JUNSKY blog 2017

政治関連・社会問題などについて書いてゆきます!

「加計学園」を巡る 閉会中審査

2017年7月10日(月)

「加計学園」を巡る官邸最高幹部の関与疑惑の閉会中審査で
前川喜平・前文科事務次官が堂々と証言!

これに対して、政権側は「知らぬ存ぜぬ」「記憶に有りません」
「記録はありません」のオンパレード!

これで、「疑惑は晴れた!」 と云うならあきれるばかり!

また、官邸は「何も新しい事実は出て来なかった」 と強弁しているが、
これまでの前川さんの証言は、記者クラブであったり文藝春秋誌上だったり
新聞やTVでの発言であり、国会で証言したことと例え中身が同じであった
としても重さは全然違う。

一方的な放言では無く、質疑と云う形で発言を糾される場での証言である。

ある意味では、国会や政府にとっては初めて明らかになった証言と
言っても良い重大な情報なのである!

他方、安倍晋三が出席していないから追究が深まらなかったと云う筋もあるが
私は安倍晋三が出て来ても『知らぬ存ぜず』を貫くだけで深まりはしなかった
と思う。 もちろん、うろたえ激昂する姿がTV映えするかも知れないが・・・(笑)

     *************

毎日新聞が、丸一日に亘る議会証言を5分弱の映像に纏めて記事を
掲載しているが、重要部分はキッチリと押さえているように思う。

【加計問題】 (映像・音声付き)
 前川氏と政権側、論戦は平行線 閉会中審査

  毎日新聞 - 2017年7月10日 21時32分


     **************

 一方で流出した文書を前川氏が流したのかどうかを問う質問もあった。

 これに対し、前川氏は「私では無い」と否定することはせず、答えなかった。
この応答について「前川氏が流したことを事実上認めた」とする報道がある
ようだが、それは違う!
 この手の質問方法は、米国の非米活動委員会(FUAC:赤狩りをした処)や
治安維持法下の日本の官憲が使った手法と同様である。
「あなたは共産党員か? あなたの知り合いに共産党員が居るか?」
 と問う いわゆる“Naming NAME” (密告)の手法であり、共産党員たちは
「私は共産党員です」とは答えず黙秘を貫いたのである。
 前川さんの応対は、この共産党員たちと同様の矜持(プライド)に基づく
行動であり、決して自らの立場を認めた訳では無い!
(だからと言って、前川さんが共産党員であると言っている訳ではもちろんない)
 もし、あの場で前川さんが「その文書を流したのは私では無い」と明言すれば
それでは『真犯人』は誰か?と、国家権力による『犯人』探しが始まるだろう。
 前川さんは「身一身に受け止めて」元の部下たちを護ったのである。
 
     ***************

 日刊ゲンダイは、Web記事4分割で、結構長く掲載して紹介している。

加計問題で閉会中審査 前川前次官「歪められた行政」暴露
 日刊ゲンダイ - 2017年7月10日

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  国会閉会中審査で質問に答える前川前次官(左)と発言する萩生田副長官
    /(C)日刊ゲンダイ - 2017年7月10日

 続いて、日本経済新聞へのリンク

前川氏「背景に官邸の動き」 加計問題で閉会中審査
 日本経済新聞 - 2017/7/10 14:00更新






【加計問題】 (映像・音声付き)
 前川氏と政権側、論戦は平行線 閉会中審査

  毎日新聞 - 2017年7月10日 21時32分
 

 安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)の獣医学部新設計画を巡り、衆参両院は10日、文部科学・内閣両委員会合同の閉会中審査をそれぞれ行い、前川喜平・前文科事務次官らを参考人招致した。前川氏は在職中の昨秋に和泉洋人首相補佐官から早期開学を求められたことを挙げ、「首相官邸の関与がある」と強調。一方、山本幸三地方創生担当相は「一点の曇りもない。(首相)個人の意見は入らなかった」と新設の正当性を訴えた。

  前川氏は、政府が2015年に閣議決定した獣医学部新設の4条件について、
「文科省は(加計学園が)満たしていないと主張した」と説明。

和泉氏から昨年9月に
「首相は自分の口から言えないから、自分から言う」
  と早期開学を促されたと証言した。

菅義偉官房長官は「和泉氏は首相から指示を受けたことはないと言っている」と反論した。

 さらに前川氏は、
(1)昨年11月に政府が新設を「広域的に獣医学部の存在しない地域に限る」と事実上1校に狭めた
(2)今年1月に「平成30(2018)年度開設」と区切った--と指摘。

総理の意向、官邸の最高レベルが言っているとしか説明されなかった。文科省職員は皆『無理が通れば道理が引っ込む』という感覚だった」とし、
「決定プロセスに不公平、不透明な部分がある」と批判した。

 一方、山本氏は「内閣府は公平中立な決定をした」と強調。4条件との整合性については「(獣医師の)需要の数や量をはっきり示すのは無理だ。需要という(数字で表せない)定性的傾向があれば十分」と主張した。

 また、萩生田光一官房副長官の関与を示す昨年10月7日付の文書について、前川氏は「在職時に受け取った」と断言。萩生田氏は、この日に文科省の常盤豊高等教育局長と面会したことを認めたが、内容の大部分について「つまびらかに発言をした記憶はない」とした。前川氏は「(省内を)探せば出てくる文書だと思う」とも述べたが、松野博一文科相は再々調査を拒否した。

 一方、萩生田氏が「総理は『平成30年4月開学』とおしりを切っていた」と発言したとされる昨年10月21日付の文書に関し、常盤氏は「私からの説明、副長官の質問や感想、周辺情報も含まれている」とあいまいな説明にとどめ、
個別のやり取りは記憶にないとした。
【高橋恵子】




加計問題で閉会中審査 前川前次官「歪められた行政」暴露
 日刊ゲンダイ - 2017年7月10日
 

【1/4】 加計学園の獣医学部新設をめぐる問題で、前川喜平前文科事務次官が初めて国会の議論の場に立った。加計学園ありきで「不公平」「不透明」に行政が歪められた事実を告発。「背景に官邸の動きがあった」と、政権中枢の関与を明言した。

 10日午前の衆院の閉会中審査は、文科委員会と内閣委員会の連合審査会として、第1委員室で行われた。参考人として呼ばれたのは前川氏と国家戦略特区諮問会議ワーキンググループ(WG)委員の原英史氏の2人。前川氏は開始予定時刻の午前9時には入室、官僚時代何度も答弁に立った委員会だけに、落ち着いた様子だった。

 ところが、審議は冒頭から不穏な空気に。いったん、委員長や質問者が席に着いたものの、再び、委員長以下メンバーが離席。民進党議員が質疑の際に掲示するパネルと配布する資料の取り扱いを巡ってモメ、理事会で協議となったためだ。結局、審議は26分遅れで始まった。 

【2/4】 最初の質問者の民進党・福島伸享議員はまず、安倍首相の不在を糾弾。九州豪雨が激甚災害指定となりそうなほどの甚大な被害をもたらしている状況下で、「G20は終了したのになぜすぐに欧州歴訪から帰国しないのか」と追及した。安倍首相はエストニア訪問だけキャンセルして帰国を11日に1日早めたが、福島議員は「まさかこの委員会に出席したくないから帰国しないのか」と疑問を投げかけ批判、安倍首相と昭恵夫人出席の集中審議の開催を求めた。

 加計問題への官邸の関与について問われた前川氏は、「直接の担当は内閣府だが、その背景には官邸の存在があり、和泉洋人首相補佐官がさまざまに動いていたことは、文科省が公開した文書からも明らかだ」と、官邸の関与を明言した。

 また、国家戦略特区の規制改革で獣医学部の新設が認められたことについて、「どこに事業をやらせるか、という穴のあけ方に不公平、不透明な部分がある。初めから加計学園に決まるよう結論までのプロセスが進められたように見える」と、加計ありきで行政が歪められたと断言した。前川氏は終始、冷静な口調だった。

【3/4】 ■萩生田副長官は「官邸の意向」発言を全面否定

 委員会には、山本幸三特区担当大臣や文科省の常盤豊高等教育局長も出席して答弁した。

 山本大臣は獣医師の需給について「量や数をはっきり示すことは無理」とトンデモ発言で場を騒然とさせた。ダラダラ発言を続け、委員長(自民党)から「答弁は簡潔に」と注意される場面もあった。

 常盤局長は文科省が公開した昨年10月21日付の文書について聞かれると、萩生田官房副長官とのやりとりについては「記憶にない」を繰り返した。

 前川氏の発言と山本大臣や萩生田副長官の答弁は食い違うばかりで、共産党は前川氏と萩生田副長官、和泉補佐官の3人の証人喚問を求めた。

「特区担当は内閣府だが、背後に官邸の動きがあった。和泉洋人首相補佐官がさまざまな動きをしていた」――。 

【4/4】   これまでの会見と同様、国会の場でも堂々とした様子でこう訴えた前川氏。あらためて獣医学部新設をめぐり、「(選定の)プロセスが不透明で不公正だと思っている。初めから加計学園と決まっていた」と強調した。

「行政が歪められたとは何か。隠蔽された事実とは」。共産党の宮本岳志議員がこう尋ねると、前川氏は国家戦略特区の規制改革に触れつつ、「(岩盤規制に)穴を開けるかどうかではなく、穴の開け方、穴を通ってどの主体がやるのか。規制緩和の恩恵を受けるのか。その結論に至るまでのプロセスに問題がある。不公平、不透明な部分がある」と答えた。

 獣医学部新設で満たすべき条件である「石破4条件」に照らし、「今治市の提案が合致しているかどうか十分な議論がされていない。不公平で、国民から見えないところで決定された」と訴えた。

 一方で、萩生田光一官房副長官が「首相の意向」を示したとされる文書について、前川氏が「在任中に目にした」と断言したのに対し、萩生田副長官は表情をこわばらせ「このような項目をつまびらかに発言した記憶はない」と全面否定した。


 

前川氏「背景に官邸の動き」 加計問題で閉会中審査
 日本経済新聞 - 2017/7/10 14:00更新
 

 学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画を巡り、衆院内閣、文部科学両委員会の連合による閉会中審査が10日、開かれた。参考人の前川喜平前文部科学次官は「内閣府が仕事を進めるにあたって背景に官邸の動きがあったと思う」と語った。政府側

閉会中審査で開かれた衆院委員会で、参考人として答弁する前川前文科次官。後方は松野文科相(右)と山本地方創生相。左端は萩生田官房副長官(10日午前)
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閉会中審査で開かれた衆院委員会で、参考人として答弁する前川前文科次官。後方は松野文科相(右)と山本地方創生相。左端は萩生田官房副長官(10日午前)
は国家戦略特区の枠組みで加計学園のみ獣医学部新設が認められた経緯は適正だったと強調した。

 加計学園を巡っては、愛媛県今治市に獣医学部新設が認められた政府の決定の妥当性が問題になっている。10日の審議でも前川氏と政府側の事実関係を巡る認識は食い違ったままで、議論は平行線をたどった。真相解明はなお不透明だ。

 前川氏は答弁で、問題の経緯について「決定のプロセスに不公平で不透明な部分があると考えている」と指摘。「初めから加計学園に決まるようプロセスを進めてきたようにみえる」と語った。獣医学部新設4条件との関係は「合致するか十分な議論がされていない」と話した。官邸の関与については「私が直接指示を受けた和泉洋人首相補佐官が様々な動きをしておられた」と語った。

 山本幸三地方創生相は国家戦略特区について「地元がきちんと提案するもので、国が勝手に決めるわけではない」と強調。「岩盤規制を突破するには、まず地域を限定してやるしかない」と述べ、加計学園のみ認めた経緯は適正だったとの認識を示した。

 政府の国家戦略特区ワーキンググループの原英史委員は「利益誘導に加担したというのは残念だ。加計ありきということはない」と訴えた。公務員や製薬業界での獣医師不足などを挙げ「従来の行政のゆがみをただした」と強調した。

 「10/7萩生田副長官ご発言概要」と題した文書も焦点になった。文書は文科省の追加調査では存在が確認されなかったもの。萩生田光一官房副長官が「私の方で整理しよう」などと発言したと書かれている。

 前川氏は「次官在職中に担当課からの説明を受けた際に受け取り、目にした文書に間違いない」と語った。萩生田氏は昨年10月7日の文科省幹部との面会は認めたうえで「このような項目についてつまびらかに発言した記憶はない」と発言内容は否定した。文科省の常盤豊高等教育局長も「副長官から指示を受けた記憶はない」と語った。

 菅義偉官房長官は10日午前の記者会見で、萩生田氏の発言を記録したとされる文書について「文科省の追加調査で、存在が確認されなかった」と語った。文書の信ぴょう性に関しても「確認されていないのだから承知していない」と述べた。

 安倍晋三首相は海外出張中で不在。参院内閣、文教科学両委員会も10日午後、連合で閉会中審査を開く。 



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