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警察幹部が業者と癒着して多額の公務外の報酬を得ていた!西日本新聞スクープ

2019年1月12日(土)

この記事は西日本新聞【特命取材班】 に寄せられた『公共通報』を元にした
1月8日以来の西日本新聞のスクープ記事のようだ。

現在は、他の メディアも後追いしているようであるが。

警察幹部が業者と癒着して 執筆に対する『原稿料』と称して、公務外の報酬
(謂わば裏金)を副業として受け取っていたと言うもの。

警察官を含む公務員の『副業』は禁止されているとのこと。


(以下は西日本新聞のスクープ記事の紙面の切り取り)

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警官の執筆料授受問題特設サイト
西日本新聞
https://www.nishinippon.co.jp/keyword/791

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警官467人に執筆料1億円超 
副業禁止抵触か 昇任試験問題集の出版社
西日本新聞 ー 2019年1月8日
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/anatoku/article/477808

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(上記は1月8日付けの第一報記事。
以下は、1月10日,1月12日の続報記事の紙面の切り取り)

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警官執筆料、頻度と量もはや副業 試験問題集
 職務専念、公正執行の義務に疑念
西日本新聞 ー 2019年01月11日 06時00分


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36警官が1年超毎月執筆料 58カ月、
月額137万円も 識者「違法な副業明らか」
西日本新聞 ー 2019年01月11日 06時00分
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/anatoku/article/478584





・・・・・・・・・

警官467人に執筆料1億円超 
副業禁止抵触か 昇任試験問題集の出版社
西日本新聞 ー 2019年1月8日
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/anatoku/article/477808

 警察庁と17道府県警の警察官が、昇任試験の対策問題集を出版する民間企業の依頼を受け、問題や解答を執筆して現金を受け取っていたことが西日本新聞の取材で分かった。企業の内部資料によると、過去7年間で467人に1億円超が支払われていた。最も高額だった大阪府警の現職警視正には1500万円超が支払われた記録があった。取材に対し複数の警察官が現金授受を認め、一部は飲食接待を受けたことも認めた。識者は「公務員が特定業者の営利活動に協力するのは明らかにおかしい。業者との癒着が疑われる」と指摘する。

 この企業は「EDU-COM」(東京)。関係者によると、内部資料は同社が作成した2010年1月~17年3月の支払いリスト。警察官467人の氏名や執筆料、支払日が記され、ほとんどが警部以上の幹部だった。執筆料は、階級に応じた単価にページ数を掛けて算出していた。

 最高額の大阪府警の現職警視正は7年間で1万8778㌻分執筆していた。このほか、宮城県警の警視正と京都府警の警視がそれぞれ約500万円、千葉県警の警部が約317万円など。福岡県警の最高額は本部所属の警視で2年間に約80万円、熊本県警は警視級の署長で4年間に約250万円だった。

 複数年にわたって執筆し、50万円以上を受け取った警察官は41人で合計額は約8150万円に上った。執筆料が多額に上るケースでは、リストに載る警察官が窓口役で、複数で執筆を分担した可能性がある。

 一方、巻頭言や設問を1回だけ執筆した警察官が半数を占め、大半の執筆料が数千~2万数千円だった。

 公務員の副業は原則禁止されている。警察庁と各警察本部に情報公開請求したところ、いずれも副業許可は出ていなかった。地方公務員法(兼業の禁止)などに抵触する恐れがあるが、警察庁などは「個別の事柄についてはコメントを差し控える」と回答した。

 取材に対し、複数の警察官が「小遣い稼ぎだった」「上司から頼まれて断れなかった」と認めた。同社側もいったんは事実関係を認めたが、その後は「個人のプライバシーに関わるので、これ以上は答えられない」と取材を拒否した。

 同社のホームページには「法律のスペシャリスト」が問題集を作成しているとあるが、関係者は「警察内部の通達や規定は公表されないことが多い。捜査など実務に関する設問を自前で作るのは難しく、警察官に頼んでいた」と証言した。

 同社は09年設立。昇任試験の対策問題集「KOSUZO」(コスゾー)を毎月発行し、全国向け「全国版」と、大阪や福岡など10道府県警に特化した「県版」がある。市販はしていない。民間調査会社によると、社員数は20人程度。販売部数は不明だが、年商は数億円とみられる。

小遣い稼ぎ、悪質だ 田中孝男・九州大大学院教授(行政法)の話

 公務員が特定業者の営利活動に協力するのは不公正だ。金銭が伴うと業者に取り込まれる恐れがあるし、癒着の温床にもなりうる。組織として昇任試験対策の問題集を必要としているのなら、公的な手続きを経て無報酬で執筆すればいい。
 公務員には職務専念義務があり、公務に支障を来しかねない副業は制限されている。勤務時間外でも無許可で反復・継続的に執筆していれば、国家公務員法や地方公務員法に抵触する恐れがある。反復・継続的の判断は各行政機関の裁量に委ねられているが、同じ年に2回執筆していれば該当しうる。今回のケースは頻度や報酬額からみて小遣い稼ぎの要素が強く悪質だ。
 執筆料が年間20万円を超えていれば確定申告が必要で、仮にしていなければ脱税だ。法律を取り扱う警察官は特に襟を正さなければならない。

【ワードBOX】昇任試験
 地方公務員法に定められた昇任のための競争試験。各警察の内規に基づき、巡査部長、警部補、警部の3階級で毎年実施される。警視への昇任は選考だが、人選のため筆記試験を行う警察もある。試験問題は各警察が部内資料などを基に作成。科目は、憲法や刑法など法律に関する知識を問う「法学」と、刑事や生活安全、交通など各部門の「実務」がある。実務は各警察の施策や治安情勢に応じた内容になっている。試験方法は択一式と論文の両方を採用するケースが多い。国家公務員試験を受けて警察庁に採用されるキャリア警察官には昇任試験はない。

=2019/01/08付 西日本新聞朝刊=



36警官が1年超毎月執筆料 58カ月、
月額137万円も 識者「違法な副業明らか」
西日本新聞 ー 2019年01月11日 06時00分
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/anatoku/article/478584

 警察庁と17道府県の警察官が、昇任試験の対策問題集を出版する「EDU-COM」(東京)から原稿執筆料を受け取っていた問題で、12カ月以上、毎月執筆料が支払われていた警察官が少なくとも36人いることが、同社作成の支払いリストで明らかになった。このうち1500万円超を受け取ったとされる大阪府警の警視正には4年10カ月にわたって毎月支払われ、月の最高額は約137万円に達していた。いずれも副業許可を受けておらず、地方公務員法(兼業の禁止)違反などに当たる可能性が高い。

 リストによると、同社は2010年1月~17年3月、警察官467人に原稿執筆料として計1億円超を支払っていた。このうち36人は、問題集の全国版と各県版を執筆。内訳は、全国版12人▽兵庫版7人▽埼玉版5人▽大阪版3人▽北海道、千葉、京都版各2人▽奈良、愛知、神奈川版各1人-だった。

 大阪府警の警視正は10年2月~17年3月に1万8778ページを執筆し、合計額は約1517万円。12年7月以降は毎月14万円以上が支払われていた。

 奈良県警の元警視は現職だった13年1月~17年3月、51カ月連続で計約407万円。東北管区警察局に出向中の宮城県警の警視正には12年8月~17年3月、年10回前後、月当たり約2万~50万円が支払われ、合計は約500万円だった。

 執筆料は階級に応じた単価にページ数を掛けて計算されており、月10万円以上支払われたのは34人だった。階級が警部の場合、月138ページ(200字詰め、約2万7千字)以上執筆していたことになる。

 福岡県警では、特定部署の警部が、毎年3月発行の「福岡論文直前対策集」の設問と解答を執筆。13~17年にこのポストに就いた3人には、年1回の執筆で各40万円が支払われていた。同社関係者によると、この直前対策集は「そのまま(試験に)出る」との評価もあり、執筆料は割高に設定されていたという。

 熊本県警の警視級の署長には13年2月~17年3月、年1~4回支払われ、総額は約250万円。最も分量が多い月は495ページ(約40万円)を執筆していた。

 公務員の副業に詳しい亜細亜大法学部の室井敬司教授(公法学)は「繰り返しの執筆はもちろん、1回限りでも、分量が多ければ公務に支障が出る。警察本部長など任命権者の許可がない限り、明らかに違法な副業だ」と指摘している。

=2019/01/11付 西日本新聞朝刊=




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