FC2ブログ

JUNSKY blog

政治関連・社会問題などについて書いてゆきます!

【出口調査から見える衆議院選挙】 NHK Web特集 紹介

2017年10月26日(木)

 NHKは、10月22日に投開票が行われた、衆議院選挙について
大規模な出口調査を行った結果を分析した記事をUPしました。

出口調査方法:標本数約40万人に調査を実施
67%にあたる約27万3000人から回答。

応答率2/3と云うのは極めて常識的な応答



NHK Web特集
【出口調査から見える衆議院選挙】

 NHK NEWS WEB - 2017年10月25日 2時30分
 

分析対象が主として「自民党」「希望の党」「立憲民主党」
とは成っているが、極めて詳細で力作!であると思います。


NHK-20171025-02_各党獲得議席
       (青紫色は共産党、黄色は維新、細い紺色は社民党を示す)

(上の半円グラフはTOP画像で大したことはありませんが、
 参考にすべきグラフが他にも数多く描かれています。
 一部は、選択アイテムをクリックするとグラフが変わります。
 ここに掲載していない「散布図」では、点をクリックすると
 選挙区と当選者名が表示されるようになっています!)

関心のある方は、以下のリンクから 「Web記事の本文」を御覧ください!
https://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2017_1024.html


 膨大な資料の中から解り易いものを以下に一部紹介します。


【“無党派層”の投票行動は?】

(NHKの説明文より)

それぞれの政党の支持層が、どの政党に投票したのか見てみます。自民党は、「自民党支持層」の大半と「無党派層」の一部から得票し、公明党は、大半を「公明党支持層」から票を得ていることがうかがえます。この割合は、前回の衆議院選挙の時とほとんど同じで、大きな変化は起きていません。


NHK-20171025-01_支持無し層の投票動向グラフ

一方、野党は、民進党の分裂という状況が作用して政党の構図に大きな変動があったうえ、自民党や公明党の支持層から得た部分もわずかです。野党には、与党支持層を取り込むほどの勢いはなかったようです。




【どんな支持層が1票を投じた?】

(NHKの説明文より)

まず、投票した人たちがどの政党を支持しているのか、全国の集計結果を見てみます。


NHK-20171025-03.jpg

上段が今回、下段が前回2014年12月の第47回衆議院選挙のデータです。今回、前回ともに自民党は42%、公明党は5%と、与党の支持層の割合は同じでした。選挙直前に相次いで設立された2つの政党は、希望の党が6%、立憲民主党が8%でした。準備期間がより短かった立憲民主党のほうが、希望の党より支持層を拡大しています。こうした政党の支持層の厚さが、一定程度、選挙結果にも反映していることがうかがえます。




【政権批判票の行方は?】
(引用者コメント:立憲民主党と日本共産党の合計は51%!)

(NHKの説明文より)

続いて政権批判票の行方を見てみます。出口調査では、安倍首相の政権運営についても有権者に尋ねました。「評価する」は56%、「評価しない」は44%でしたが、「評価しない」層の投票先は、大きく3つに分かれました。


NHK-20171025-04.jpg

この層の8割以上が野党に流れていますが、内訳では、立憲民主党が37%、希望の党が25%、共産党が14%などと、投票先が分かれています。
「評価しない」という政権批判票が分散したことも、野党が与党を崩せなかった要因と言えそうです。




【年代別の投票先は?】

(NHKの説明文より)

今回の衆議院選挙は、総選挙として初めて選挙権年齢が18歳以上に引き下げられて行われました。総務省の速報値によりますと、18歳と19歳を合わせた推定の投票率は41.51%。衆議院選挙全体の確定投票率 53.68%と比べると12.17ポイント下回る結果となりました。


NHK-20171025-05.jpg

若い層を含めて、年代別の投票先はどうだったのか見てみます。
若い層は自民党。年齢が高くなるほど、野党に投票したという層が増えていきます。ただ、どの年齢層でも、比例投票先の第1位が自民党であることは変わりません。



******************************

NHK-20171025-06_Authors.jpg
     写真:この特集を取材・構成したNHK記者の皆さん

【議席の向こうにある有権者の意識】

分析を監修した、学習院大学の福元健太郎教授(計量政治学)は「出口調査を詳細に分析すると、選挙結果の背後にある有権者のさまざまな意識を知ることができる」と指摘しています。選挙で決まった議席数だけに注目するのではなく、その先にある有権者の意識をくみ取り、政策に反映させていく…。有権者1人ひとりの協力で得られた膨大なデータと向き合った私たちは、選ばれた政治家にはその大きな責任があると感じました。

(※1)出口調査:NHKが10月22日の投票日当日、
全国の4000か所余りの投票所で投票を済ませた
有権者40万人余りを対象に出口調査を実施、
67%にあたる約27万3000人から回答。

(期日前投票の有権者は調査の対象外)
<引用者コメント;期日前投票を対象外とすることで、
 いわゆる「動員票」による偏りを排除することができる。
 また、3人に2人が回答は一般的傾向と同じ!>

(※2)出口調査の「安倍総理大臣の政権運営」についての質問で、
「大いに評価する」という回答を2点、
「ある程度評価する」を1点、
「あまり評価しない」を-1点、
「全く評価しない」をー2点とし、
合計を回答者数で割った値。

(※3)出口調査の「小池百合子氏の政治行動」についての質問で、
「大いに評価する」という回答を2点、
「ある程度評価する」を1点、
「あまり評価しない」を-1点、
「全く評価しない」をー2点とし、
合計を回答者数で割った値。

(※4)選挙区ごとの「人口密度」や「第1次産業就業者の割合」のデータは、東京大学 西沢明 特任教授が平成27年の国勢調査をもとに作成。
http://www.csis.u-tokyo.ac.jp/~nishizawa/senkyoku/index.html



***************

関連記事
スポンサーサイト



テーマ:衆議院解散・総選挙 - ジャンル:政治・経済

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://junskyblog.blog.fc2.com/tb.php/4714-1138b26d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)