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政治関連・社会問題などについて書いてゆきます!

安倍晋三が幾ら『女性活躍社会』と言ってもあの人権感覚では !

2018年4月23日(月)


‪特集ワイド:財務事務次官のセクハラ疑惑 ‬
‪あきれた政府の人権感覚 ‬
‪毎日新聞 ー 2018年4月23日‬
‪https://mainichi.jp/articles/20180423/dde/012/010/004000c‬

 「女性活躍」を掲げながら、この国の政府の人権感覚は一体どうなっているのか。辞任表明した福田淳一・財務事務次官のセクハラ疑惑。公文書改ざんで指弾を受けている最中の倫理観の欠けた対応や発言に、女性の権利問題の専門家らも怒りをあらわにしている。
【井田純】

「公正中立な第三者が調査」常識
 週刊新潮の報道が発端となったこの疑惑。「加害者」側の財務省は16日、被害者側に、同省の顧問弁護士に名乗り出るよう求めた。

 「長年セクハラ問題に取り組んでいますが、こういう発想には初めてお目にかかりました。日本の高級官僚は、こんなにも女性の人権と無縁なのか、と改めて驚いています」。こう話すのは、1989年に福岡地裁に提訴した全国初のセクハラ訴訟で、原告女性の代理人を務めた角田由紀子弁護士。財務省の調査手法に異議を唱える声明をネット上に公開し、署名活動を始めた弁護士有志の一人でもある。「公正中立な第三者が調査を行うのはハラスメント対応の常識です」と角田さん。

 それにもかかわらず、麻生太郎財務相は「知らない弁護士には頼めない」。同省の矢野康治官房長も18日、衆院財務金融委員会で「被害者が弁護士に名乗り出ることがそんなに苦痛なのか」と答弁した。この人物が、次官の職務を代行するという。絶句、ではないか。その後、テレビ朝日が自社の記者が被害者だったと明らかにする異例の展開となった。

 公務員のセクハラ防止規定は、99年4月施行の「人事院規則10-10」に定められ、各省庁の長にセクハラの防止、排除はもちろん、問題が起きた場合に「必要な措置を迅速かつ適切」に取るよう責務を課す。また、運用規則には「国民全体の奉仕者たるにふさわしくない非行などに該当」するセクハラは懲戒処分の対象になりうると明記している。「麻生さんや福田さんは、一度でもこれを読んだことがあるのでしょうか」と角田さん。

 今回、角田さんはセクハラ訴訟を起こした89年当時のテレビ報道を思い出したという。「東京・新橋の街頭でマイクを向けられて『会社で女の子の尻にも触れなかったらどうすりゃいいんだ』『職場がぎくしゃくしますよ』と言う中年男性が何人もいたんです」。今では隔世の感があるが、福田氏は辞任会見で「(セクハラと指摘された)『言葉遊び』のところが結構、ご批判を受けているのは、なるほど、今の時代ってのはそういう感じなのかなとは思いました」と時折笑みを浮かべながら話した。財務省の時計は前世紀で止まっているらしい。

 学校法人「森友学園」をめぐる公文書改ざん問題に続く、財務省のセクハラ醜聞。海外でも大きく伝えられた。問題発覚時から報道を続ける朝鮮日報の金秀〓(キムスヘ)東京特派員は「あんな下品な発言が今出てきたのには驚きました」と話す。

 金さんが入社した97年当時の韓国では、同種のセクハラが横行していたという。「日本よりも多かったと思う。セクハラ官僚にはパラダイスだったかも。でも韓国は変化のスピードが速いので、今なら社会的に終わり、だと思います」

 実は、金さん自身が取材現場でセクハラ被害を受け、それを自ら報じた経験がある。入社から5年ほどたったころ、ある省庁ナンバー3の審議官を囲み、20人以上の記者が参加した飲み会の席だった。このうち、女性は金さんを含め2人だけ。「当時その省のトップは女性でした。審議官はその場にいない彼女の性的な魅力について、露骨な表現で話し始めたんです。次に私に対して、性的なニュアンスで『おいしくなさそう』と言ってきたのです」

 金さんは決然とその場を離れ、社に戻って一連の発言を原稿にした。記事自体は小さい扱いだったが、この審議官は辞職を余儀なくされた。「その後、私の写真がネットなどで出回り、中傷も受けました。でも『この審議官は部下にも同じように接していたかもしれない』と報道を擁護する声もあり、議論が広がりました」

 金さんは「この時も、省のトップがセクハラの対象でなければ記事にならなかったかも」と振り返り、今回の財務省のケースについて「自分を守るために会話を録音するのは当然のこと。自社で報道できずに週刊誌に相談したのも理解できます。被害者がセクハラを証明するのは難しい。こうした対処をしなければ、レイプ被害で『本気で抵抗していなかった女性も悪い』と非難されるのと同様の2次被害も考えられますから」と話す。

声上げにくい日本社会
 日本でセクハラ疑惑が報じられる中、米報道界最高の栄誉とされるピュリツァー賞が発表され、ハリウッドの大物プロデューサーのセクハラ疑惑を報道したニューヨーク・タイムズ紙とニューヨーカー誌が受賞した。これらの報道がきっかけで世界に広まった「#MeToo」運動と今回の問題を比較し、日本では「街頭で抗議した女性たちのように堂々とすべきだ」と被害者を攻撃する声がある。

 これについて、若尾典子・佛教大教授(憲法・ジェンダー研究)は「そもそも『#MeToo』運動についての見方が間違っている」と指摘する。「米国では70年代から裁判でセクハラに対する闘いを続け、80年代になって女性側が勝利し、法理が確立されました。フェミニズム文化も根付いていて、女優の政治的発言も多い。その米国にして、このような運動の形をとらなければ声が出せなかった。仕事に関わるセクハラ被害者はそれほど声を上げにくい、ということを改めて示したのです」

 まして日本社会。しかも政官界となれば「ジェンダーギャップは大きく、女性の立場はきわめて弱いはず」と若尾さん。今回のセクハラ疑惑を、一女性記者と一官僚の個人的な問題にしてはならない、と強調する。「政策についての重要な情報を持っている人物のところに記者が取材に行くのは男女とも同じ。ところが、女性だけがこういう人格侵害を受ける。権力を握る側がその地位を利用して、相手をおとしめているのです。森友学園問題と同様に、公務員を全体の奉仕者と定めた憲法に違反する深刻な事態です」

 セクハラ問題が起きれば、企業でも学校でも、訴えた側の意向に沿った対応を行う責任が生じる、と若尾さん。「一番つらい思いをした人の気持ちを考え、そこから職場や学校のあり方を問い直し、変えていく。今回被害に遭った方はきっと仕事を失う可能性も考えたことでしょう。政治や役所の世界はもちろん、メディアもその対応を問い直すべきです」

 前出の角田さんも言う。「部下の女性が取材先でセクハラに遭った場合、『でれでれしていたんだろう』『その程度のことで泣いてくるんじゃない』と言うようなケースもあると聞きます。個々の社の枠を超えて、ジャーナリズム全体が取り組むべきだと思います」






【関連記事】

‪長尾・自民衆院議員:女性議員らに「セクハラ縁遠い」 投稿炎上 ‬
‪毎日新聞 ー 2018年4月23日(月)‬
‪https://mainichi.jp/articles/20180423/ddm/041/010/166000c‬

 財務省の福田淳一事務次官のセクハラ疑惑を受け、黒い服の装いで抗議する野党の女性議員らについて、自民党の長尾敬衆院議員(55)=大阪14区・写真=は22日、「セクハラとは縁遠い方々」などとするツイッターの書き込みを削除して謝罪した。ネット上に掲載した文章で「セクハラにあたるというご指摘を真摯(しんし)に受け止める」と説明した。

 長尾氏は20日、ツイッターで「#Me Too」と書かれたプラカードを掲げて抗議の意思表示をしている女性議員らの写真を掲載。「セクハラはあってはなりません」としながら「少なくとも私にとって、セクハラとは縁遠い方々です」「私は皆さんに、絶対セクハラは致しませんことを、宣言致します!」と書き込んでいた。これに対し「相手を選んでセクハラする宣言か」「発言自体がセクハラだ」などと批判が殺到した。【岡村崇】



下村氏がテレ朝女性記者の情報譲渡「ある意味犯罪」
日刊スポーツ ー [2018年4月23日16時59分]

 自民党の下村博文元文部科学相は23日、セクハラが疑われている福田淳一財務事務次官の発言を女性記者が録音して週刊誌に渡したことについて、下村氏が講演会で「ある意味で犯罪だと思う」と述べたと共産党機関紙「しんぶん赤旗」が報じたことに対し「コメントできない」と語った。国会内で記者団の質問に答えた。



退職金は5300万円、セクハラ疑惑の福田次官
日刊スポーツ [2018年4月23日13時27分]

 福田淳一財務事務次官のセクハラ疑惑を巡り野党は23日、合同ヒアリングを開き、財務省として同日中に福田氏を処分し、被害女性に謝罪するよう要求した。財務省の担当者は、福田氏がこのまま辞任した場合の退職金は約5300万円になると説明した。
 福田氏は疑惑を否定する一方で「職責を果たすことが困難だ」として辞任する考えを18日に表明。辞任には閣議の承認が必要で、24日にも正式に辞任が決まる可能性がある。
 辞任後は国家公務員の懲戒処分対象から外れるため、野党は辞任前の処分を要求。23日午後に財務省を訪れ、長峯誠政務官に処分と謝罪を直接要求する考えを示した。



夏目三久、テレ朝女性記者に同情「1年半もの間悩み、苦しみ…」
 デイリースポーツ - 2018年4月19日

 フリーアナウンサーの夏目三久が19日、TBS系「あさチャン」で、財務省の福田淳一事務次官からセクハラ被害を受けていたと明かしたテレビ朝日の女性記者に対し「苦しみながらもこういった方法しかなかったのかなと推察する」と同情を寄せた。
「一人の女性として、一年半もの間、セクハラに悩み、まして相手は財務省のトップですから、苦しみながらもこういった告発の方法しかなかったのかなと推察します」と、同じ女性として、その苦しみに理解を示していた。



NHKのニュース映像では、日本共産党の吉良よし子参議院議員の顔が見えた!
野党がセクハラ疑惑に抗議、黒い服の女性議員が参加
https://www.nikkansports.com/gene…/news/201804200000462.html
@nikkansportsさんから
日刊スポーツ ー [2018年4月20日14時52分]
 立憲民主、希望など野党6党は20日、不祥事が続く安倍政権の退陣を求める集会を国会内で開いた。
 財務事務次官のセクハラ疑惑に抗議の意思を示すため、英国アカデミー賞の授賞式で女優らが黒いドレスを着たのにならい、黒い服の女性議員が参加。欧米で広がった性被害告発の運動を見習い「#MeToo」(「私も」の意)と書かれたプラカードを掲げ、セクハラ撲滅を訴えた。
 会合では「セクハラを認めない財務事務次官や安倍政権に我慢できない」「政権は女性の活躍推進や働き方改革を訴える前に、次官のセクハラを認めるべきだ」といった批判が相次いだ。
 その後、財務省を訪問し政務三役への面会を求めたが、拒否された。(共同)



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