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政治関連・社会問題などについて書いてゆきます!

今度は【TORAY:東レ】で製品データ改竄! 神戸製鋼・三菱マテリアルにつづき・・・

2017年11月30日(木)


カーボンファイバーなども生産する先進繊維企業 東レ で、
製品要求事項に適合しない『不適合製品』を顧客に隠して
納品していたことが発覚した。

8年以上、このような不正を続けていたが、一年前に社内の監査で
不正を発見した。しかし社内に留め 、公表してこなかったと云う。

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神戸製鋼や、三菱マテリアルの事件が無ければ公表しなかった
という弁明を臆することなく記者会見で発言した!

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私の facebook 投稿より

相次ぐ日本を代表するような超大企業によるデータ改竄
大企業の不正の常態化とそれを「公表するつもりはなかった」
と記者会見で当たり前のように言う経営層の品質意識の劣化!
【日覚昭広社長は記者会見で「公表するつもりはなかった」と発言。
インターネット上で同社の不正に関する書き込みがあったことなどから、
発表を決めたことを明かした。】
関係者による?インターネットへのリークと、週刊文春誌がこれをスキャンダルとして近々発売される「週刊文春」に掲載することを知って、嫌々『公表』に踏み切ったらしい!
**********


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何と、品質保証室長が改竄の張本人であったと云うことは
会社ぐるみの組織的改竄と言わなければならない!
【品質保証室長2人が検査成績書作成の承認段階で検査データを納入先と合意した規格に適合するように書き換えていた。】
おまけに神戸製鋼などの事件が発覚していなかったら東レの社長は「隠蔽し続けるつもりだった」と言うから当に犯罪である!
【週刊文春があす発売の誌面でこの問題を詳報するとしており、隠しきれなくなって改ざんの公表に踏み切ったとの見方も出ている。】

その上、榊原定征・経団連会長の出身企業と言うことも
日本の大企業のモラル劣化が心臓部まで進んでいることを
世界中に示してしまった!
【改ざんが行われていたのは、榊原氏が東レ社長だった2008年4月から16年7月までの約8年間。】



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東レ、神戸製鋼、三菱マテリアルなどのデータ改竄不正で
取り沙汰されている「特別採用」について
「特別採用」の拡大解釈とか云う言い訳が出ているが、
「特別採用」は、供給者と顧客双方の責任者が合意した場合に
『製品要求事項』から多少外れていても採用する
と言う手順であり、顧客側の承認が無い場合は「特別採用」
とは言えない。 拡大解釈できる余地はない。
『拡大解釈』した時点で「特別採用」の要件から外れている!
「特別採用」は【ISO9001】でも手順として規定されているが
それには、「双方が了解している」と云う要件が必要である。
「特別採用」は、その不適合品を使用しても安全性や機能に
問題が無い場合に「多少違うが了承する」と云う話しであり、
データ改竄したものを供給者の都合で無断で納品するのは
決定的な【ISO9001】違反行為である!

参考:【ISO9001:2015,8.7;不適合なアウトプットの管理】



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【関連記事】文

‪素材業界、改ざん止まらず 品質軽視の「甘え」深刻‬
‪日本経済新聞 ー 2017年11月28日(火)
‪https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23995960Y7A121C1EA2000/‬

東レ子会社:検査不正、強度改ざん 1年超非公表
毎日新聞 ー 2017年11月28日(火)
‪https://mainichi.jp/articles/20171128/k00/00e/020/265000c


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‪素材業界、改ざん止まらず 品質軽視の「甘え」深刻‬
‪日本経済新聞 ー 2017年11月28日(火)
‪https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23995960Y7A121C1EA2000/‬

 国内の素材業界で屈指の高収益企業である東レでも品質データを改ざんしていたことが28日、明らかになった。顧客メーカーとの取引慣行を悪用する手口は神戸製鋼所や三菱マテリアルと共通する。「高品質」をうたい日本のもの作りの基盤を支えてきた素材業界に向けられる不信の目は一段と厳しくなりそうだ。

東レ データ改ざん「神鋼の問題受け公表」

 東レは28日、子会社の東レハイブリッドコードがタイヤ補強材などの製品データを改ざんしていたと発表、東レの日覚昭広社長が謝罪会見を開いた。
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 不正が起きていたのは東レハイブリッドコード(THC、愛知県西尾市)。タイヤコードと呼ばれるタイヤを補強する材料で、品質データの改ざんが行われていた。検査工程でこのタイヤ補強材の強さを示す「強力」が258ニュートンだったのにもかかわらず、顧客と契約した260ニュートンに改ざんされていた。1%にも満たない「わずかな誤差だ」と東レは説明する。

 今回の東レの手口も顧客の同意があれば規格外の製品でも出荷できる「特別採用(トクサイ)」を悪用したものだ。THCでは2008年に就任した品質保証室長とその後任が2代続けて、自動車用タイヤやベルトの補強材の品質データを書き換えていた。

 品質の誤差は「僅差で問題ない」と判断。法令違反や安全性に問題はなく、顧客からもクレームがあがってこなかったことから出荷を継続していた。同社の鈴木信博社長は「規格外品が出た場合に顧客の承認を得る手間を省いていた」と打ち明ける。納期やコストを優先するあまりに、顧客への説明や製造現場で品質を改善する手間を省いていた。

 同じ素材業界の三菱ケミカルホールディングスの越智仁社長は「米欧は1990年代にIT(情報技術)投資をして検査の自動化を進めてきたが日本は円高などで苦しく、不正を防ぐような設備投資をできなかった」と指摘する。

 今回の東レの問題が起きた08年以降はリーマン・ショックや円高、東日本大震災によるエネルギー代の高騰などで、国内自動車各社は部品メーカーに対してコスト削減要請を強めていた時期だ。素材各社も取引を維持するために、「トクサイ」を悪用して、その場をしのぐようになった。

 東レは問題発覚から約1年4カ月たって不正を公表した。菅義偉官房長官は午後の会見で「(東レは)経団連会長の出身母体。産業界全体で調査結果を共有し、同様の事案が起きないよう取り組むことが大事だ」と、日本のもの作りの信頼失墜がこれ以上広がらないように産業界に要請した。

 機関投資家の間では有望な投資先として社会的責任や環境、企業統治を重視する企業を選ぶ「ESG投資」が潮流となっている。信頼を失えば投資を呼び込むこともままならない。今後、不正を許さない品質保証や検査の自動化システムをどう構築するかが業界共通の課題となる。




‪東レ子会社:検査不正、強度改ざん 1年超非公表
毎日新聞 ー 2017年11月28日(火)
‪https://mainichi.jp/articles/20171128/k00/00e/020/265000c

 東レは28日、自動車用タイヤの補強材などを製造する子会社の東レハイブリッドコード(愛知県西尾市)が製品検査データを改ざんしていたと発表した。2008年4月から16年7月に、顧客と取り決めた規格からはずれた補強材の強度データなど149件を規格内に書き換え、タイヤメーカーなど13社に出荷していた。不正を把握しながら、1年以上公表していなかった。【川口雅浩】

 データ改ざんをめぐっては、神戸製鋼所、三菱マテリアル子会社で発覚したばかり。経団連の榊原定征会長を出している名門企業グループでも不正が明らかになったことで、日本の製造業に対する信頼がさらに揺らぎそうだ。

 約4万件のデータを調査したところ、不正が見つかった。製造過程で子会社の品質保証室長がデータを書き換えていた。「規格値からのはずれが僅差で、製品の品質上、異常レベルではない」と勝手に解釈していたという。

 16年7月に問題を把握し、その後再発防止策を講じたが、公表はしていなかった。今月初旬にインターネット上で不正を指摘する書き込みがあり、正確な情報を提供するため公表したという。神戸製鋼の改ざん問題がなければ公表しなかったとの認識も示した。

 東レの日覚(にっかく)昭広社長は28日、記者会見し「品質保証は最も重要であると社内で言ってきたが、今回の事態は遺憾であり、深くおわび申し上げる。事態を厳粛に受け止め、信頼回復に全力で取り組みたい」と陳謝した。外部の有識者による調査委員会を設置し、全容解明を進めている。

 不正を行った製品について「現時点で法令違反や安全上の問題は見つかっていない」としているが、不具合が生じた場合は、誠意をもって対応するという。全容が判明したあと、関係者を処分する。

 


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