JUNSKY blog 2017

政治関連・社会問題などについて書いてゆきます!

「共謀罪」後の監視社会日本:小笠原みどりさんと話す会

2017年7月18日(火)

昨日、二つ目の講演会は、

「共謀罪」後の監視社会日本:
 あなたの メールも見られている!
 スノーデンから日本への警告
 ジャーナリスト 小笠原みどりさんと話す会


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以下の覚書は、当ブログ管理者の iPad 要約速記(リアルタイム入力)
につき、発言内容を含めて文責は当ブログにあります!

小笠原みどりさんは、エドワード・スノーデンに
単独インタビューを行なった方。


朝日新聞・社会部記者として福岡を中心に活動。

朝日新聞を退社し、米国の大学で学んだ後、カナダの大学で博士課程中。

福岡に居た頃は、今ほど監視カメラは無かった。
監視カメラが1台付いたことがニュースになるような時代。
今や、監視カメラあることが当たり前になり、気にする人も少ない。

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今、スノーデンの映画が二つある。
オリバーストーンのドキュメンタリー風劇映画「スノーデン」と
本当のドキュメンタリー「シチズン・ フォース」
 (?)

スノーデンは、2013年6月にNSAの監視装置について内部告発。

SNSの通話情報、位置情報、通信内容を無差別に収集。

スノーデン以前にも内部告発を試みた方々は有ったが、
悉く潰されて来た。捜査当局が証拠隠滅を図った。

スノーデンは、50万点超える内部情報を証拠として公開。

日本政府や放送局も他人事のような捉え方であった。
日本の現地メディアは、積極的に取材しなかった。

誰かが当たって砕けろでインタビューする必要がある。

おとどしに私在学する大学で、
スノーデンを画面に出てもらって討論するイベントがあった。
岩波書店「スノーデンショック」が話題になっていた。

日本のジャーナリストのインタビューを受けて貰えるか交渉した処、
弁護士を通じて調整の上、インタビューできることになった。

モスクワに居るスノーデンインタビュー出来た。

スノーデンは、『DELLの技術系社員』の肩書きで来日し、横田基地の
NSAで勤務していた。

NSAは、どのように情報を傍受して居るか?
インターネット普及前は、通信衛星からの情報に寄っていた。
三沢と沖縄に有った「象の檻」で傍受。エシュロン。

日本含む同盟国も監視し、産業スパイ含めて行なっていた。

海底通信ケーブルの上陸地点に民間通信会社の施設があるが、
そこにNSAの事務所を設置し、一切の通信を無差別に収集。

世界のインターネットのインフラの大半はアメリカにある。
Google, Microsoft, Intel, Apple Facebook, Twitter, etc....
デジタルでやり取りする全ての情報が総ざらい的に収集保存。

大手IT企業が米国政府と結託して情報を提供するシステムとした。

あらゆるサイトで住所、ID、パスワードの設定を求められるが、
それらは、全てNSAに筒抜けになっている。

NSAによる攻撃的手法。
ウイルスを送り込んでパソコンごと乗っ取られ全情報を入手し
パソコンをコントロールされる。

何故 NSAは大量監視システムを作ったか?

911テロの後、方針転換が起こり、New Collection Posture
地球上の全人口の全情報を収集することになった。
それまでは、怪しい情報に限っていたが。

時代を画する大転換。

ブッシュ政権が極秘裏に大量監視の許可を与え、NSA内部で
情報収集がエスカレートした。
当然、上院下院の論議も承認もなく行われた。

日本も当然対象で無差別に収集されている。
NSAは、リアルタイムで全情報を監視している訳ではない。
何か問題がある場合に、当該の情報を精査することで
携帯通話記録及び40人の友人を精査。3段階目で250万人になる。

口実はテロ防止だったが、アメリカ政府がアメリカ国民を監視している
ことがわかった。

オバマ大統領が 調査を命じ、一部が公なった。
これらの情報がテロ防止には全く役に立たなかったことが判明。

フランスの事態は防げなかった。

その後も多くのテロが実行されている。

実際は!他のことに役立つからだ。
外交情報スパイ、産業スパイなどに有効であった。

例えば、経産省や農水省の官僚がやり取りしてい全情報を入手。

環境問題での情報も重要情報。
事前に不都合な事を叩き潰す。

他人の個人生活を覗き見している。
内部監査で明らかになっただけでも年間三千件超。

スキャンダル探しで黙らせようとする。

前川スキャンダルも内閣府にスパイ組織があり、
読売新聞にリーク。

本人を黙らせるだけではなく社会的立場を失墜させると伴に
国民の意識を外らせようとする。
スリカエの情報操作が行われている。

国連特別報告者ケナタッチ氏を貶める菅官房長官の反論

内容より人格攻撃で発言の重さを貶める。

あらゆる会話を収集する事なく証拠とできないので、
結果的には全ての会話を傍受する事になる。

アムネスティーも英国諜報機関によって盗聴されていた。

人権団体などには、内部対立煽って崩壊させるなど。

市民運動間の仲違い、内部の仲間割れなどを進める。

沖縄の山城さんの長期拘留。
逮捕すすための容疑事実がどんどん遡って行く。
山城さん行動を全て収録している。

今後の捜査は、こう言う方法がやられるようになる。

監視技術と共謀罪が直結する。

「秘密保護法は実はアメリカがデザインしたものです」
スノーデン。

日本の中での活動を進められるように何度も提案した。
こう言う方法を採用すれば、もっとDEEPな情報を提供できます。
そのためには『特定秘密保護法』が必要です。

昨年、盗聴方が改悪され、盗聴がもっと容易に行えるようになった。

そして今年は共謀法が成立。

スノーデンの連載を最初にしたのはサンデー毎日の5回連載だった。

NHKが、新しいスノーデン文書について報道したが、
随分政府に遠慮したものであって、共謀罪については
一言も報道しなかった。

『Xキースコア』について。

日本政府が、米国の監視システムのために大金を提供していたことが
新文書で発覚。

まとめ

NSAが日本で何をしてきたかがドンドン明らかのなってきている。

あらゆるデータを傍受している。
日本政府は自ら情報収集し始めている。
政権に反対する人間を叩き潰す。
情報を収集し消去している。
内部告発者を攻撃。

嘘をつくか、逆ギレするか、

NSAは、米国の国防長官直属。

戦時体制としての情報収集が行われている。

政府が提案した時点で、既にその活動は行われている。
それを合法化したくて法案を提出。

インターネット分野ももう少し批判的に考えなければならない。

インターネットは商売であり、次に何を売り込むかをリサーチしている。

検索情報によって、その人の趣向や家族構成、病歴なども解ってしまう。

ゲーム、ポルノ、ゴシップなどに飛びつく人のガス抜きを図る。

スノーデンは、本当に命を賭けて告発した。

マインドコントロールに使われることの無いようにする必要がある!



質疑

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日本でのスノーデンの仕事は?
⇨ 防諜業務。外部からのハッキングからシステムを防御するプログラム開発と運用

スノーデン以外にもスパイは居るのか?
⇨ 千人規模のスパイ活動に従事する人がいるとのこと。

ビッグデータについて
⇨ 携帯通話記録だけではなく、アクセス記録、検索記録、位置情報などが
全て収集され、企業に売って利益を上げている。

国連の場では通信の秘密はオンライン上でも保護されなければならない
ことが決められた。

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新聞社を辞める前と辞めた後の現在では如何ですか?
⇨ 911後にガラッと変わった。
アフガニスタン攻撃について朝日新聞が限定的だからと社説で容認。
社説なのに社内のコンセンサスは無かった!
こう言う風に新聞社は簡単に方向を変えるのか!
福岡社会部から本社の論説委員室に電話した。
論説副主幹が、「内は武力攻撃は初めから反対してないから」と暴言!
他にも多くの有志が論説委員室に電話したと言う。

有事法制の時も記事を書いたが、法案が可決されるまで掲載しなかった。
自主規制している。
通った後には「反対していた」かのような言い訳を紙面に掲載する。

私が朝日新聞を辞めた理由は、留学を妨害されたから。

スノーデンを表に出したのは米国の組織ジャーナリズムではなく、
独立の勇敢な記者たちだった。

NHKは、小笠原さんより早くモスクワでスノーデンにインタビューを
行なっているが、僅か5分ほどしかTVに流さなかった。

私たちの闘いでは自主規制してはならないと言うこと。

NSAだけではなく、内閣調査室もスパイ活動を行なっており、
Xキースコアが使われている可能性はあるが、
政府は認めない。
しかし、全く否定する訳ではなく暗に威嚇する手段としている。

NSA、FBI、CIA は、一緒に勉強して活用しようとしている。

諜報機関、捜査機関の連携は相当進んでいる。

個人情報は、デモ参加者の顔認識も含めて行われている。

家の前まで来ていると考えた方が良い。


この監視社会の暴走を止めるためには、
権力に対峙する強い野党の存在と国民が街頭に出て行動する
ことでしか成し得ない。




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