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政治関連・社会問題などについて書いてゆきます!

九大ファントム墜落51周年 【辺野古が問いかけているもの】 6.2集会

2019年6月2日(日)

今日、福岡県教育会館で13時30分から開催された
九大ファントム墜落51周年 【辺野古が問いかけているもの】 6.2集会
に参加してきました。

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参加費は資料代などで500円だが、膨大な資料が配付されました。

『辺野古』は米軍基地繋がりでの取り組みのようです。


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(以下、iPad によるリアルタイム入力:文責筆者:誤変換ご容赦)

司会者挨拶(予想外に長かったので後半の一部だけ)

福岡空港に今も米軍基地が存続しており有事の際は軍事拠点として使用できるようになっていることが報道記事やテレビ番組によって改めて明らかになった。
また、佐賀空港へのオスプレイ配置や日出生台での演習など、沖縄だけではなく九州全体が基地化しつつある。
日米軍事再編が行われている一端を明らかにするために今日のテーマを沖縄そして辺野古をテーマにした。



第1部
【沖縄(辺野古)現地からの報告】


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浦島悦子さん フリーライター 九州大学文学部1971年卒。
鹿児島県川内市生まれ。
ファントム墜落時は本学に来て近くに住んでいたので直ちに駆けつけ写真も撮った。

卒業後沖縄に移住したが、大田昌秀さんが沖縄県知事になった頃だった。
基地があることは知っていたが生活にどのような影響があるかも気にせず
自然豊かな田舎で暮らしたいと言うのが動機だった。

普天間は世界一危険なので移設すると云う方向性を政府も出したが県内移設と云う条件付き。
沖縄の人の常識としては、一番危険なのは嘉手納基地であることが常識。

伊江島ではオスプレイの離発着訓練場ができ、既に運用中。
オスプレイは、沖縄に100機配備予定で既に沖縄で二機墜落している。

沖縄戦争の時には沖縄南部の激戦だけが知られているが北部は戦病死者の収容施設になっていた。
米軍の捕虜になった人々も劣悪な収容所に入れられた。
餓死病死する沖縄の人々が続出。

日本陸軍は沖縄の少年たち(山岳部の地理にも詳しい)をゲリラ兵として訓練し、ゲリラ活動を行わせた。

沖縄では昔、一度移転を受け容れた歴史がある、と云う弱点があった。

辺野古の住民は雇用をはじめ辺野古のキャンプシュワブ基地の経済的恩恵を受けて来た。
二十数年来、周辺集落に政府から直接お金を交付する方法で分断と懐柔を続けて来た。
1959年に、この基地が完成。
米軍は沖縄戦の遂行と平行して占領区域を基地化して行った。
戦争で追い出した地域を直ちに基地化して行く方法。
朝鮮戦争の頃に大規模な基地化。いわゆる『銃剣とブルドーザー』はこの時。

その『銃剣とブルドーザー』で居住地を暴力的に取り上げられるのを見ていた辺野古のリーダーは、已む無く基地化を受け容れた。
材木や燃料を採る山林が奪われて来たことで生活の糧が無くなり、米軍の雇用や消費に糧を求めることになった。
ベトナムの最前線に派兵される米兵が有り金全部使って飲む食う・・・で地元の飲食店や商店が儲かった時期もあった。

そう言う経済的恩恵を受けた人々の多くが辺野古移転に已む無く賛成する立場になっている。

2009年民主党政権になり、鳩山首相が「最低でも県外」と表明したことは
諦め状態だった人々に大きな勇気を与えた。
「政治は変えられる」と励ましになった。
その後の裏切りには憤慨したが、今は転機をくれた人として人気が回復。
鳩山首相が反省の声を挙げた事もあり、辺野古ゲート前に来られた時は歓迎されている。

(この辺りで、残り5分のメモが)

まだ、入り口しか話してなかったが、それでは現在の状況を話します。

現在進んでいる埋立地は浅くて埋立て易い所で、護岸ができた段階。
本土の大手が受注しているが、反対派の抗議もあり、中々進んでいない。

一方の大浦湾側は軟弱地盤で実質施工不可能。
まだ、ゼネコンとの契約は締結されていない。
ゼネコン側は、今埋立てている部分で儲かれば良いと思っているのかも知れないが。

沖縄では何度も何度も民意を示しているのに、発展途上の独裁国家のような振る舞い。

沖縄だけでは無く、宮古・八重山・与那国そして奄美大島に迄軍事基地化が拡大。
有事の際に本土防衛の最前線にされるのは目に見えている。

埋立て土砂の2/3 が本土からのものであり、搬出地域での反対運動も進んでいる。

全国の問題であることを認識していただくことが大事。
何故、こう言うことが起こっているかを知って頂きたいし、現地にも来て頂きたい。

【質疑】

豊島さん
沖縄県警と公安委員会の動向。知事の管轄下にあるのに。

浦島さん
知事にお願いに行ったら、名目的には管轄下だが実質的には権限が無い。
若い機動隊員には個々に説得的に対応している。
彼らは動員されているだけなので。

森山さん
50年間ファントム墜落運動を進めて来たが、差別の問題を考えている。
沖縄には被差別部落は無いと聞いているが、沖縄全体が被差別状態にある。

浦島さん
北九州門司から土砂が搬出されている。最大規模と聞いている。
軟弱地盤を改良する為に膨大な砂がいる。
漁業にも悪影響があり海砂の採取も制限されている。
それに代わって福島の放射性廃棄物が 持ち込まれる危険性もある。
全国でも警戒を続けて欲しい。

木村さん
日米の問題として『基地本土引き取り』運動も進んでいる。
本来なら「アメリカに持って帰れ!」と云うのが本筋だと考える。
グアムなど海外でもそのような運動が広がっている。
「内なる無意識の植民地主義」
「海兵隊はもう要らない」と云う論議もある。

浦島さん
オール沖縄で一致できる範囲のスローガンでやっているので限界はあるが、
私は今の木村さんの意見に賛成ではあるが、幅広く進めるための 問題。
「本土引き取り論」には賛成では無い。
権力側の強硬なやり方に対して効果的な方法を模索している。

司会者
全国で様々な運動が起こっているが分断させられ各個撃破的な権力側の攻撃にさらされている。

氏名不詳
差別に反対する運動をしているので東京行動のお話を聞きたい。

浦島さん
1998年にジャンヌ会を結成した。
ジュゴンのことをジャンとも言う。
ジャンヌダルクにも掛けている。
百名以上で東京に出向いてデモンストレーションを行った。
「基地はいらんかね」と言って『売って回る』活動。
自分の問題として考えて欲しいと云う活動を続けた。
本土で引き取って貰いたいと云う趣旨では無い。

浦島さんよりまとめ
20年間の闘いを報告するには1日あっても足りない。短かった。
是非、団体で沖縄に来て頂きたい。
(1時間半 の講演と質疑終了)

本日同時開催の築城基地集会からの長いメッセージ代読(酒井嘉子さん)

交流会のお知らせ
リーセントホテルにて開催。4000円
カンパのお願い

休憩(15:15〜15:25)
この時点で参加者およそ150名の盛況!
座席配置は3人がけテーブルを16x5列で240席
2人がけが多いのでほぼ満席。



15:25から
【パネルディスカッション】

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『琉球王国より参りました』安仁屋眞昭さん

元・九州芸術工科大学教授。三代前までは『おもろ』伝承者だった。
五穀豊穣を祈念する琉球の歌(おもろ)を披露。
むかし、琉球を訪れた外国人がセントヘレナ島にいるナポレオンに
「東方の島国に武器を持たずに平和を守っている国がある」と報告。
憲法に自衛隊を明記する などとんでもない。
憲法を宝にして命が大事と云うことを伝えて欲しい。


【岡本茂樹さんより】
時間が足らないので配付資料を読ませて頂きます。
大学では企業化が進み、産官学更には軍との共同路線が進んでいる。
1970年代後半に八重山病院に入職。
新石垣島空港建設反対運動にも参加。自衛隊基地も進んでいる。
キャンプシュワブ前の抗議行動にも参加。
「子どもは未来の宝、珊瑚は県民の財産」
「子どもの未来に 米軍基地はいらない」


【宮下和裕さん】
戦後日本の『国体』は『対米従属』
オナガ知事『憲法の上に安保がある』
憲法の三原理を保証する土台は地方自治である。日本国憲法第8章。
住民投票は憲法第95条に明記されており、国会の権限を抑制している。


【豊島耕一さん】 専門は原子核物理学 16:02〜
辺野古には3度ほど座り込みに参加。
数が多ければ止められる。
佐賀空港問題説明会で配付された資料には、第三国(中国)に占領された島嶼諸島の奪還作戦に活用することを明記。
丸山議員の発言どころでは無い戦争促進計画。

先島諸島および南西諸島の軍事基地化が進んでいる。(レジュメ参照)

平和運動の戦術について
民主主義の根幹である選挙がマス・メディアの報道で形骸化している。
非暴力直接行動を行えば、 マス・メディアも取り上げざるを得ない。

一揆の歴史を学ぶ必要がある。
私の郷里でもフランス革命のずっと前に四万人が参加した一揆が起こっている。

有事に於いて国民投票を行えば1発で通る。


【荒木龍昇市議】
博多湾会議で人工島反対と和白干潟を護る運動を進めて来た。
基地と環境問題。
基地自体が要らない存在なのに、それが環境を破壊する状況。

基地周辺の水質汚濁問題。
騒音問題。
軍用機の墜落。
地位協定で責任の所在を追求検証できない。
日本政府自体が隠蔽する状態。
沖縄はもちろん日本全体でも騒音問題で訴訟になっているが、飛行差し止めにはならない。
地位協定で飛行を止めることができない。
日本には立ち入り調査はもとより調査権も無い。
板付基地は、米軍基地と供用になっており、滑走路は米軍優先とされている。
沖縄で起こっている問題を解決できないと言うことは、本土での問題も解決できないと言うことである。
奈多ヘリパッドも運用されるようになり自衛隊や米軍が使用する可能性も。
特定秘密保護法で自衛隊の情報はますます判りにくくなっている。
そう言う中で安倍政権は米軍と一体となっている。


【森部聡子さん】
天神でスタンディングを続けている。
今日は宮古島のことを話したい。
沖縄本島から約300km。
山が無い平たい美しい島。
其処に自衛隊が基地を建設した。

1994年7月7日に南西諸島の老幼婦女子10万人を宮古島に疎開させたが
1944年8月に日本軍が3万人が派兵される。
多くの慰安婦派遣されて来た。
戦争には性暴力や部下への暴力が行われる。
防衛大学での暴力訴訟が現在行われている。
1944年10月10日 米軍機動部隊による空爆
1945年2月の艦砲射撃などで島のほとんどが焦土化。

そう言う島に再び自衛隊基地を作る。
2019年3月26日 宮古島 陸上駐屯地開庁。
陸上自衛隊380人が上陸。


【古閑道子さん】
歌詞米軍ジェット機墜落事故について。

1961年12月7日、F100米軍機が香椎宮近くに墜落し5世帯を炎上し4名が死亡。

教職員組合なども積極的に運動を進めた。
1962年3月には10万人集会を開催。
板付基地周囲7kmを人間の鎖で包囲。

沖縄ではその後も墜落事故と住民の死傷が続いている。

香椎での事故を継承して行く必要がある。
誰も知らない状態が広がっている。
私自身もこの事故のことは知らなかった。
九大ファントム墜落事故も忘れられて行くのでは?

福岡市に中学校の放送部がDVDで九大や香椎での米軍機墜落事故をとりあげいる。
令和の時代に引き継いで行く必要がある。

16:46 終了。

ご意見ご質問があれば

氏名不詳
筥松小学校、箱崎中学校に通っていたので、空港の航路の真下。
なので、その事故を全て見ていた。
基地を持って来いとか隣の人に基地をやろうとかは持っての他。
基地は外に出てくれと云うしか無い。

氏名不詳
日米安保は本当に必要か?
米軍がいる限り、米軍のいいように情報が左右される。
絶対に戦争映えしないんだと云う方向を発言し続ける必要がある。
日米安保は要らないと云う方向で訴えて行くべき。

司会:16:55
午後5時に会場を明け渡さなくてはならないことになっているが、
特別な御配慮で延長が許されましたのでもう少し御質問などを。

氏名不詳
あるフリーライターのレポート。
軍隊内外でのレイプ事件は沖縄だけでの問題では無く軍隊のある所にある。

後藤さん 宮崎から来た。工学部出身。
米軍が飛ぶ空域は治外法権。
基地周辺の学校や幼稚園に危険物を落下させても飛行を続ける。
危険なオスプレイも我がもの顔で全国を飛び回っている。
ファントム墜落と同じ状況が続いている。
今も米軍機が福岡空港・板付基地から年間100回近く離発着している。


【パネラーから】

安仁屋さん。
ヘリが編隊を組んで飛んでいる。いつ事故が起こってもおかしく無い状況。
ファントム墜落事故の時は九大の自治が強力で米軍も日本の警察も入れなかった。
その後の沖縄国際大学への墜落時は、すぐさま米軍が入って来て規制した。
そう言う状況に なっている。

宮下さん
レジュメのp16に宮本憲一さんの書簡を紹介しているが、九大の自治は高く評価されている。
沖縄は地上戦の悲惨な経験から本土に沖縄の基地を引き取ってくれとは言えなかった。

岡本茂樹さん
八重山でも一方的な基地建設を進めている。
自衛隊が八重山でできること。
防災とか自衛隊員の消費による経済効果とかが書いてあるが、環境破壊などには全く触れていない。
ネット上では確認可能だがマス・メディアでは取り上げられない。
日本軍は住民を守らなかった。住民を犠牲にして軍人自らを守ろうとした。
岩屋防衛大臣は、「先島諸島が占領されたら自衛隊と米軍は一緒に戦いますよ」と平気で言っている。

司会者取りまとめ。
ノーリターンポイントを超えたしまった訳では無い。
まだ踏ん張れる状況である。

政治的見解は異なっても一緒にやって行こうと言う状況が出て来たことは数十年ぶりであり、これを活かして行きたい。

以上




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テーマ:沖縄米軍基地問題 - ジャンル:政治・経済

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