FC2ブログ

JUNSKY blog

政治関連・社会問題などについて書いてゆきます!

医科大学で女子入試差別をやめたら女子の合格率は男子を超えた!

2019年6月18日(火)

2018年8月初旬に発覚した東京医科大での女子差別不正入試は
文部科学省官僚の子息の不正入学を捜査していた過程で発覚したと云うが、
その後、東京医科大以外の少なくない医学部などで『常識』のように蔓延していた
ことが解った。
 東京医科大では2011年頃から差別が公然と行われていた、とのこと。
それ以前からやっていた可能性もある。

 事件発覚後、男性も含む識者の間では、理系でも「女性の方が優秀である」
と言う意見も多々表明されていた。

 それを裏付けるような結果が、今日の読売新聞に掲載されている。

 女子差別不正を指摘されていた医科大学でも入試差別をやめた処
女性のお合格率が高くなった!


「不正排除した」医学部女子合格率、男子超える
 讀賣新聞 - 2019/06/18 08:32


Yomiuri_20190618.jpg

 医学部の不正入試問題で、文部科学省から昨年、不適切またはその疑いがあると指摘された10大学のうち、女子差別があったとされる4校の今春入試で女子の平均合格率が13・50%と、男子の12・12%を1・38ポイント上回ったことが、読売新聞の調査で分かった。前年は男子9・06%、女子5・52%と3・54ポイント差があったが逆転した。今春の入試では、不当な差別が排除された結果とみられる。

 全81校で見ても、前年は男子11・51%、女子9・46%と2・05ポイントの開きがあったが、今春は男子11・86%、女子10・91%で0・95ポイント差に縮小。昭和大、日本大(いずれも東京)、山梨大(山梨)など計26校で女子の合格率が男子を上回った。

 読売新聞は5~6月、東京女子医科大(東京)を含む81校(防衛省所管の防衛医科大を除く)に今春のAO・推薦入試や一般入試などの男女別、年齢別の受験者数と合格者数を尋ねた。

 受験者数が前年から約6000人減ったため、合格率は全体的に上昇したが、文科省に女子差別を指摘された東京医科大、順天堂大、北里大(いずれも東京)と、その疑いを指摘された聖マリアンナ医科大(神奈川)の4校の合格率は男子12・12%、女子13・50%だった。

 前年まで一般入試の小論文の得点を操作し、女子と3浪以上の男子の合格者を抑えていた東京医科大では、合格率が前年の男子9・04%、女子2・91%から今年は男子19・84%、女子20・21%となった。担当者は「不正を排除した結果ではないか」と語る。1次試験で一定順位以下の浪人生や女子を不利に扱っていた順天堂大は前年の男子10・08%、女子5・23%から今年は男子7・72%、女子8・28%と大きく変動。北里大は前年の男子9・11%、女子10・63%から今春は男子15・66%、女子20・08%と女子が急伸した。




【関連記事】

公平・公正であるべき入学試験で女子にマイナス・バイアス
JUNSKY blog - 2018年8月4日(土)


東京医大「入試で女性受験生の点数変更」
BBC NEWS JAPAN - 2018年08月3日(金)


医学部入試、複数大学で不適切事例…女性や多浪生差別など
教育業界ニュース - 2018.10.24 Wed


社説[医学部「女子差別」]大学は説明責任果たせ
沖縄タイムス - 2018年11月4日 09:03


「女子はコミュ力高いから…」入試不正大学の弁明、社会常識とずれ
産経新聞 - 2018.12.14 18:41

 医学部のある全大学81校のうち、1割を超す10校の不適切入試を指摘した文部科学省の最終報告。だが、これに先立ち各大学が事実関係を自主公表した記者会見では、面接での男女差別を「(男子と比べ)女子のコミュニケーション能力が高いから」と正当化するなど、一般社会の常識から外れた弁明が相次いだ。

 「(現役生の方が浪人生より)優れた医学生になることが多い」(昭和大)

 「愛校心の強い卒業生の子女であれば、勉学意欲が高い」(日本大)

 11~12月に相次いで開かれた各大学の記者会見で、出席した学長や医学部長らは、「現在では不適切と考えている」などとして謝罪する一方、自身を含めた関係者の処分については一様に否定、弁明に終始した。

 面接で男子に一律加点していた順天堂大では、「女子はコミュニケーション能力が高く、男子を救うための補正」と主張。報道陣から「それを男女差別というのでは」と指摘される場面もみられた。

 大学側の弁明には、偏見とも受け取られかねない内容もみられる。

 学校情報に詳しい出版社「大学通信」の安田賢治常務は「医学部は定員割れがなく、受験生を選べる。定員100人に2千人が受験する大学もあり、成績が僅差なら大学にとって都合のいい受験生を入れたのだろう。後ろめたさはあっても、発覚しなかったので感覚がまひしたのでは」と指摘している。



医学部入試における女性差別
ASCII.jp - 2018年12月25日 09時00分更新 

(一部引用)

●医学部入試における女性差別

 東京医科大学の入学試験で女子差別が行なわれていることが明らかになってから4ヵ月経ってようやく、文部科学省が医学部医学科がある全国81大学の入試実態に関する最終調査報告書を出した。女子受験者や浪人回数の多い受験生を不利に扱う、卒業生の子どもや特定地域の出身者を優遇するなどを「不適切入試」と認定して、大学名を公表したのである。

 おそらく、まだ他にも私たちの常識的判断では「おかしい」と思えるケースがあるだろうが、文科省は全大学のデータを公開していない。どうやら、入試で大学が行なっている「裁量」について大学側と文科省との間で対立があるためらしい。

 いずれにしろ、私たちは、大学入試では受験生の学力をペーパーテストで客観的に評価して、公明正大に行なわれているはずと考えていたのだが、不当な差別がこっそり行なわれていたことが明らかになった。このことは私たちを裏切るものであり、公正であるべき大学の信頼を大きく損なうことになったのは事実だろう。

 ここでは、主に女子差別についてのみ論じる。

 「男女共同参画社会」が言われてから20年以上経ち、「女性活躍法」なる法律もできて、女性を対等平等なパートナーとして位置づけることが「国是」となっている。しかし、現実は男女平等という状態には程遠い状況である。男女平等となる大前提には「機会平等」が満たされていなければならず、それが保証されてやっと「結果平等」となっているかどうかを検証することができるのだが、今回問題となった医学部の入試における女子差別は、第一歩である「機会平等」を踏みにじっている。日本では、はしなくも男女平等はまだまだ口先ばかりで実態が伴っていないことを露呈することになった。
(以下略;長いです!)





関連記事
スポンサーサイト



テーマ:社会問題 - ジャンル:ニュース

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://junskyblog.blog.fc2.com/tb.php/5319-91598444
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)