JUNSKY blog 2017

政治関連・社会問題などについて書いてゆきます!

市民と野党の共闘 三重県の経験を踏まえて

2017年9月3日(日)

三重大学経済学部の森原康仁さんを迎えての講演会を
福岡市中央区のふくふくプラザで福岡市民連合の主催で
開催され、私も参加してきました。

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会場は、満席の盛況でした。

長い話の重点部分を私の判断で抜き書き。

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実は、去年の参議院選挙では三重県選挙区は
最も野党統一が難航した選挙区の一つであった。

東京都知事選は、宇都宮さんでは民進党が乗って来ないからとの
理由で、鳥越俊太郎さんを立てて戦ったが惨敗だった。

一方での新潟知事選挙では、四野党が共闘することで勝利!

この共闘に至る経過と実態を注意して見る必要がある。

話変わって

日本会議を中心とする極右勢力は、与党が3分の2を確保しているのに
何をしているのか? と突き上げ。

これに応えて、安倍晋三が、日本会議の大会に憲法改正を誓う
ビデオメッセージを寄せた。

それが、国会で大問題になる一方で、森友問題・加計問題が噴出し、
憲法改正論議は一時後退。

話変わって

東京都議選では、共産党が前進したが、共産党自身も含めて
誰も予想していない結果だった。

森友・加計の友達依怙贔屓(えこひいき)問題で、国民が怒りを露わにした。

右派論者の飯島氏も3分の2を下回っても解散総選挙をやるべきだ
と主張し始めた。 なまじ3分の2を持っているから憲法改正に
前のめりになる。 寧ろ憲法改正に必要な条件が無くなった方が
政権が安定する。 獣医学部白紙撤回を発表するべきだと・・・

官邸側は、今年の秋の臨時国会で憲法改正案を出したい意向を強調。


今、私たちが求めているのは社会像の選択では無い!

【民主か独裁か】 の選択である。

いろいろ政策的相違点は有っても、それは今論議する点では無い。
独裁を阻止するかどうかを一致点に据えるべきであり、
その点で一致する人々を幅広く結集させる必要がある!

前原誠司氏の言うように、「野党統一で保守中道が離れる」
と言うのは、事実で否定されている。

昨年の参議院選挙では、民進党も含めて支持者を固める効果が有った。
出口調査による野党統一候補への投票行動は民進党支持層の90%、
共産党支持層の84%、社民党支持層の83%、自由党支持層の79%
を固めた!

一方で、自民党へ投票した公明党支持層は66%、維新の34%

この点には注目する必要がある。

三重県選挙区での市民と野党の共闘を描いた当時の
報道特集の映像を視聴(10分ほど)

32選挙区の内11選挙区で勝利 !

市民連合三重は5人からスタート!

三重県選挙区で当選した民進党の芝さんは、今や野党統一候補
実現への旗振り役になっている。

三重県では野党三党の合計は41万、自公と維新で41万
実際の得票は芝さん44万、自公は計算通り41万。
即ち3万票は無党派層か寄せられたと考えられる。

出口調査での無党派層の投票行動
野党統一候補への投票率 61%、自公側に34%。

候補者が減った分、街宣車が大幅に減り選挙の雰囲気が出ない!

一方で、自民党の大物幹部が度々応援に入ったことで、
マスメディアが選挙情勢を連日取り上げ、バランス上野党側の行動も
取り上げることになるので、結果的に投票率を僅かに上げる効果となった。

三重県では5月末まで本格的な野党共闘の運動が行えなかった。

芝候補自身が、どの地域に行っても市民連合のプラカードを
掲げた主婦などの応援が出ていることを生身で体感して
考えが変わってきた!

6月5日に第一回目の合同街頭宣伝を行なった。
これは、街宣そのものよりも、集まる場を作る、そして街宣後
懇親会や交流会を行なって意気投合できる場とした!

連合と全労連の幹部が初めて一堂に会して懇親した。

街頭宣伝の時、共産党や社民党の幹部は表に出ず裏方に徹した。
共産党県委員長に地元メディアが取材したが、「共闘ができた
ことが大事で、私たちは縁の下の力持ちの役割を果たす」と。

最終盤の街頭演説の映像を紹介。
その中で芝候補は、「私は変わった、皆さんも変わった」と訴え。
その後、芝さんは衆議院選挙で野党共闘が必要であると強調!

市民が選挙に関われば候補者は大きく変わることを実証した。

それでも11選挙区しか勝利できなかったのは、野党に魅力がない!

これを払拭する決め手は「共通政策」が必要。

連合について
連合・連合と言うが、一枚岩ではないし、組織力も高々3割程度。
組織されている部分の半分以上は自民党支持層。

民進党予定候補者の本音
連合の組織表は当てにならないが、共産党は、各小選挙区に
1万5千から2万の組織票があり、余程確実である。

何故野党共闘しか無いのかをシンプルで解り易く押し出す必要がある。

シンボルの重要性!

シールズはドーナツの孔!

中身の無いものが中心にあることで、多くの考えの人々が集まって
来られるようになる。

中身があり過ぎると政策的柔軟性が無くなってしまう!

2016年6月8日に安倍晋三が三重県に来県したのに対し、
芝候補側は、マスメディアに公開して若者との討論会を開催した。
参加者は安倍晋三の街頭演説より少なかったが、選挙期間中なので、
マスメディアは、対等に取り上げてくれた!

最終盤では奥田君を投入した。
地元の中日新聞は、一面トップに安倍晋三と奥田君を同じ大きさの
写真と同じ分量の記事を掲載した!

我々は奥田君を良く知っているが、中日新聞の読者殆どに取っては
「安倍晋三と対等に載っているこの若者は誰だ?!」と読者の
関心を呼び、野党共闘への興味を引く結果となった !



【質疑応答】

Q:前原誠司氏の民進党代表就任について

代表選挙中は違いを強調していたが、今日の幹部人事で、
幹事長に山尾しおり、副代表に枝野氏、国対委員長に松野氏など
野党共闘推進派も入っており、希望はある。


Q:三重県での市民連合の立ち上げ経過と福岡へ助言

僅か5名からはじまり、原発反対の団体や改憲阻止の団体など
多くの人々に声を掛けて広げていった。

市民連合福岡事務局より

福岡県では、11選挙区が有り、全ての選挙区に1人以上の
会員が居るが、現在動いていると言えるのは半分ほど。

2区、6区などは結構活発に動いている!

現場でできることと中央でできることと、政党間でしか進まないもの
があるが、地域では各党の予定候補者や県連関係者が一堂に会する
「場を作る」ことが大切!

Q:直近の補欠選挙について。特に新潟。

10月22日 に3つの選挙区で弔い合戦となるので、自民党は落とせない。
小沢さんが言うように3つとも落とすと安倍政権は終わる可能性が高い!

新潟は、知事選の共闘が成功しているので期待が持てる。
愛媛は自民党の候補者の資質が悪く、加計問題がある。

他の選挙区では、憲法改正問題と地域の問題を取り上げてゆく方が良い。

Q:無党派層は憲法改正問題で惹きつけられるのか?

有権者・若者は社会保障や景気の方に(と言うか、生活とお金)関心。
憲法改正に関心が有る層は1文字色割ほどで、その半分以上は改憲派。
「ずるい事」「セコイ事」「卑怯な事」に反応する。
「所得の再分配無くしては成長無し」教育や社会保障が重点になる。

以上。

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