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政治関連・社会問題などについて書いてゆきます!

皇位継承儀式『大嘗祭を国費で賄うのは疑問』秋篠宮が積極的な発言!

2018年11月30日(金)

今朝の西日本新聞を見てビックリした!

第1面TOP記事で、秋篠宮殿下が皇位継承儀式の大嘗祭は
宗教的色彩が強く国費で賄うのは憲法上疑問が有る!
との趣旨の発言を誕生日記者会見と云う公式の場で行った、
と言うビッグニュース!

次の皇太子(皇嗣)となる秋篠宮が、この発言をすることが
政教分離を定めた日本国憲法の規定に反するかどうかとの
意見もあるが、秋篠宮は皇族ではあっても憲法に規定される
存在ではないので違憲ではないと横田耕一氏の見解もある。

いずれにせよ、皇族が皇位継承儀式の簡素化を求め、
国費投入を批判した事の意義は大きいと思います‼️
・・・・・・・・・・

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【大嘗祭に国費の支出は疑問】秋篠宮の記者会見記事
本日(2018年11月30日)付け 西日本新聞紙面の写メ
1面TOP記事

大嘗祭、国費支出に疑問 秋篠宮さま「宗教色強い」
西日本新聞 ー 2018年11月30日 10時09分
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/469448

 秋篠宮さまは30日、53歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち東京・元赤坂の宮邸で妻紀子さまと共に記者会見し、天皇の代替わりに伴う重要祭祀「大嘗祭」について「宗教色が強いものを国費で賄うことが適当かどうか」と指摘し、さらに「できる範囲で身の丈に合った儀式」にすることが「本来の姿」と持論を明かした。宮内庁の山本信一郎長官らに意見を伝えたが「話を聞く耳を持たなかった。残念」と批判した。

 政府は4月、平成の代替わりを踏襲し、大嘗祭を「公的な皇室行事」と位置付け、皇室の公的活動費「宮廷費」から費用を支出することを閣議で了解した。
(WEB記事は短いが、西日本新聞紙面では、第1面TOP記事、第3面、第29面と相当突っ込んだ記事でした。 )



上の記事から、大嘗祭に関する発言要項部分を拡大して掲載。

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秋篠宮さまの発言に波紋 戸惑いや不満、擁護も
西日本新聞 ー 2018年11月30日 11時48分
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/469569

 秋篠宮さまが、天皇の代替わりに伴う重要祭祀「大嘗祭」への国費支出に疑問を示された発言が波紋を呼んでいる。記者会見の内容が公となった30日、秋篠宮さまの政府決定への異論に、政府関係者らの間では戸惑いや不満が広がる一方、識者からは「一つの見識」と擁護する声も上がった。




国政に対する天皇の発言は憲法上疑義があり、
一昨年夏の天皇の御言葉にも様々な評価があったが、
天皇では無い秋篠宮には憲法上の規制は無いとのこと。
(横田耕一 九州大学名誉教授ほかの話し)

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昭和史研究家で作家の保阪正康氏は日刊スポーツで次のように話されている。

ノンフィクション作家の保阪正康氏は
「政府はまともな議論をしないまま、前例を踏襲すると早々に決めてしまった」と指摘。
「発言は、政教分離についてきちんと考えてほしいという、皇室側の強いメッセージだと受け止めた」
と話した。




毎日新聞による秋篠宮さまの記者会見全文を読むと、
自身も憲法との関係は良く考えた上での発言らしい。

皇室:秋篠宮さま53歳に ご夫妻の記者会見全文 ‬
‪毎日新聞 ー 2018年11月30日‬
‪https://mainichi.jp/articles/20181129/mog/00m/010/011000c‬

(一部抜粋)
 秋篠宮さま 行事、そういう代替わりに伴う行事で、いわゆる国事行為で行われる行事、それから皇室の行事として行われるものがあります。国事行為で行われるものについて、私が何かを言うことができるかというと、なかなかそういうものではないと思います。そういうものではないんですね。一方、皇室の行事として行われるものについてはどうか。これは、幾つかのものがあるわけですけれども、それについては、ある程度、例えば私の考えというものもあっても良いのではないかなと思っています。

 --具体的に。

 秋篠宮さま 具体的にもし言うのであれば、例えば、即位の礼は、これは国事行為で行われるわけです、その一連のものは。ただ、大嘗祭(だいじょうさい)については、これは皇室の行事として行われるものですし、ある意味の宗教色が強いものになります。私はその宗教色が強いものについて、それを国費で賄うことが適当かどうか、これは平成のときの大嘗祭のときにもそうすべきではないという立場だったわけですけれども、その頃はうんと若かったですし、多少意見を言ったぐらいですけれども。今回も結局、そのときを踏襲することになったわけですね。もうそれは決まっているわけです。ただ、私として、やはりこのすっきりしない感じというのは、今でも持っています。整理の仕方としては、一つの代で一度きりのものであり、大切な儀式ということから、もちろん国もそれについての関心があり、公的性格が強い、ゆえに国の国費で賄うということだと。平成のときの整理はそうだったわけですね。ただ、今回もそうなわけですけれども、宗教行事と憲法との関係はどうなのかというときに、それは、私はやはり内廷会計で行うべきだと思っています。今でも。ただ、それをするためには相当な費用が掛かりますけれども。大嘗祭自体は私は絶対にすべきものだと思います。ただ、そのできる範囲で、言ってみれば身の丈にあった儀式にすれば。少なくとも皇室の行事と言っていますし。そういう形で行うのが本来の姿ではないかなと思いますし、そのことは宮内庁長官などにはかなり私も言っているんですね。ただ、残念ながらそこを考えること、言ってみれば話を聞く耳を持たなかった。そのことは私は非常に残念なことだったなと思っています。



私は、この発言を評価したいと思います。

西日本新聞では、第1面TOPだけでは無く、第3面、29面も
使って詳しく報道しています。

以下に紙面の写メを掲載します。


【西日本新聞 第3面】

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【西日本新聞 第29面】

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【関連記事】

‪皇室:秋篠宮さま 大嘗祭「宗教色強い」公費に否定的見解 - ‬
‪毎日新聞 ー 2018年11月30日‬
‪https://mainichi.jp/articles/20181130/k00/00m/040/144000c‬

 秋篠宮さまは30日、53歳の誕生日を迎えられた。これに先立って紀子さま(52)と行った記者会見で、来年5月に即位する新天皇が五穀豊穣(ほうじょう)を祈る皇室行事「大嘗祭(だいじょうさい)」について「宗教行事と憲法との関係はどうなのかというときに、やはり(天皇家の私的生活費である)内廷会計で行うべきだと思う」と述べた。政府は公費(宮廷費)を充てる方針を決めている。皇族が政府の判断に否定的な見解を公言するのは珍しい。

 代替わりに伴う行事への考えを聞く記者の質問に答えた。大嘗祭は来年11月14~15日に皇居で行われる。

 秋篠宮さまは会見で、大嘗祭への公費の支出に「宗教色が強く、(平成の代替わり時も)そうするべきではないという立場だった。すっきりしない感じは今でも持っている」と政教分離の観点から違和感を示した。

 前回は皇居内に祭場の「大嘗宮(だいじょうきゅう)」を建設し、費用総額は約22億5000万円だった。政府は今回も大嘗宮を新設する方針だが、秋篠宮さまは「身の丈に合った儀式にすれば、皇室の行事として本来の姿ではないか」と形式にも言及した。

 秋篠宮さまは宮内庁の山本信一郎長官に見解を伝えたことも明らかにし、「話を聞く耳を持たなかったのは非常に残念だった」と批判した。山本長官は「持論は承知しているが、宮内庁の立場を説明してきた。決定事項への考えを述べられたのだろう」としている。

 また、秋篠宮さまは長女眞子さま(27)と米国留学中の小室圭さん(27)の結婚延期について、「結婚したい気持ちがあるのであれば、(小室さん側が)相応の対応をすべきだ」と述べた。昨年末から週刊誌などで報じられた小室さん側の「金銭トラブル」を念頭に会見などでの説明を求めたとみられる。結婚延期後に秋篠宮さまが公式の場で発言するのは初めてで、「多くの人が納得し、喜んでくれる状況にならなければ婚約にあたる『納采(のうさい)の儀』を行うことはできない」とも語った。【山田奈緒】

【大嘗祭(だいじょうさい)】

 新天皇が皇室の祖とされる天照大神(あまてらすおおみかみ)や神々に新穀を供え、自らも食べることで五穀豊穣(ほうじょう)や国の安寧を祈る儀式。毎年11月にある「新嘗祭(にいなめさい)」のうち、天皇が即位して最初に行う儀式を指す。平安時代の法令集「延喜式」では最も重要な宮中祭祀(さいし)と位置付けられた。中世に一時中断するなど、儀式のあり方は時代によって変化した。1909年に公布された即位儀式を定めた「登極令」で実施が明記されたが、47年の廃止後は法的な根拠はない。




秋篠宮さま発言に波紋 不満、戸惑いも識者は擁護
日刊スポーツ ー 2018年11月30日(金)
https://www.nikkansports.com/general/news/201811300000350.html

秋篠宮さまが、天皇の代替わりに伴う重要祭祀(さいし)「大嘗祭(だいじょうさい)」への国費支出に疑問を示された発言が波紋を呼んでいる。記者会見の内容が公となった30日、秋篠宮さまの政府決定への異論に、政府関係者らの間では戸惑いや不満が広がる一方、識者からは「一つの見識」と擁護する声も上がった。

政府は、平成の代替わりを踏襲し、大嘗祭への国費支出を決めた。秋篠宮さまは会見で「宗教色が強いものを国費で賄うことが適当かどうか」と異議を唱えたが、官邸筋は「持論とはいえ、お立場を考えればふさわしい発言だったのか」と不満を漏らす。「発言を抑えられなかった」と考え、宮内庁に矛先を向ける政権幹部もいる。

皇族を支える宮内庁内では、戸惑いの声が多い。ある幹部は「皇族の方にもいろいろなお考えがあり、発言を止めることはできない。ただ、大嘗祭を担う皇太子さまは了解されているのに、なぜ波風を立てるような発言をされたのか、理解できない」と困惑を隠さない。「水を差すだけの無責任な発言だ」と憤る職員もいる。

一方、ノンフィクション作家の保阪正康氏は「政府はまともな議論をしないまま、前例を踏襲すると早々に決めてしまった」と指摘。「発言は、政教分離についてきちんと考えてほしいという、皇室側の強いメッセージだと受け止めた」と話した。

秋篠宮さまは30日午前、天皇、皇后両陛下に誕生日のあいさつをするため皇居・御所を訪問。半蔵門を通る際、沿道に集まった人々の「おめでとうございます」という声に笑顔で会釈した。(共同)


・・・・・・・・・
日本共産党の志位和夫委員長が、今年3月の提言を改めてTweet‼️
秋篠宮が「大嘗祭を国費で賄うのは疑問」と問題提起した事に
呼応した反応か?! それに違いない❗️

志位和夫
2018年11月30日(金) 8時54分
「天皇の『代替わり』にともなう儀式に関する申し入れ」
「大嘗祭」は天皇が神と一体になり民を支配していく権威を身につける儀式として古来から位置づけられてきたものです。事実上の国家的行事として多額の公費をつぎ込むやり方は、憲法に明らかに反しています。

天皇の「代替わり」にともなう儀式に関する申し入れ
2018年3月22日 日本共産党中央委員会
https://www.jcp.or.jp/web_policy/2018/03/post-778.html






‪皇室:秋篠宮さま53歳に ご夫妻の記者会見全文(主要部引用)
‪毎日新聞 ー 2018年11月30日‬
‪https://mainichi.jp/articles/20181129/mog/00m/010/011000c‬

 秋篠宮さまの53歳の誕生日に合わせて、
紀子さまと行われた記者会見での
質問と発言は次の通り。
・・・・・・・・・・・
 --殿下にお伺いします。殿下は来年5月の代替わりに伴い、皇位継承順位第1位の皇嗣(こうし)となられます。新たなお立場への抱負をお聞かせください。公務の在り方や分担について新天皇となられる皇太子さまとどのような話し合いをされ、殿下がどのようにお考えになられているのか、あわせてお聞かせください。

 秋篠宮さま 最初の抱負ということについてですけれども、私は今まであまり抱負ということは、語ることは、口に出して言うことはありません。ただ、何かの節目というよりも、折々にその抱負のようなものを考えることというのはあります。これは、抱負になるのかどうかは分かりませんけれども、これからもさまざまな公的な仕事をする機会があります。時として、例えば毎年のように行われているものなどについては、どうしても、前年度とか、その前の機会と同じようにすればいいと思いがちです。これは私自身もそうなんですけれども、やはり、それら一つ一つを、その都度その都度考えながら、自分の仕事、若しくは務めを、進めていくようにしたいと思っています。あと、公務そのものについては、これは、例えば、天皇が海外、外国訪問中とかには臨時代行ということをするわけですね。私は今までそれをしたことがありません。今の皇太子殿下は、昭和時代に1度その経験があるわけです。私はしたことがありませんけれども。今後はそういう機会は、必ず出てまいります。一方、公的な活動について、来年の5月以降、今まで皇太子殿下が行ってきたものというのが、今度は天皇になられると、それを併せてするということはできなくなります。一方、これは昨年のこの場でもお話をしましたが、私も自分で行っていることがあります。総裁とか名誉総裁をしているものもあります。それらをそっくり誰かに今度は譲る、引き渡すということ、これも、それを受ける先はありません。そのようなことから、今、宮内庁として考えていることは、一旦全て皇太子殿下のお仕事を宮内庁の方で引き取って、それを整理をして、それで次に私がどのものをその後行っていくか、というのを検討しているところです。おそらくそれはそう遠くないうちに、発表されるのではないかと思っています。また、在り方については、公的な活動については、今お話ししたようなことについての了解を皇太子殿下と取ったということです。在り方というものについては、恐らく、今後もっといろいろ話をしていかなければいけないんでしょうけれども、分担というか、今の皇太子殿下と私のものというのは、ある程度こう今お話ししたように分かれるわけですが、例えば宮中で行われる行事等については、それは平成の時代にも、行い方が変わったり、今の両陛下が変えられたものもあるわけです。そういうものについては随時話し合いを、既にしているものもありますが、(今後も)していく必要があろうかと考えています。

 --殿下にお伺いします。天皇陛下の退位まで5カ月となりました。この30年を振り返り、平成とはどのような時代であったと考え、象徴としての務めを果たしてこられた天皇陛下と支えてこられた皇后さまには、どのような思いを抱かれているのでしょうか。

 秋篠宮さま 平成も30年、かなり長い期間になります。それをこう振り返って総括するというのは、なかなか私にはできません。例えば平成の初めの頃、私も日本にいなかった時期もありますし、例えばそういう時に、ニュースでベルリンの壁の崩壊であったりとか、そういうものを見て、驚いたことはあるわけですが、平成ということですので、日本のことになろうかと思います。そうすると、いくつか思い浮かびますけれど、例えば、バブルが崩壊して、経済の低迷といいますか、失われた10年とか、その後も含めて20年とか言われますけれども、ちょうどそのバブルの頃、それからその後でもって、人々の生活のパターンというのが変わったなというのは、私なりに何となく感じております。また、これは大変残念なことではありますけれども、自然災害が非常に多かった。震災もありました。そしてまた近年は、豪雨であったり豪雪もあります。台風などでも大きな被害が出ています。そういう自然災害が、非常に多い時代だったなという印象があります。あとこれは、恐らく1992年のリオデジャネイロのいわゆる「地球サミット」後になるのではないかなと思いますが、企業であるとか、もちろん自治体もそうですね、それから個人が、非常に環境というものに関心を持つようになり、それぞれが、環境に対してどういうことができるかというのを、真剣に考えるようになった時代だったのではないかと思います。そして、いろいろなITの発達、これは、それこそ私などは、昭和時代はワードプロセッサーですね、昭和の終わりぐらいですよね、で文章を作っていた。それがいつの間にか、もういわゆるパーソナルコンピューターが普及する、そしてさらにスマートフォンだ、いろいろと出てきました。以前では考えられないぐらい情報が入ってくるようになり、それからまた、海外と連絡する際も極めて迅速に、それが行えるようになり、また例えば、海外の事情なども容易に知ることができるようになる。ある意味では、国の国境がボーダーレスの時代になったなという印象があります。私自身はまだ追い付いていかないところが少しありますけれども、そういう時代だったなと思います。そして、もう一つ挙げるとするならば、日本人が学術や芸術、それからスポーツなどさまざまな分野で目覚ましい活躍をしている時代かと思います。

 その次の両陛下のことについてですが、天皇陛下は即位以来、象徴とはどのようにあるべきかという、その象徴としての在り方について、常に模索し考えてこられ、そして一昨年の8月に、今のお気持ちというものを表明されましたが、その中に全身全霊という言葉がありました。まさしく、その全身全霊でお務めを果たしてこられたと私は思います。そして皇后陛下は、その陛下のお務め、それから立場を重んじ、更に宮中に伝わる伝統を守り継承してゆくことに心を砕かれながら、ご結婚以来、非常に長い期間、60年近くにわたって陛下を支えてこられました。これはなかなかできることではないと私は思い、お二方に深く敬意を表するところです。そして、これは少し質問の趣旨から外れると思いますけれども、息子の立場として言わせていただければ、私は、二十何年、一緒に過ごしていましたからですけれども、常に笑いのある、そういう温かい家庭を築いてくださいました。そのことに感謝したいと思います。

(中略;眞子さまと小室家との関連。続いて佳子さま、悠仁親王の近況)

 --殿下にお伺いします。この一年を振り返り、印象に残る出来事とご感想をお聞かせください。

 秋篠宮さま この一年もいろいろありました。まず先ほどと少し重なりますけれども、自然災害が非常に多い年でした。それは地震もありましたし、台風もありましたし、それから豪雨もあったわけですね。私自身はそれらの災害があった場所としては広島県に参りました。まず最初に驚いたといいますか、広島の空港を出て、それから行った場所が坂町になります。済生会病院ですけれども。高速に乗ったときにいろいろなところで土砂崩れ、大きい土砂崩れがあって、しかも道にも流されてきた木があって。こういう場所だということをですね、普段なにげなく広島の空港から街中に出るときに高速道路に乗っていますが、改めてその地形をそのときに認識しました。また、被害が大きかった小屋浦の方にも行きまして、そこで避難している人たちとも話をする機会がありました。やはり避難している人たちにとってもこれほどの大きい災害になるとは思ってもいなかったという声が、何人かの人からありました。確かに川の脇を歩いていると、その川の水量が上がって、しかも流木が流れてきたり、その他でもって大きい被害が出たわけですが、水の力というのがこれほどまでにすごいのかということを改めて私は認識しました。そして、今後どのようにして防災そして減災をしていくかというのを、今、日本中どこでもその可能性はあるわけですので、それを考えていかないといけないということを再度思いを新たにしました。

 また、今年は日本人がハワイに移住して150年になります。私は今までハワイはホノルルの空港しか知りません。トランジットのため。ですから今回現地に行って、それから日系社会の人たちと話をし、その人たちが小さかった頃の話(を聞いたり)、それから(日系社会の人たちは)今8世までいるわけで、8世はまだ小さいお子さんでしょうけれども、いて、その人たちが日本について思っていることであったりとか、さまざまなことを聞く機会になるとともに、本当にホノルルの近辺だけですけれども、かなり音楽であったりとか、歌であったりとか、それから植物利用であったりとか、さまざまなことを私自身知ることができて大変良い機会だったと思います。いろいろその他ありますけれども、今年はノーベル生理学・医学賞、本庶佑(ほんじょ・たすく)さんの受賞が決まりました。最近は日本人で受賞する人も多くて、「今年も」ということになってくるんだと思いますが、もちろんそのいわゆる免疫チェックポイント阻害剤ですね、オプジーボ。まだまだおそらく課題はたくさんあると思いますけれども、今後の悪性新生物に対する一つの柱になっていくことが期待されるのではないかと思います。そして後は、先ほども日本人の活躍ということをお話ししましたが、若い世代の人が非常に活躍した年だったなと思います。少しだけ例を挙げれば将棋で藤井聡太さんもそうですし、15歳でしたかね。それから、オセロゲームも大幅に記録が更新されて11歳の福地啓介さんですか、が世界タイトルを取られたという、そしてテニスの大坂なおみさんが日本人としては初めてですかね、グランドスラムの全米のシングルス優勝、その他もろもろオリンピック・パラリンピックもありましたし、いろいろな分野で若い世代の人たちの活躍が目立ち、これはほんとに明るい話題だったと思います。

【皇位継承儀式関連】

 --殿下にお尋ねいたします。代替わりに関する日程や規模について、いろいろ宮内庁の方でも発表があり、決まりつつありますが、先ほど殿下には皇嗣となられる公務の在り方についてのお考えをお聞きしましたが、即位の行事や儀式についてもお考えがあればお聞かせいただきたく思います。

 秋篠宮さま 行事、そういう代替わりに伴う行事で、いわゆる国事行為で行われる行事、それから皇室の行事として行われるものがあります。国事行為で行われるものについて、私が何かを言うことができるかというと、なかなかそういうものではないと思います。そういうものではないんですね。一方、皇室の行事として行われるものについてはどうか。これは、幾つかのものがあるわけですけれども、それについては、ある程度、例えば私の考えというものもあっても良いのではないかなと思っています。

 --具体的に。

 秋篠宮さま 具体的にもし言うのであれば、例えば、即位の礼は、これは国事行為で行われるわけです、その一連のものは。ただ、大嘗祭(だいじょうさい)については、これは皇室の行事として行われるものですし、ある意味の宗教色が強いものになります。私はその宗教色が強いものについて、それを国費で賄うことが適当かどうか、これは平成のときの大嘗祭のときにもそうすべきではないという立場だったわけですけれども、その頃はうんと若かったですし、多少意見を言ったぐらいですけれども。今回も結局、そのときを踏襲することになったわけですね。もうそれは決まっているわけです。ただ、私として、やはりこのすっきりしない感じというのは、今でも持っています。整理の仕方としては、一つの代で一度きりのものであり、大切な儀式ということから、もちろん国もそれについての関心があり、公的性格が強い、ゆえに国の国費で賄うということだと。平成のときの整理はそうだったわけですね。ただ、今回もそうなわけですけれども、宗教行事と憲法との関係はどうなのかというときに、それは、私はやはり内廷会計で行うべきだと思っています。今でも。ただ、それをするためには相当な費用が掛かりますけれども。大嘗祭自体は私は絶対にすべきものだと思います。ただ、そのできる範囲で、言ってみれば身の丈にあった儀式にすれば。少なくとも皇室の行事と言っていますし。そういう形で行うのが本来の姿ではないかなと思いますし、そのことは宮内庁長官などにはかなり私も言っているんですね。ただ、残念ながらそこを考えること、言ってみれば話を聞く耳を持たなかった。そのことは私は非常に残念なことだったなと思っています。

(以下略;再び、眞子さまと小室氏との関係の問い:
重要な問題提起の後に下衆の質問ではぐらかす記者代表)




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