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参議院 格差解消と称した選挙区改悪法案 参議院で採択!

2018年7月12日(木)

民主主義政治の根幹の重要な要である選挙制度が
与党を有利にすることが確実な『選挙制度改正・格差是正』
などの口実で与党の賛成多数で参議院で可決されてしまった。

与党の公明党は比例代表を中心とする自民党案よりはよほどましな
改定案を出していたが、否決されると自民党案に相乗りした!
公明党が出した改定案は、アリバイ作りのパフォーマンスだった!

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政界再編・国政選挙1票の格差
公選法、自民6増案を参院委可決 与党賛成、野党は反対
西日本新聞 ー 2018年07月11日13時27分
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/article/432022  

 参院政治倫理・選挙制度特別委員会は11日、参院選の「1票の格差」を是正する選挙制度改革を巡り、定数を6増する自民党の公選法改正案を賛成多数で可決した。「合区」選挙区は維持する。自民党に加え、独自案が否決された公明党も賛成に回った。野党は石井浩郎・倫選特委員長の不信任動議を出すなど採決阻止を目指したが、与党が押し切った。同日の参院本会議で可決し、衆院に送付する方針で、今国会での成立を期す。




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参院定数6増案 ご都合主義にも程がある
西日本新聞 ー 2018年06月07日 10時46分
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/article/422631

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参院6増法案 「良識の府」の看板どこへ
西日本新聞・社説 ー 2018年07月12日 10時34分
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/article/432279








参院定数6増案 ご都合主義にも程がある
西日本新聞 ー 2018年06月07日 10時46分
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/article/422631

 ご都合主義にも程がある。「1票の格差」是正に向けて参院定数を6増やすという。本気なのかと耳を疑いたくなる。党利党略が露骨な定数増など断じて容認できない。撤回すべきだ。

 自民党はきのう、選挙制度改革問題統括本部などの会合で公選法改正案を了承した。この案に公明党は一定の理解を示しつつも議論を続けるとしている。

 どんな案か。参院選挙区の「合区」を維持する一方、比例代表の定数を特定枠として4増する。さらに議員1人当たりの有権者数が最も多い埼玉選挙区の定数を6から8に2増やして、選挙区間の「1票の格差」を是正する-という内容だ。

 特定枠は事前に定めた順位に従って当選者を決める「拘束名簿式」を採用する。自民党は合区対象県で選挙区に擁立できなかった県の候補を特定枠に登載する方針という。

 2016年参院選で「鳥取・島根」と「徳島・高知」に導入された合区に対する自民党の不満は強い。19年の参院選では合区対象県すべてで自民党の現職議員が改選期を迎える。

 その救済策だとすれば、まさに党利党略そのものだ。野党が反発するのも当然だろう。

 「特定枠」という言葉が象徴するように、特定の目的から選挙制度を複雑に変更する発想も安易で乱暴に過ぎる。

 自民党は当初、合区解消を安倍晋三首相の悲願である憲法改正の項目に盛り込んで実現しようとした。森友・加計(かけ)問題などの疑惑解明が進まない中、国会の改憲論議も停滞している。

 このままでは19年の参院選に間に合わない-と焦った自民党が公選法改正の手法に切り替えたとしか思えない。それにしても突如浮上した案である。党内論議を尽くした形跡もない。

 にもかかわらず、自民党は今国会に改正案を提出し、成立を目指すとしている。

 合区導入を決めた改正公選法の付則に、19年参院選に向けて「選挙制度の抜本的見直しについて必ず結論を得る」と明記したことを忘れてはならない。まさか定数増が「抜本的見直し」というのではあるまい。

 大都市部への人口集中が進み、定数がそのままなら「1票の格差」は拡大する。定数を有権者の人口で一律に割り振れば、地方の議席は減るばかりだ。合区に有権者の戸惑いが根強いのも事実だが、定数増は「身を切る改革」に逆行する。

 だからこそ、抜本的見直しが必要なのだ。二院制における参院の役割と機能、議員の選出方法、定数と歳費など与野党で議論すべきことは多い。議会制民主主義の土俵となる選挙制度である。ごり押しは許されない。

=2018/06/07付 西日本新聞朝刊=




参院6増法案 「良識の府」の看板どこへ
西日本新聞・社説 ー 2018年07月12日 10時34分
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/article/432279

 党利党略にまみれた法案の成立を許してはならない。先議した参院は「良識の府」の看板を下ろしてしまったのか。

 参院の定数を6増する自民党の公選法改正案が、きのうの参院政治倫理・選挙制度特別委員会と本会議で公明党も賛成して可決され、衆院に送られた。

 選挙区間の「1票の格差」を是正するとの触れ込みだが、それは隠れみのにすぎない。比例代表を特定枠として4増し、2016年に「鳥取・島根」「徳島・高知」で導入された「合区」で議席を失う自民党議員を救済するのが主要な狙いだ。

 あまりにも露骨な党利党略であり、身勝手に過ぎる。野党が反対するのは当然だ。

 財政は厳しさを増し、人口も減っているのに、国会の「身を切る改革」に明らかに逆行する。定数を増やしても参院全体の経費が増えないよう節減を求める付帯決議も可決したが、法的な拘束力はない。

 そもそも、安易な定数増に国民の理解が得られるわけがない。共同通信社の世論調査でも、今回の公選法改正案に賛成は19・5%にとどまり、反対は59・9%に達した。

 特定枠は事前に定めた順位に従って当選者を決める「拘束名簿式」を採用する。現行の「非拘束式」と混在するため、有権者に混乱が生じる恐れもある。

 特定枠に自民党は合区対象県で選挙区に擁立できなかった県の候補を登載するという。目的のためには手段を選ばない。ご都合主義の極みではないか。

 一方、選挙区で定数を6から8に2増する埼玉選挙区は議員1人当たりの有権者数が最も多い。定数増は「1票の格差」是正につながるだろうが、格差是正の苦肉の策として自ら導入した合区は骨抜きにする。支離滅裂としか言いようがない。

 埼玉選挙区は毎回、公明党候補が激戦を繰り広げており、公明党に協力を求めるための定数増との見方もある。

 「1票の格差」を是正しつつ、地方の声も議席に反映するのは難題である。であるなら、同じ状況にある衆院も含めて抜本的見直しを図る以外にない。

 二院制における衆院と参院の役割と機能をどう分担するか、議員の選出方法はどんな形が適切か、少数意見を尊重するには何が必要か、定数や歳費をどうするか‐議論すべきことは山ほどあるのに、抜本改革はまたも置き去りにされた。

 どう考えても、延長国会で審議を急ぎ、慌てて採決するような法案ではない。衆院で自民党案をいったん廃案にして、与野党はもちろん、幅広い国民が「これならば」と賛同できる案をまとめるべきである。

=2018/07/12付 西日本新聞朝刊=




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