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政治関連・社会問題などについて書いてゆきます!

【小笠原みどり講演会】 2019年8月4日(日)福岡市内にて

2019年8月4日(日)

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太刀洗通信所の巨大アンテナ群はどこを向く!?
 小笠原みどりが読み解く、スノーデン文書

元朝日新聞記者:小笠原みどり講演会 2019年8月4日(日)



冒頭、愛知トリエンナーレ事件について。
8月1日に始まって8月3日には、もう中止が決まった。
ネット社会の影響もあり展開が余りにも速い。
官房長官が公然と介入してきた。
河村名古屋市長も展示への批判に相乗り。
表現の自由が犯される事実上の検閲社会になっている。

今日のテーマは太刀洗通信所に関して、
 スノーデン文書にも関連して考える。

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太刀洗基地は特攻の中継基地でもあった。
筑前町にある。
以前、私に太刀洗通信所の写真を送って頂いた方が居たが
その時点ではマイナンバー問題に取り組んでいて
何処かに保管したママになっている。
送って頂いた時点は当にドンピシャの時だった。

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本題

スノーデンの告発は2013年だった。

主な通信・SNSをNSA(米国国家安全保証局)が監視し、
それらの企業がプライバシーポリシーに反して積極的に協力。

米国内は勿論、全世界の情報を全て収集していた。

研究者の間では、このようなことが行われているであろうことは予想していたが、
スノーデンさんが提供してくれた情報は膨大な証拠を示すものであった。

2009年から5年間横田基地に勤務していた時に日本の情報収集にも関与した。

特定秘密保護法は米国から日本政府に繰り返し呪文のように唱えていたもの。

2017年にインタセットで4月23日に公開。
NHKがスクープした。
クローズアップ現代でも2回取り上げたが、イマイチ意味不明のエンディングだった。

NHKの報道のあり方に疑問を感じ、私自身で調べようと思った。

それを3年前のサンデー毎日の記事にした。
その後一層詳しく書籍化。

エシュロンとの関係。
東欧諸国の情報収集に使われると言われてきたが西側同盟国も調査していた。
日本の三沢基地にも配備された。
衛星通信も傍受するスパイレーダーの1つが太刀洗通信所。

「サイバーネットワーク防衛」

(英文情報を紹介)

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NHKはこの情報を持っていたが報道しなかった。

この黒塗りはミスターキタムラであることを突き止めて私が発表。

その1年後にNHKが黒塗りを外して報道した。

キタムラとは北村内閣情報調査室長。

情報は全て収集『Collect All』と書いてある。

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(最初に造られた大きいドーム5個よりも増設された小さいドーム5個
 の方が、高性能だとのこと。

日本側はアメリカに収集した情報の殆ど全てを提供しているが、
アメリカ側は都合の良い一部だけ日本に提供。
その為にも特定秘密保護法は重要だった。

日米関係は徹底的に不平等な関係なので取られ放題。

ホワイト国問題。
韓国に渡したくない情報を隠す為のものではないか?

エックスキースコア(スパイのグーグル)も
日本側に2013年の時点で提供されていることが判った。

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2012年2月時点で謂わば取り説のようなパワーポイントを提供している。
2011年からの日米情報当局の交渉過程を振り返りながら作戦を展開。

1週間あたり20万件だった情報収集が1時間あたり50万件になった。

日本政府が防衛省の設備を使って独自に始めようとした。
憲法にも法令にも違反し、日本政府中にも抵抗があったと書かれている。
内閣情報調査室は運用に積極的だが防衛省の中の政策部局は保守的。

内閣は抵抗を振り切って2013年4月から本格運用。



内閣情報調査室の組織。
北村滋 内閣情報官

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特定の容疑が無くても鼠算式に情報収集の範囲を広げてゆく。

(此処まで約1時間)

太刀洗通信所が始めた監視が米国との関係でどの位置に有るのか!

日本の税金がアメリカのNSAに注ぎ込まれていた。

楚辺通信所(象の檻)の撤去に5億ドルも日本から支払われている。

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『思いやり予算』1900億円。
トランプ大統領は、これを5倍に増やせと要求され抵抗する気持ちも無い。

日本に何かを返還したら、その何倍もの要求をしてくる。
普天間の代わりに辺野古や北部のヘリパッドなどが典型。
普天間は、まだ帰って来ていないが。

キャンプハンセン、嘉手納基地、横須賀基地、三沢基地。

グローバルホークは、地上の写真だけでは無く、電子データも収集する能力がある。
携帯の電話を切っていてもONにして収集する。

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横田基地勤務時にスノーデン氏が疑問を持ち告発するに至る。
無人機によって人が殺害されている。
戦闘行為では無く無差別な殺戮である。
遠隔操作で殺戮するので米国内の人々には戦争の無残さが感じられない。

ラムズフェルドは、戦争の民営化を進めていった。
アメリカの軍需企業によって運営されている。
軍産監視複合体。
国防省から大量の金を吸い取っている。

中国のインターネットカフェが使っている衛星通信を監視収集している。

米軍の攻撃システムには容疑を特定するとかの法的手続きは無い。
怪しい行動兆候だけで殺害ができる。
監視システムによって行動パターンを予測して殺害する。

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米中貿易戦争背景には情報技術覇権争いがある。
汚い戦争にこの技術を使い、相手の弱みを握って利用する。

中国で日本軍がやって来た人たちが沖縄に来て
集団強制死を起こした。

アメリカは自分たちの汚い所業を知っているので、中国が同じ行動をするのでは無いかと怖れている。

私はカナダに住んでいるが、ハーウェイの副社長をアメリカ政府の要請で逮捕。
中国は中国在住のカナダ人を続々逮捕し2人に死刑判決(勾留中)

日本と韓国の問題にも似た点がある。
徴用工問題とは関係無いとは言っているが。
関係無い問題で両国関係があれよあれよと言う間に悪化。

トルコのジャーナリストがサウジアラビアで殺害されたのも
スパイウェアでの監視で行動パターンを予測されていた。

欧州などでは法律的枠組みができていっている。

以上。 2019年8月4日 13時38分終了。


【関連情報】


(IWJでの講演の一部 7分半ほど 上記福岡公演より後の2019/08/28 に公開)


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テーマ:軍事・安全保障・国防・戦争 - ジャンル:政治・経済

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