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政治関連・社会問題などについて書いてゆきます!

市民有志主催 【福岡市議選立候補者による公開討論会】 を聴く

2019年3月24日(日)

 本日、3月24日 福岡市中央区の「ふくふくプラザ・大ホール」にて
【福岡市議選立候補者による公開討論会】があると聞いていたので、
福岡県弁護士会館で開催されていた 映画【愛と法】上映会を途中で
抜け出してきて、この討論会を聴きにきました。

 参加者は残念ながら少なくて30名ほど。
 各地域の公民館などに情報提供しようとしたら「市役所から拒否された」
とのことで、チラシを掲示するどころか置かせても貰えなかったらしい。

 一方で選挙管理委員会は『ウルトラメンキャラクター』まで使用して
(去年の福岡市長選挙の時)投票率UPを謳っているのに、
「市民に関心をもってもらう活動には極めて非協力的な姿勢だった」
と主催者の開会あいさつでの話。

 もちろん、討論会への出席を依頼するために関係各政党・会派にも
連絡はしているのに、政党・会派からの『動員』も無いいようで・・・

 以下に、 iPad によるリアルタイム入力で概要を紹介します。
(3月24日;会場で入力。 文責は報告者による。
 3月25日誤変換修正など加除訂正。
 明らかな誤認や間違いがある場合はコメント欄で御指摘ください)


【福岡市議選立候補者による公開討論会】
2019年3月24日(日)
18:00 〜 21:00

第1部
(18:00 ~ 18:40)
主催者挨拶:
今日の討論会開催にあたり、全ての現職市議会議員および
立候補を表明している方々に声を掛けた処、本日参加の
5名の現職議員と予定候補の方から出席に応じて頂いた。

まず最初に出席議員(候補)の自己紹介および立候補に至った想い。
投票率の低さについての考えなどを意志表明(各5分)。

荒木龍昇議員(緑の党・現職)
倉元達朗議員(日本共産党・現職)
松尾りつこ候補(日本共産党・立候補予定)
清水みちこ候補(無所属・立候補予定)
黒木まりこ候補(無所属;緑の党推薦・立候補予定)


(意思表明内容は略)

FKC-SigiKoukaiToron_20190324-01.jpg


休憩 10分

第2部 (18:50 ~ 20:30)
(この時点で客席を埋めた市民は30名ほど)

主催者が設定した課題に関する出席者による討論 意見表明
各3分で

1.福岡市の開発路線について
(それぞれ3分程度の持ち枠で話された内容の極一部です
 :以下、各課題に対する意見表明も同様)

FKC-SigiKoukaiToron_20190324-03.jpg

荒木龍昇議員(緑の党)
桑原市長時代から受け継ぐアジアのゲートウエイ構想にある。
高島市長になってから安倍政権との繋がりを利用して
規制緩和や特区で大規模事業に予算を注ぎ込む。
人工島の破綻は埋め立て前からわかっていた。
2016年に新たな港湾計画を策定し過度な需要予測を想定。
根拠のない数字を上げて再開発を進めようとしている。
荒唐無稽で将来の計画も無い。

倉元達朗議員(日本共産党)
ロープウェイは6割以上市民が反対。
(市長選挙の際の読売新聞の出口調査)
この計画は利用者予測も過剰に見込んだもの。
人工島には毎年数百億円注ぎ込んでいる。
ウォータフロント計画や天神ビッグバンに掛かる予算規模は
市役所として積算さえされていない。
開発工事に関連する大企業や金持ちは儲かっているが
庶民の可処分所得は、高島市長になってから減っている。

松尾りつこ候補(日本共産党)
倉元達朗議員と同じ会派なので殆ど同様です。
高島市長は『支える福祉』と言いながら
地域や家族に負担を押し付けようとしている。

清水みちこ候補(無所属)
大型開発ではなく、市民の生活に予算を使って欲しい。
ロープウェイ構想について市民に意見を伺った処
「必要とは思わない」が殆ど。
市民が自分の思いを声に出すことでロープウェイを
断念に追い込むことができた。

黒木まりこ候補(緑の党推薦;無所属)
ウォータフロント開発でも天神ビッグバンでも都心部が中心で
南区では交通不便な所がまだまだ多い。
子ども病院が人工島移転して不便になった。
大規模事業よりも市民生活に予算を使って欲しい。

2.高齢者の健康寿命など

倉元達朗議員
高齢者の移動手段を保障することが重要。
高齢者乗車証を廃止しようとしたが市民の運動で廃止を止めさせた。
市民の力として喜びたい。
障害者乗車証を後退させようとしている。
高齢者乗車証の予算は12億円程度。
(市の予算は8千億円。ロープウェイは4百億円?!)

松尾りつこ候補
高齢者乗車証を使われている方は私の周りにも多く、
縮小廃止計画を止めさせる運動をして実現した。
障害者乗車証は通達で実施を決めるようなやり方。
殆どの市民が知らない内にやろうとしている。
外出が厳しい状況の人々に外出の機会を与える
一つの重要な手段である乗車証は重要。
乗合タクシーも実行している事例を見ると非常に便利。

清水みちこ候補
母の介護をしに出向いているが、高齢者乗車証は大事な施策。
福岡市は額が少ないので増額も求めたい。
乗合タクシーも重要。
南区では買い物難民と言われている地域もある。
医療費の軽減にも繋げたい。

黒木まりこ候補
私の知り合いにも高齢者乗車証を活用している方が多い。
南区は交通の便が非常に悪い。
西鉄独占なので、他社も参入させて競争すればサービスが良くなるのでは。
グランドパス65は活用している。(黒木さんは71歳)

荒木龍昇議員
移動の保障は、基本的人権。
高齢者の事故も減らない。
車に代わる移動手段の提供が重要。
公共交通手段だけではカヴァーできない処もあり、乗合タクシーが重要になる。
全体的に移動手段の保障を検討するべきである。
地下鉄は発足当時高齢者の無料化を実施していた。
これは、再開するべきだ。

3.若者対策と子育て

FKC-SigiKoukaiToron_20190324-02.jpg

松尾りつこ候補
大学生に返済不要の奨学金を!と言う政策は重要。
借金地獄、返せなくて自己破産する若者が多数出ている。
福岡市でも返済不要の奨学金を設けるべき。
家賃の補助制度が重要。
私の姉も保育士だし母も保育士をやっていたが保育士の就労実態は厳しい。
待遇の改善は急務。
保育所を増やすのは重要だが、そこで働く保育士が足りないと言う悲鳴が
保育士から上がっている。
クォーター制度に関して、地方議員は日本共産党が最も女性議員が多い。

清水みちこ候補
保育士の資格は持っているけれど出産後は続けていない、
または、続けられない方が多い。
自分の子どもを保育所に預けてまで保育士を続けるのは無理。
キツイ労働に値する収入が保障されていない。
国民健康保険料が高過ぎて入る気にならないことから無保険者に!
引き下げが急務。
安心して出産子育てができる制度改革が必要。
保育所でも『ワンオペ保育』になっている処もあり不安も出ている。
(『ワンオペ保育』とは一人しか保育士が居ない状態)
厳しい状況に追い込まれ、虐待に至ることもあり。

黒木まりこ候補
教育は大事な根幹。返済不要の奨学金は重要。
光円寺では返済不要の奨学金を出すことにしたと言う。
寺院がやれることを行政がやれないはずがない。
保育士の給料をもっとあげるべき。
女性議員が0.4%。19名しか立候補していない。
ノルウェーや台湾では4割前後が女性議員。

荒木龍昇議員
教育は国民の権利であり本来教育は全て無償とするべき。
現在返済の負担が高い人々にも減免処置を行うべきだ。
保育士処遇が問題になっている。
高校生まで医療費の無料化をしている自治体もあるので福岡市でも実施可能。
国民健康保険料が高い問題については予算の繰り入れも必要。
日本の女性議員比率は世界でも下から数えた方が早い。

倉元達朗議員
奨学金については返済不要の奨学金制度を直ちに実施。
札幌市では実施できている。
保育士と保育所の不足。遊休市有地はいっぱいある。
認可保育園の建設が重要。保育士の待遇改善も急務。
保育士への家賃補助が漸く実施されたが、月僅か1万円。
非正規保育士や調理員には補助せず差別を持ち込むセコイやり方。
国民健康保険料が高過ぎる問題もすぐに解決すべきだ。
日本共産党は1兆円の公費を投入すべきだと政策に掲げている。

4.コミュニティについて

清水みちこ
『地域包括ケアシステム』は国の方策として出されているが
それを誰が支えるかが重要。
私も地域で活動しているが福岡市は民間任せと言う感じがしている。
行政としては殆ど援助していない。
民生委員への負担が大きくなっている。
成り手も少なくなっていて活動がやり難い状態。
行政が責任を持って進めるべきだ。

黒木まりこ候補
町内会の組長が回ってきた。13名の対象者の半分以上がお年寄り。
以前のような連帯感が無く、回覧を回すだけ。

荒木龍昇議員
支え合うと言う口実の元に行政がやるべき業務をボランティア的に
下請けを強要する結果となっている。
町内会は任意組織なので、新たな会員の獲得にも問題がある。
欧州では専門の職員が配置されている。
地域に丸投げせずサポートをして行く必要がある。
地域コミュニティと言う名の下で下請け丸投げが進められている。
市としては『アンケート活動』などを行なっているようだが活かされているか?

倉元達朗議員
福岡市が自治会とか自治協とかに依頼している業務は年間五百。
一日平均でも1・2件毎日処理する仕事が押し付けられている。
不公平な関係を変える必要がある。
『配る福祉から支える福祉へ』と高島市長は言うが
福岡市が支えるのでは無く 町内会などにボランティアとして
支えさせる丸投げ状態。
本来のご近所付き合いがコミュニティであり
行政の業務を下請けさせることではない。
(福岡市としては「配らない支えない」と言うのが実態)

松尾りつこ候補
私自身は自治協と町内会の違いが良く解っていないので
地域の人に聞いた話では高齢者ばかりで運営できる人々が居ない。
団地発足時は若い人々が移住してきた地域が数十年経って
高齢化している処が沢山ある。
市営住宅に若い人々が入れるようにするべき。

5.市民に開かれた市の予算策定
八千億にものぼる予算の策定方法。
鳥取県では平成23年から実施されている。
福岡市では人工島に毎年百億以上も注ぎ込んでいることも知らされない。

FKC-SigiKoukaiToron_20190324-04.jpg

黒木まりこ候補
市長と議員の間で勝手に決めて使わないで欲しい。
市民としては納得できない。

荒木龍昇議員
北九州でも重要予算については公開して市民に意見を聞いている。
市民参加予算が欧州では行われているが、市民の施策要望を検討する方式もある。
韓国では公募市民と行政から指名された要員が一緒に検討する場がある。
最終的には市長決裁が多いが。
税金の使い方について議会や市民が監視する必要がある。
政令市の場合は遅くとも一週間前には議会に提示しなければならない。

倉元達朗議員
市の予算策定に市民が参加すると言う方向性は賛成。
予算の無駄遣いなどを指摘できる場で無ければ意味が無い。
ウォータフロントなど市の重要事項への異議は認めないような
『公開』を市民参加の口実づくりの場にしてはならない。
(『市民参加』をアリバイ作りにしてはならないとの意味らしい)

松尾りつこ候補
膨大な予算を議員が見るのに議会に提示後一週間は短い。
市民の目で見ることは重要。
議員以上に各分野に詳しい有識者も居るので開かれた場は必要。

・・・・・・・・

質疑応答

Q:民生委員の活動負担の厳しさを理解して欲しい。

原発の危険性も取り上げて貰いたい。

A:倉元達朗議員
原発は絶対無くさなければならない。
原発は国策だからと逃げるような市長は辞めて貰わなければ!
市民の命を守るのが市長の最重要な仕事!

Q:ロープウェイをやめさせたのは良かったが、
まだ老朽化しいて居ないビルを壊して建て替える天神ビッグバンは
余り問題にしている市民は多く無いようだが。

Q:「ウォータフロント」の意味がわからない。
水道民営化と関係のある用語か?

A:荒木龍昇議員
「ウォータフロント」というのは港湾部の再開発のこと。
築港地区にはマリンメッセや高度化倉庫などを建設してきた。
クルーズ船の岸壁も造った。
さらに箱崎ふ頭を再開発して須崎埠頭の機能を移転。
須崎地区を再開発して商業施設や観光施設を建てようと言う話。
破綻するのは目に見えている。

A:倉元達朗議員
ウォータフロントNEXTは、総事業費も不明で大反対。
破綻すると私も思うが、税金は投入されるんですよ!
市議選を通じて市民に訴えて行きたい。

A:荒木龍昇議員
水道法(民営化)の問題も出されたが各国で失敗している。
浜松市での実施状況を見てきたが酷い状況。
儲かる処だけに民間が入る。その上重層下請け。
福岡市の水道事業は良好な状況なので民営化を狙われている。

Q:こう言う討論の場を作る時には行政を巻き込む必要がいる。
町内会の集会所等もっと小規模でも開催して行政からも来て貰うなど。

A:荒木龍昇議員
議会として議会報告会を地域で開催するとか市民懇談会を開催して
市民の声を行政に伝えている自治体もいくつかある。
市民が行政や議会を身近に感じて貰う必要がある。
そう言う積み重ねで議論の幅を広げて行くしか無いのでは?

(以上、iPad によるリアルタイム入力での報告終わり)


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テーマ:政治・地方自治・選挙 - ジャンル:政治・経済

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