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JUNSKY blog

政治関連・社会問題などについて書いてゆきます!

飲食店などで不適切な映像を撮ってSNSにUPする『お馬鹿』の件

2019年2月13日(水)

非正規バイト依存の飲食店などで起きている
不衛生・不適切動画のSNS投稿問題について。

大元は自分たちを安くこき使っている雇い主
企業(多くはブラック企業)に対して
信用低下による損失を与えて『一矢報いる』
と云う考え(浅薄ではあるが)からだろう!

損害賠償で何億円も請求されると云う想定も
することなく、面白がっている処はお馬鹿だ!

自分が働いている会社に愛着や誇りがあれば、
あんな『お馬鹿な投稿』をするはずがない。
愛着や誇りが持てない使い捨て同様の働かせ方
に『SNS暴動』と云う形で抗議行動をしている
とも考えられる。

正社員として適正な教育・訓練と処遇を行って
いれば、こういう『馬鹿騒ぎ』は起こらない!

以下は、リテラの記事の抜粋。
前半(引用していない)はちょっと甘すぎるが、
非正規バイトを使い捨てて安上がりに儲けを謀る
ブラック企業体質を批判しており賛同できる。

     ********

不適切動画でバイトの若者だけを血祭りにあげ、
訴訟表明の企業を擁護するマスコミとネットはおかしい!

 リテラ・編集部-2019年2月13日(水)
  https://lite-ra.com/2019/02/post-4544.html


**************

2月14日追記

この問題では、2月14日付の【DIAMOND online 】でも
ノンフィクションライターの窪田順生さんが、低賃金との
密接な関係を長文の論述している。

「バイトテロ」と「低賃金」の密接な関係、犯人処罰だけでは泥沼に
 窪田順生:ノンフィクションライター 
 DIAMOND online - 2019年2月14日

 (記事後半の『続き』を御覧ください)

まずは、リテラ記事の抜粋です。

不適切動画でバイトの若者だけを血祭りにあげ、
訴訟表明の企業を擁護するマスコミとネットはおかしい!

 リテラ・編集部-2019年2月13日(水)
  https://lite-ra.com/2019/02/post-4544.html


(前略;長いです)

【問題の本質は、企業のコストカット、非正規雇用への依存だ】

 実際に複数の動画の状況を確認すると、周囲に社員などの監督者がおらず、バイトに現場をまかせっきりの時間帯があったことが伺えるが、これは企業側によるコストカットの結果、起きていることだろう。
 言い換えれば、騒動を受けて信頼を落としたのは、そうした非正規労働者に依存しているという構造的問題が原因であって、損害賠償等をアルバイトに請求しても抜本的な解決にはならない。

 事実、今回の“バイト不祥事”で騒動となっている企業のなかには、以前から“ブラック労働”の実態が指摘されてきた会社が少なくない。
(中略;具体的に企業名を挙げて検証)
 外食産業、コンビニ大手等では、アルバイトは責任や労働と見合わない安い時給で働かされているところも少なくない。そのストレスが、相次ぐ「バイト不祥事」の遠因となっているのではないかという疑念も頭をもたげてくるのだ。

 いずれにしても、安価な労働力を求め、バイト等の非正規労働者に過重な責任を担わせているという構造的問題への視線が、いま、SNSやマスコミで巻き起こっている“リンチ”のなかにはまったくない。
 そもそも、不安定雇用であるバイトに対して、正社員並みの愛社精神や職業意識を求めるということ自体に無理があると思うが、そういった視点の意見もほとんど出てこない。
(中略)
 テレビなどのマスコミが企業の責任を追及しないのは、明らかにバイトが不祥事を起こした企業が大口のスポンサーだからだろう。つまり、政権批判や大企業批判ができないため、そのかわりにお手軽な“バイト叩き”に精をだしているにすぎない。
(中略)
 眉をひそめるような行為が相次いでいで話題になっているなかだからこそ、冷静にその背景を検討しなければならない。
(編集部)








***************

『続き』

「バイトテロ」と「低賃金」の密接な関係、犯人処罰だけでは泥沼に
 窪田順生:ノンフィクションライター 
 DIAMOND online - 2019年2月14日
 

 バイトテロをした若者に法的措置をする企業の動きに注目が集まっている。確かに犯人が悪いのは言うまでもないが、この手の非正規従業員による不祥事の大半は、動機に「低賃金や劣悪な労働環境への不満」がある。今後、外国人労働者に低賃金労働をさせようと目論んでいる日本では、彼らによる「テロ」も覚悟しなければならず、その際には「国際人権問題」にまで発展するリスクをはらんでいる。
(ノンフィクションライター 窪田順生)


「バイトテロ銘柄」は
特定業種に偏っている


くら寿司のくらコーポーレーションは犯人2人に対する法的措置の準備に入りました
くら寿司、セブン-イレブンなど、「バイトテロ」銘柄は明らかに低賃金業種。実際、企業不祥事の現場では、はるか昔から「低賃金が不祥事の温床になる」ことは常識である Photo by Akiko Onodera
「バカ」を「見せしめ」として吊るし上げればメデタシ、メデタシで終わる類の話なのか――。

 いわゆる「不適切動画」を投稿したバイト従業員に対して、一部の企業が再発防止と信用回復のために「法的措置」を取ると表明したことが、大きな波紋を呼んでいる。

 労働問題の専門家が、この問題の背景にはバイト従業員の低賃金・低待遇があるとして、法的措置をとる前に待遇改善をすべきではないかと見解を示すと、法的措置を支持する方たちが、「バカをやった本人が悪いのに、環境のせいにするな」「そのうち安倍政権が悪いとか言い出すぞ、これだからサヨクは」と全否定するなど、バチバチのバトルに発展しているのだ。

 個人的には、法的措置支持派の方たちのおっしゃることには非常に共感できる。個人の犯罪行為を「世の中が悪い」「政権が悪い」という方向に持っていくことは、問題をうやむやにすることにしかならない。

 我が子を虐待死させる親は、不幸な生い立ちや育児ストレスが…などという言い訳ができないほど厳罰に処してほしいし、統計不正問題も、政権や大臣の責任問題うんぬんの前に、不正がスタートした時点まで遡って、官僚の不正・隠蔽体質を徹底的に追及すべきだとも思う。

 ただ、今回のケースは、これらの話とはちょっと違う気がしている。

「バカは訴えられないとわからない」派の方たちは、「バイトテロ」と「賃金」は因果関係がないと叫んでいるが、残念ながら必ずしもそうとは言えないからだ。

 従業員が勤務中にSNSで不適切な写真、動画を投稿するという問題が注目を集め始めた2013年から今日に至るまで、「バイトテロ」が世間を賑わせた企業をざっと羅列してみよう。

 ピザハット、ピザーラ、ローソン、セブン-イレブン、ファミリーマート、ブロンコビリー、バーガーキング、すき家、ビックエコー、TSUTAYA、そして今回大きな注目を集めた、くら寿司。この中には複数回「テロ」の憂き目にあっている企業もあるが、大まかに分けると、「フード系チェーン」「コンビニ」「ビデオレンタル」「カラオケボックス」という業種が浮かび上がる。

バイトテロの被害企業は
明らかにバイト賃金が安い


 これらの企業名を見てピンときた方も多いだろう。そう、学生からは「時給の安いバイト先」として知られている業種なのだ。

 もちろん、「火のないところに煙は立たない」ではないが、これらの企業が「低賃金労働」だということは、客観的データが雄弁に物語っている。

 リクルートジョブズの調査研究機関「ジョブズリサーチセンター」は、「TOWNWORK」「fromA navi」などに掲載された全国の求人情報を抽出し、募集時の平均時給を割り出している。その2018年12月度の全国の平均時給をみると、さまざまな業種で1000円以上となっている中で、「974円」とダントツに低いのがフード系である。

 首都圏・東海・関西という三大都市圏を対象とした「職種別平均時給」という細かいデータを見ていくと、さらに興味深い事実が浮かび上がる。

 あらゆる職種の中で、「909円」とダントツで低いのが「CD・ビデオレンタルスタッフ」となっており、「974円」で「コンビニスタッフ」、「986円」の「ファーストフード」、「990円」の「レジ」、そして「999円」の「洗い場・パテントリー」「調理・コック・板前(見習い含む)」と続くのである。ちなみに、この序列は「バカッター」騒動が注目を集めた2013年もほぼ変わっていない。

 何をか言わんやであろう。他業界と比べて、平均時給が際立って低いこれらの職種は、ほぼ例外なく「バイトテロ」の舞台となっている。

 調理する魚をゴミ箱に投げ捨てる。唐揚げを厨房の床に擦りつける。レジ横のおでんに悪戯をする。CDレンタルに訪れた客の個人情報を晒せると暴言を吐く――。これらの愚かな行為は、すべて低賃金労働の現場で発生しているのだ。

 一部の有識者が指摘するように、この問題の原因が「日本の若者の情弱化」だというのなら、もっと広範囲の業種で「バイトテロ」が起きていなくてはならない。しかし、限られた業種で起きているのだから、この業種に特有の要因が、バイトテロ発生に影響を及ぼしていると考えるのが筋ではないのか。

 ということを言うと、「そんなのはこじつけだ!時給が低くても真面目に働いているバイトだってたくさんいる。そういう方たちへの冒涜だ!謝罪しろ!」と極論に走りがちな人がいるが、筆者は何も、時給の低いバイトをしている方たちがすべて「バイトテロ予備軍」だ、などと主張したいわけではない。

「低賃金」が引き起こす待遇への不満が、従業員に「バカなことだけど、いいか、やっちまえ」と背中を押している――つまり負の「やる気スイッチ」のような役割になっていないか、ということを申し上げたいのである。

従業員不祥事の動機トップは
ダントツで「低賃金」


 そんなバカなことがあるのかと思うかもしれないが、企業危機管理の世界では、これはSNS登場以前の、はるか昔からある従業員不祥事の王道パターンなのだ。

 わかりやすいのが「バカッター」騒動後に発覚して、世間を騒がしたアクリフーズ(現・マルハニチロ)の冷凍食品に農薬が混入されていた事件だろう。

 当初、同社は安全管理を徹底していると内部犯行を否定していたが、フタを開ければ、犯人は生産ラインに携わる契約社員で、動機は「低賃金」への不満だった。事件が発覚する2年前、給与体制が変わったことで年収が大きく減っており、年収200万で月給は約14万と報じられた。

 もちろん、だからといって農薬を混入するなど許されるわけがない。同じ賃金でも文句を言わず、手も抜かずに真面目に働く方たちも、当時のアクリフーズにはたくさんいらっしゃったはずだ。この犯罪行為の責任はすべて、契約社員個人にあることは明白だ。

 だが、その一方で、この契約社員もそれまでは「テロ」に踏み切らず、まともに働いていたということを考えると、「低賃金」が愚かな行為の背中を押した、という動かしがたい事実もあるのだ。

 実は、こういう話は非常に多い。アクリフーズのように大ニュースにならないだけで、日本中で大なり小なり日常的に起きているのだ。筆者も報道対策アドバイザーとして、さまざまな企業で「従業員・バイト」にまつわるトラブルの対応にあたったが、動機は「給料・待遇の不満」が圧倒的に多いのだ。

 この傾向は「バイトテロ」にも見られる。2015年にSNSに不適切動画を投稿した「すき家」の女性バイトは、愚かな行為だけではなく、こんなつぶやきもしている。

「あーあ、クソバイトだ」

 皆さんも学生時代を思い返していただきたいが、バイトを「クソ」と思う理由は「賃金」だけではない。しかし、その不満というのは「時給アップ」でかなり緩和されるのも事実なのだ。

 だが、こういう話をどんなに声高に主張したところで、世の中的には、「バイトテロ」と「賃金」の因果関係はなかなか受け入れられることはないだろう。

外国人労働者に低賃金労働を
押し付けることの愚かさ


 似たような悲劇が繰り返されているにもかかわらず、「しつけ」の名目で我が子をボコボコにする親が後をたたないことからもわかるように、日本では「大人の命令を聞かないバカな若者は、痛い目に遭わせて分からせるしかない」という教育哲学が骨の髄まで染みついている。

 不適切動画を投稿した若者を全力でたたき、クビにした元バイトを訴えて国民は拍手喝采――という大きな潮流はもはや止められないのではないか、と個人的には思っている。

 そこで気になるのが、この流れの先に突き当たるであろう「危機」のことだ。勘のいい方はもうお気づきだろう、外国人労働者による「テロ」だ。

 ご存じのように、今年から人手不足業界に続々と外国人労働者が投入されていくわけだが、なぜこれらの業界が「人手不足」となっているのかというと、「低賃金・低待遇」で日本の労働者たちから敬遠されるという、いわゆる「雇用ミスマッチ」が起きているからだ。

 これまで見てきたように、低賃金への不満が「バイトテロ」のトリガーになっている、という現実に鑑みれば、日本人の代わりに、低賃金や低待遇の仕事を押し付けられる外国人労働者が同じような事件を起こしても、何の不思議もない。

 ほとんどの日本人は、「外国人労働者」と聞くと、貧しい暮らしの中で、憧れの国・日本にやってきて、嫌な仕事も文句ひとつ言わずにキビキビ働く「おしん」のような奉公人のような人たちだと勘違いしているが、実はそんなことはない。

 低賃金や低待遇の仕事を押し付けられたら、日本の労働者と同じように不満を抱く。多くの外国人技能実習生が職場から失踪しており、しかも動機の67%が「低賃金」という法務省調査がすべてを物語っている。

外国人労働者テロが起きたときは
国際的な人権問題になるリスクも


 そして、やっていることも日本の若者と特に変わらない。スマホを持ち、SNSを介して遠く離れた友人たちと、たわいもないやり取りをする。その中には当然、「悪ふざけ」をする者もいる。

 それはつまり、低賃金や低待遇で不満を抱えた外国人労働者が「こんな仕事、クビになってもいいや」と、友人との悪ノリで不適切動画を投稿することだってあるということだ。そういう「外国人労働者テロ」が起きた時、果たして我々の社会では、どういう世論が巻き起こるのか。

「日本の社会ルールに従えないような不良外国人はさっさと追い出せ!」

「再発防止のため、企業に損害を与えた外国人労働者は法的措置など厳しい対策をとれ!」

 もちろん、外国人労働者側も黙っていないだろう。そもそも日本人も嫌がるような劣悪な労働環境や低賃金労働を強いている事業者や、日本政府が悪いというロジックを展開して、場合によっては、「徴用工」問題のリバイバルのように騒ぐ者もいるかもしれない。

 賃金アップできない業界はたいてい、過当競争にさらされている。しかし、事業者たちが、事業の整理や統廃合という根本的な解決をせず、安易に外国人労働者を投入することは、日本の労働者が直面しているパワハラ、セクハラ、低賃金での過重労働という諸問題を、「国際的な人権問題」に格上げして、世界に日本の「恥」を広めることにしかならないのだ。

 理不尽だと思うかもしれないが、「移民政策」を選んだのは他でもない我々なのだ。

 戦争、紛争、憎しみ合い…激しく対立する者たちというのは古今東西、必ずこういうことを叫んでいる。

「先に攻撃したのはあっちだ」

「バイトテロ」という問題もこれと同じで、「企業」と「労働者」という、どちらの立場に立つかによって、景色がまったく違って見える。

 正直、筆書にはどちらが「正義」なのかはわからない。ただひとつだけ言えるのは、今回のように「バカ従業員には報復せよ」という企業が増えたことで、この国にまたひとつ、終わりの見えない戦いが始まったということだ。




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テーマ:格差社会 - ジャンル:政治・経済

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