FC2ブログ

JUNSKY blog 2018

政治関連・社会問題などについて書いてゆきます!

ノーベル医学生理学賞に本庶 佑・京都大学特別教授が受賞!

2018年10月2日(火)

自然科学分野の ノーベル医学生理学賞に
本庶 佑・京都大学特別教授が受賞された!

日本人のノーベル賞受賞は2年ぶりとのこと。

以下は、今日の西日本新聞紙面から。


20181002223422f2e.jpg

20181002223422afd.jpg

20181002223424631.jpg

20181002223527d2d.jpg


【PD‐1発見者】
本庶 佑・京都大学特別教授インタビュー
『国はアベノミクスで医療イノベーションをうたい、アカデミアのシーズをなるべく早く企業につないで、日本発で新しい薬や医療機器を開発してGDP(国内総生産)を上げようとしています。
そのことには反対しませんが、アカデミアがシーズを生まない限り、この戦略は成立しません。』
 週刊ダイヤモンド編集部 - 2018年10月2日
https://diamond.jp/articles/-/181088?page=4

時間も金もない
アカデミアは今かなりの瀬戸際


編集部:アカデミアのシーズが産業として実を結んだ好例です。日本の基礎研究はこれからも期待できますか。

本庶 佑: かなりの瀬戸際にあります。私たちの世代と、次の世代までは何とかやってこられましたが、今の40代以下は大変つらい状態。研究を続ける時間と金がもらえなくなっています。PD‐1は国から時間も金ももらえた時代の産物です。

ライフサイエンスの分野は不発も多いが、当たればでかい。ギャンブルのようなものなので、最初からどの種が大木になるかなんて分からない。だから種はたくさんまいておかなければなりません。

国は基礎研究に種はまいてくれます。でも5年単位のプロジェクトが多くなり、肥やしが不十分になった。10年くらいもらえれば、苗くらいにはなるかもしれないのに、その時間はもらいにくい。

──成果が出せる環境にないと?

国はアベノミクスで医療イノベーションをうたい、アカデミアのシーズをなるべく早く企業につないで、日本発で新しい薬や医療機器を開発してGDP(国内総生産)を上げようとしています。そのことには反対しませんが、アカデミアがシーズを生まない限り、この戦略は成立しません。

そのアカデミアの研究に対して、文部科学省的ではなく経済産業省的になっているのが残念。近視眼的過ぎます。

成果は出るまでに時間がかかるもの。PD‐1だって花開くまでに20年以上かかりました。

日本の企業もスリム化して絞るばかりで、企業内の研究の力がものすごく落ちている印象を受けます。今後、アカデミアに頼らざるを得ないでしょう。

ただ、アカデミアから出たシーズで利益を得たときは、その一部をアカデミアにリターンしてほしい。ウィン・ウィンの関係を築けるサイクルができれば、アカデミアから次の新しいシーズも生まれてきます。

そのモデルとなるように、PD‐1で得た利益で基金をつくりたい。若い研究者が研究に没頭できるように、雇用と研究費の提供という金銭的なサポートができないかと考えています。




関連記事
スポンサーサイト

テーマ:自然科学 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://junskyblog.blog.fc2.com/tb.php/5060-9e4fdd7d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad