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北朝鮮が大陸間弾道ミサイルの実験に成功

2017年12月1日(金)


北朝鮮がICBM(大陸間弾道ミサイルの実験に成功したとのニュース。

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ロフテッド軌道とやらで、日本海の日本領海では無いが、
日本の経済水域内に着弾したと云う。

ミサイルの高度は4475キロ、飛距離は950キロに達した。

領海ではなくて経済水域に 着弾させたと云うことは、
それだけ微妙な位置に着弾させる制御能力を獲得していると言える。

ロフテッド軌道では無くて、米国を狙えば、ロサンゼルス等の西海岸
ばかりでは無く、ニューヨークなどの東海岸も射程内とのこと。

201712022237580bf.jpg


更に、今回発射された【火星15号】は、弾頭部分がスリムではなく
複数の核弾頭を搭載できる可能性があるとのこと。
その上、その弾頭部も含めて3段式ミサイルであることも判明。

今回実験に成功したICBMの発射は、地下施設などの固定施設では無く、
かつて無い大型で9軸18輪の移動台車であったことも重要である。

既に米国や韓国が把握している核施設を第1撃で先制攻撃出来たとしても
移動台車から反撃されれば、韓国や日本が壊滅するだけでは無く、
アメリカ本土の主要施設も破壊されるだろう。

国際的経済制裁下においても燃料も含めて開発・調達できるだけの
経済力も確保している事にもなる。

一方では、老朽化した多くの漁船が難破し日本海沿岸に漂着すると云う
庶民の貧困化も背景にあるようだが。

北朝鮮としては、アメリカのイラク攻撃とフセイン殺害が教訓として
歴然と有るので、核武装それも米国本土を攻撃できる核武装を
しておかない事には、イラクの二の前になるとの恐怖感もある。
北朝鮮的な『核抑止論』に立っているのである。

この実験の僅か6分後に、韓国軍は3発のミサイルを発射して、
対抗能力を示したが、どうやらあらかじめ北朝鮮が実験する時期を
知っていた可能性が高いし、結果的には軍事的挑発でる。

北朝鮮のミサイル発射に抗議する国際社会は、韓国のミサイルには
何も抗議せず、当然のこととしている。

【関連記事】

北朝鮮 「新型ICBM」成功と発表 「核戦力完成」宣言
 毎日新聞 - 2017年11月29日 23時53分
https://mainichi.jp/articles/20171130/k00/00m/030/141000c

北朝鮮「核戦力は完成」 新型ICBM、米全土射程に
実戦配備にはなお時間も
 日本経済新聞 - 2017/11/29 21:35
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24040550Z21C17A1
201712022301158fa.jpg

韓国、米の軍事行動を警戒 「状況を安定管理」
文大統領、平昌五輪にらみ緊張拡大抑止に躍起
 日本経済新聞 電子版 - 2017/11/29 21:00
‪https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24039330Z21C17A1PP8



私の facebook 投稿より・・・

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長も
『核抑止論』の立場に立っていて、イラクなどの経験から
米国本土を直接攻撃できる核兵器を持たなくては、
米国から一方的な攻撃を受けて国土が徹底的に破壊され
自らもフセインのように殺されると思っているのだろう。

そういう意味で『核抑止論』は成功しているため、いまや
米国は北朝鮮を空爆することができないでいる。

万が一攻撃に出ようものなら、これまでのように
「日本や韓国が核攻撃されても米国本土は安全だ」(トランプ)
とは言っておられなくなり、核兵器による反撃を受けるだろう。

今回の「火星15号」の実験も大型トレーラー(専用台車)
による発射であることを画像を付けて公表しているのだから、
米国が事前に把握している基地を撃破するだけでは反撃は免れない。

『核抑止論』の効果であるか否かには関わりなく、
米国の先制攻撃に始まる「戦争」には絶対に陥らないで欲しい!



毎日新聞から・・・

北朝鮮「火星15」号=
「米本土全域を打撃できる超大型重量級核弾頭の搭載が可能な大陸間弾道ミサイル」
北朝鮮の朝鮮中央テレビによると
「われわれが目標としたミサイル兵器システム開発の完結段階に到達した」
   とのこと。
ミサイルの高度は4475キロ、飛距離は950キロに達した。
     ***************
北朝鮮 「新型ICBM」成功と発表 「核戦力完成」宣言
 毎日新聞 - 2017年11月29日 23時53分
https://mainichi.jp/articles/20171130/k00/00m/030/141000c

28日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」型の試射を
承認するため党軍需工業部の報告書に署名する金正恩朝鮮労働党委員長
(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

「火星15」が初発射

 北朝鮮は29日午前2時48分(日本時間3時18分)ごろ、西部の平安南道(ピョンアンナムド)平城(ピョンソン)付近から弾道ミサイル1発を発射した。約53分後に青森県の西方約250キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下。高度は4000キロを大きく超え、通常軌道で発射された場合、米本土に到達する可能性がある。北朝鮮は新たに開発した大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」の発射に成功したと発表。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は「国家核戦力完成の歴史的大業」を果たしたと宣言した。
    (中略)
 北朝鮮の朝鮮中央テレビは29日正午(日本時間午後0時半)に政府声明を発表。金委員長立ち会いの下、発射された「火星15」が「米本土全域を打撃できる超大型重量級核弾頭の搭載が可能な大陸間弾道ミサイル」であると主張し、「われわれが目標としたミサイル兵器システム開発の完結段階に到達した」と強調した。また、ミサイルの高度は4475キロ、飛距離は950キロに達したと説明した。
https://mainichi.jp/articles/20171130/k00/00m/030/141000c



日本経済新聞の記事から・・・

*************
北朝鮮「核戦力は完成」 新型ICBM、米全土射程に
実戦配備にはなお時間も
 日本経済新聞 - 2017/11/29 21:35
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24040550Z21C17A1MM8000
 北朝鮮は29日、同国西部から日本海に向けて弾道ミサイル1発を発射した。国営メディアを通じた政府声明で、米本土全域を攻撃できる新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」の発射実験に成功したと表明、金正恩(キム・ジョンウン)委員長は「国家核武力(戦力)完成の歴史的大業、ロケット(ミサイル)強国の偉業が実現した」と宣言した。
 ミサイルは約53分間で950キロメートル飛行し、青森県西方約250キロの日本の排他的経済水域(EEZ)に落下した。通常より高い角度で打ち上げて飛距離を抑える「ロフテッド軌道」で発射され、最高高度は4475キロメートルと過去最高だった。
    (以下略)


********
韓国、米の軍事行動を警戒 「状況を安定管理」
文大統領、平昌五輪にらみ緊張拡大抑止に躍起
 日本経済新聞 電子版 - 2017/11/29 21:00
‪https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24039330Z21C17A1PP8000/‬

【ソウル=峯岸博】
「米国が先制攻撃を念頭に置く状況を防がなければならない」。韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は29日の国家安全保障会議(NSC)で、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射した北朝鮮への強力な制裁と圧力を続けざるを得ないとしつつ、米国の軍事行動にも警戒心をにじませた。
 文氏はこれまで北朝鮮の核・ミサイル開発の「レッドライン」(越えてはならない一線)を「核弾頭を搭載できるICBMの兵器化」と定義してきた。
 北朝鮮政府声明で「核戦力が完成した」とする金正恩(キム・ジョンウン)委員長の言葉が事実なら、レッドラインを越えたことになる。
 韓国軍は29日未明、北朝鮮のICBM発射への対抗措置として日本海に向けてミサイル発射演習を実施した。
 日米韓連携の拡大を求める米政権に対し、文氏は「軍事同盟の水準に発展するのは望ましくない」との立場。「緊張が過度に高まらないように状況を安定的に管理するのが必要だ」と米国にも自制した行動を促す。
     (中略)
 「韓国の事前同意のない軍事行動はあり得ない」と米国の一方的な軍事行動に反対してきた文氏。
 29日のトランプ米大統領との電話協議でも「韓米が北朝鮮の意図を総合的に勘案し、綿密に対応していこう」と慎重な対応を呼びかけた。
 トランプ氏はミサイル発射への具体的な追加策を協議するよう要求した。

https://www.nikkei.com/news/print-article/…



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