JUNSKY blog 2017

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「生きていること望み」=高橋まつり さん命日で母親手記―電通過労自殺

2016年12月25日(日)

今日は田村貴昭さんの投稿を御紹介します。

高橋まつりさんの母が手記を公表。各紙が報じた。
「働く全ての人 意識変わって欲しい」朝日新聞(12/25)より
「まつりの死によって、世の中が大きく動いています。まつりの死が、日本の働き方を変えることに影響を与えているとしたら、まつりの24年間の生涯が日本を揺るがしたとしたら、それは、まつり自身の力かもしれないと思います。でも、まつりは、生きて社会に貢献できることを目指していたのです。そう思うと悲しくて悔しくてなりません」
本来なら楽しいはずのクリスマスが命日となった。高橋さんと母の思いにこたえて、政府と企業は目に見える改革・改善を。残業時間の上限を法律で明記せよ。必ず。
2016年12月25日 田村貴昭



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画像をクリックで多少拡大して読み易くなります。

以下は、時事通信の記事から

「生きていること望み」=高橋さん命日で母親手記―写真も公表・電通過労自殺
時事通信 12/25(日) 2:02配信

「生きていること望み」=高橋さん命日で母親手記―写真も公表・電通過労自殺
中国留学中に万里の長城を訪れた高橋まつりさん(左)と、母の幸美さん=2013年5月撮影(高橋幸美さん提供)
 大手広告代理店電通の新入社員だった高橋まつりさん=当時(24)=が過労自殺してから1年となる25日、母の幸美さん(53)=静岡県在住=が「私の本当の望みは娘が生きていてくれることです」と悲痛な思いをつづった手記と、中国留学時の高橋さんの写真を公表した。

 手記では「あの日から私の時は止まり、未来も希望も失われてしまいました。朝目覚めたら全て夢であってほしいと、今も思い続けています」と心情を吐露。「会社を辞めるようにもっと強く言えばよかった。母親なのにどうして娘を助けられなかったのか」と悔やんだ。

 高橋さんの自殺を契機に違法な長時間労働への批判が強まっており、「まつりの死が日本の働き方を変えることに影響を与えているとしたら、それはまつり自身の力かもしれないと思います」と記した。一方で、「でも、まつりは生きて社会に貢献できることを目指していたのです。そう思うと悲しくて悔しくてなりません」と複雑な心境もつづった。

 電通には「見せ掛けではなく、本当の改革を実行してもらいたい」と注文。「日本の働く人全ての意識が変わってほしい」と結んだ。

 高橋さんは昨年12月25日に東京都内の寮から飛び降り自殺。自殺前にうつ病を発症しており、発症前1カ月の残業時間は約105時間だったとして今年9月に労災認定された。

 電通をめぐっては11月に厚生労働省東京労働局などが労働基準法違反容疑で本社と3支社を強制捜査。書類送検に向け捜査を進めている。 




高橋さん母の手記全文=電通過労自殺

高橋 まつり さんの母の手記全文

 まつりの命日を迎えました。
「生きていること望み」=高橋さん命日で母親手記-写真も公表・電通過労自殺

 去年の12月25日、クリスマス・イルミネーションできらきらしている東京の街を走って、警察署へ向かいました。うそであってほしいと思いながら…。前日までは大好きな娘が暮らしている、大好きな東京でした。
 あの日から私の時は止まり、未来も希望も失われてしまいました。息をするのも苦しい毎日でした。朝目覚めたら全て夢であってほしいと、今も思い続けています。
 まつりは、あの日どんなにつらかったか。人生の最後の数カ月がどんなに苦しかったか。
 まつりはずっと頑張ってきました。就職活動のエントリーシートの自己PRの欄に、「逆境に対するストレスに強い」と書いていました。自分が困難な境遇にあっても絶望せずあきらめないで生きてきたからです。10歳の時に中学受験をすることを自分で決めてから、夢に向かって努力し続けてきました。
 凡才の私には娘を手助けできることは少なく、周囲のたくさんの人が娘を応援してくれました。娘は、地域格差・教育格差・所得格差に時にはくじけそうになりながらも努力を続け、大学を卒業し就職しました。
 電通に入ってからも、期待に応えようと手を抜くことなく仕事を続けたのだと思います。その結果、正常な判断ができないほどに追い詰められたのでしょう。あの時、私が会社を辞めるようにもっと強く言えばよかった。母親なのにどうして娘を助けられなかったのか。後悔しかありません。
 私の本当の望みは娘が生きていてくれることです。
 まつりの死によって、世の中が大きく動いています。まつりの死が、日本の働き方を変えることに影響を与えているとしたら、まつりの24年間の生涯が日本を揺るがしたとしたら、それは、まつり自身の力かもしれないと思います。でも、まつりは、生きて社会に貢献できることを目指していたのです。そう思うと悲しくて悔しくてなりません。
 人は、自分や家族の幸せのために、働いているのだと思います。仕事のために不幸になったり、命を落とすことはあってはなりません。
 まつりは、毎晩遅くまで皆が働いている職場の異常さを指して、「会社の深夜の仕事が、東京の夜景をつくっている」と話していました。まつりの死は長時間労働が原因であると認定された後になって、会社は、夜10時以降消灯をしているとのことですが、決して見せ掛けではなく、本当の改革、労働環境の改革を実行してもらいたいと思います。
 形の上で制度をつくっても、人間の心が変わらなければ改革は実行できません。
 会社の役員や管理職の方々は、まつりの死に対して、心から反省をして、二度と犠牲者が出ないよう、決意していただきたいと思います。
 そして社員全ての人が、伝統を重んじることにとらわれることなく、改善に向かってほしいと思います。
 日本の働く人全ての意識が変わってほしいと思います。(2016/12/25-02:06)

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