
この問題、市民は怒っています。
会場前は騒然としています。
福岡市、自衛隊名簿提供問題。福岡市個人情報保護審議会。
委員の質問を聴いていると、どの委員も自衛隊への住民基本台帳提供について懐疑的なものばかり。積極的に賛成する意見はありませんでした。
この審議であれば結論は名簿提供不可と思いきや、挙手も取らずに提供可の結論となりました。
ふざけるな!
福岡市、自衛隊名簿提供問題。福岡市個人情報保護審議会で明らかになったこと。
・自衛隊は東区を狙い撃ちにしていた。
・提供した名簿を破棄したか電話で確認するだけという杜撰な管理。
・自衛隊が紙で提供してくれれば良いと言っているのに、CD-ROMにして渡そうとする高島市長の忖度っぷり。
・情報の流出を希望しない市民への配慮を考えていなかった。
・自衛隊以外の国の機関にも法令の根拠なしに住民基本台帳を提供して良いかと諮問する太々しさ。
今回は、法的根拠もなく、本人の同意も得ずに、自衛隊に市民の名簿を提供することが許されるのか諮問が行われました。明確な法的根拠がないことは福岡市も認めています。その上での諮問です、
福岡市は、自衛隊職員と福岡市役所職員の事務作業の軽減を「公益上の必要」として名簿をデータで提供すべきと提案しました。これにはさすがに委員も、それは「公益上の必要」にはあたらないでしょうと苦言を呈しました。
すると、市職員は、自衛隊は災害発生時の救援活動の尽力していると。いやいやいや、自衛隊の本務は国防ですよ。そして新安保法によって集団的自衛権ですよ。何誤魔化してんだ。
今年度は対象者約3万人の中から4813人を自衛隊職員が抽出して手書きで書き写していました。どういう基準で抽出していたかは福岡市は把握しておらず、ただ、東区だけは18歳だけでなく22歳も抽出していたとのこと。これを、今後は3万人のデータをそのまま提供すると。しかも、福岡市はCD-ROMで渡すと。これに対してはさすがに委員から、閲覧→提出→電子媒体の提供と3段回拡大するのなら情報の流出などの危険があるのではないかとと指摘。福岡市職員はあっさりとリスクはないと。これだけ世間で情報流出が問題になっているのに何言ってんだ。
しかも、自衛隊はこの情報をどう活用するかというと、郵便ではなくポスティングだと。ポスティングって、戸別訪問のことでしょ。何言ってんだと。
しかも提供したデータの管理方法や処分方法は今のところ何も示されていないと。
こんな具体的な危険性があるのにそれに対する対策が白紙のまま提供可の結論を出す出来レースっぷり。呆れた。呆れた。心底呆れた。怒り心頭!
--
弁護士 後藤富和
大橋法律事務所


高島市長の【福岡市個人情報保護審議会】開催通達

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