JUNSKY blog 2017

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憲法9条の平和条項は日本人の叡知で入れられた!

2017年5月3日(水)


 この話しは、4月30日のNHK-TVで紹介されたが、
今日の西日本新聞の記事でも大きく取り上げられていました!

‪NHKドキュメンタリー - NHKスペシャル
「憲法70年 “平和国家”はこうして生まれた」
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586919/‬

 日本国憲法の施行から70年を迎える。今、新たな資料の公開で憲法誕生の知られざる舞台裏が明らかになりつつある。
 たとえば「昭和天皇実録」などの公開で浮かび上がった新事実。それは昭和天皇が敗戦直後の昭和20年9月4日、勅語で「平和国家の確立」を明らかにし、憲法改正の調査を命じていたことである。
 さらに幣原喜重郎首相が戦争放棄をマッカーサーに提唱。GHQは戦力不保持の草案を作成する。しかし、GHQ草案の条文に「平和」の文字はなかった。では、どこから来たのかー。
 番組では、近年、発掘された新たな資料をもとに、日本国憲法が誕生していく1年8か月を描く。 



【関連記事】

‪憲法:施行70年 改憲勢力、架空の多数 
日本共産党前議長・不破哲三氏(87)
毎日新聞 ー 2017年5月3日(憲法記念日)
https://mainichi.jp/articles/20170503/ddm/010/010/033000c‬


以下、本日付の西日本新聞より

‪日本人が求めた「平和」 憲法3日施行70年 ‬
‪国会、GHQ案に追加 近年公開の資料で判明 ‬
‪https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/325829 ‬
‪#西日本新聞 ー 2017年5月3日(憲法記念日)‬

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‪日本人が求めた「平和」 憲法3日施行70年 ‬
‪国会、GHQ案に追加 近年公開の資料で判明 ‬
‪https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/325829 ‬
‪#西日本新聞 ー 2017年5月3日(憲法記念日)‬

 日本国憲法は3日、施行から70年を迎える。9条で掲げた戦争放棄の理念から「平和憲法」と称され、条文にも「国際平和を誠実に希求し-」と明記される。この「平和」の文言が、連合国軍総司令部(GHQ)の草案にはなく、日本側の意向で盛り込まれたことが、近年公開された資料で明らかになってきた。憲法押し付け論も根強いが、平和主義については「日本人が考えたもの」とする説が有力になっている。

 憲法の下敷きとなったGHQ草案も「武力の使用は永久に廃棄する」などとして戦争放棄を掲げていた。憲法制定史を研究する古関彰一独協大名誉教授(和光学園理事長)は「天皇の戦争責任を問わない代わりに、日本が天皇の下で二度と戦争を始めないよう抑止する狙いがあった」と解説する。この時点で「平和」の文言はなかった。

 草案は1946年6月、帝国議会に提出された。審議は衆院憲法改正小委員会に委ねられ、後に首相となる自由党の芦田均議員を委員長とした与野党14人で議論が重ねられた。ただ、秘密会だったため、議事録は95年まで半世紀近く公開されなかった。

 議事録を詳細に分析した古関氏によると、委員たちは「ただ戦争をしない、軍備を捨てるだけでは、泣き言のようで消極的な印象を与える」「世界平和のために努力すると言いたい」「平和を愛好すると宣言すべきだ」などの意見が続出。「戦争放棄は国際平和のため」とする内容に修正し、本会議で可決された。

 一方で古関氏は「平和を求めたのは国会だけではなかった」と強調する。降伏文書に調印した2日後の45年9月4日、昭和天皇は臨時国会の冒頭で「平和国家を確立して人類の文化に寄与せむことを」とする勅語を発している。

 さらに古関氏は2015年以降、当時の陸軍省軍務局長が幣原喜重郎内閣に、「天皇は軍を統治す」とした大日本帝国憲法の軍規定条項を削除するよう申し入れた記録を発見。外務省内の議論を通訳が記録し「積極的に世界平和確立の高遠な理想を表明する条項を加えたい、という意見があった。同感だ」と書き残した文書も掘り起こした。

 古関氏は「悲惨な戦争を体験した直後で『もうこりごりだ』という日本人が、思想信条を超えて平和を願っていた」と分析する。

 だが、これまで憲法の「平和」の起源に注目は集まらなかった。改憲派はGHQ主導だったことを強調したい、護憲派はGHQ草案が下敷きになったことに焦点を当てられたくない-。古関氏は「押し付け論を巡るイデオロギーの対立に埋没してきた」と指摘する。

 施行70年、北朝鮮問題をはじめ国際平和が揺れ動いている。横田耕一九州大名誉教授(憲法学)は「憲法の前文にも『平和』の文言はあるが、条文に小委員会の誰も反対せず盛り込まれた事実を、現代に広く伝える意味は大きい。短絡的な押し付け論をいさめる上でも、制定過程を明らかにすることは重要だ」と話している。

=2017/05/03付 西日本新聞朝刊=




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