JUNSKY blog 2017

政治関連・社会問題などについて書いてゆきます!

フランス州議会選挙第1回投票で第1党に躍リ出た『FN』(極右)が第2回投票で敗北!

2015年12月15日(火)


 【フランスで州(地域圏)議会選挙(比例代表2回投票制)の第2回投票が
 13日行われ、第1回投票で得票率首位となった「反移民」を掲げる極右政党、
 国民戦線(FN)は、本土13州の全てで第1党を逃した。(毎日新聞 12/14)】

Mainichi-20151214-02_FN.jpg
   国民戦線(FN) 躍進の理由を解説する毎日新聞・宮川裕章記者

 ファシズム阻止のために、決選投票で左派連合が立候補を取りやめて
 極右政党、国民戦線(FN)の進出阻止に成功した!

仏州議会選 「反極右に投票を」 与党、ライバル政党に協力
 毎日新聞 - 2015年12月13日 東京朝刊


 また、右翼排外主義者の躍進に危機感を感じた多くの有権者が選挙人登録を
して、第2回投票に出向いたことも 『FN』 敗北に繋がったと云う。

 それでも、FNの得票率は27%にも及び前回より20%もUPしたとのこと。 

 得票率は、
 ▽サルコジ前大統領(60)の共和党を中心とする右派連合約41%
 ▽社会党を中心とする左派連合約29% 
 ▽FN約27%
−−だった。
 本土12州のうち、右派連合が7州、左派連合が5州で第1党となった



 ISによる攻撃などもあって、政治的には『疲弊していた?』有権者が、
「このままでは恐ろしいことになる」との政治的感受性を目覚めさせ、『一大事!』
とばかりに、投票に行ったのだろう。

 これには、隣国で1930年代にヒットラーが独裁を築く地歩をまずは合法的に
選挙で得たと云う歴史認識も根底にあるかも知れない。

 しかし、第1回投票で6州でTOPになった際も、FNの得票率は28%程度だった
と云うことで、投票率が8%ほど上がった中で得票率を維持していると云うことは
寧ろFNに投票した有権者は増えたことにもなり、警戒が必要である。

仏州議会選 極右政党拡大、テロが影響 パリ政治学院教授
 毎日新聞 - 2015年12月12日 22時30分


 まさに左派連合の勇断がFNの進出を阻止する最大の貢献だったと云える。

 日本でも、戦前国家主義者が軍部の力を背景に国家権力を略取した過程と
似た事態が進行中である。

 フランスの動きは、日本共産党の提唱する方向との共通性を感じる!
日本でも、極右政党、安倍・自民党(ABE-LDP)阻止に野党が手を組むと共に
多くの有権者が、この危機的状況を阻止するために投票所に行かなければ!

 極右政党側は、橋下・維新と安倍・自民党が協力しようとしているのに・・・

     ***********************

フランス
与党が国民戦線初の州議会第1党獲得を阻止

 毎日新聞 - 2015年12月14日 最終更新 11時02分
 

【パリ賀有勇】
 フランスで州(地域圏)議会選挙(比例代表2回投票制)の第2回投票が13日行われ、第1回投票で得票率首位となった「反移民」を掲げる極右政党、国民戦線(FN)は、本土13州の全てで第1党を逃した。オランド大統領(61)の国政与党・社会党が2州での出馬をやめ、共和党に票を流すことでFN初の州議会の第1党獲得を阻止した。 



フランス地方選、第2回投票では極右が全敗
 社会党の退潮も鮮明に

 Huffingtonpost | Reuters 投稿日: 2015年12月14日 08時36分
 

 6日に行われた1回目の投票は、パリ同時多発攻撃を受けて国民の間で治安や移民をめぐる警戒感が高まっていたことを背景に、移民の排斥などを訴えるルペン氏の国民戦線が全国得票率1位に躍進した。
危機感を募らせた社会党は、ルペン党首が候補者となっている北部と、ルペン党首のめいが立つ南東部で第2回投票を辞退。国民戦線の勝利を阻むため、右派連合に投票するよう呼び掛ける「奇策」に打って出た。
バルス首相(社会党)は「安心したり、勝利に酔ったりする場合ではない。極右が突き付けた危険が去ったわけではない」と強調した。
サルコジ前大統領も、国民戦線が高い得票率を集めたことについて「われわれを含むすべての政治家に警告となった」と述べ「国民が心配していることについて、真剣な議論を行うべきときだ」としている。



極右政党、全地域圏で勝利逃す フランス地方選
 AFP - 2015年12月14日 07:18 パリ/フランス
 

 FNは、停滞する経済に対する怒りと先月13日に起き130人が死亡したパリ(Paris)同時テロ事件によって広がった不安に後押しされ、6日の第1回投票で全13地域圏のうち6地域圏で首位となった。だが、同事件からちょうど1か月後に行われた今回の第2回投票では、大勢の有権者が投票所に足を運び(投票率は約58%だった)、FNの勝利を再び寸前で防止した。
 フランソワ・オランド(Francois Hollande)大統領の社会党は、少なくとも5地域圏で勝利したもよう。一方、ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)前大統領の中道右派連合は7地域圏で優勢となっている。 (c)AFP 




*******************************************
にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ  (左のアイコンをクリックして
              もらえたら嬉しいです)
*******************************************
 


 

仏州議会選 「反極右に投票を」 与党、ライバル政党に協力
 毎日新聞 - 2015年12月13日 東京朝刊

【パリ賀有勇】
 フランスで州(地域圏)議会選挙(比例代表2回投票制)の第2回投票が13日行われる。第1回投票では「反移民」を掲げる極右政党、国民戦線(FN)が本土13州のうち6州で首位となったが、オランド大統領(61)所属の社会党はライバル政党への投票を呼びかけてFNの第1党を阻止する構えで、FNのマリーヌ・ルペン党首(47)は10日、集会で「知的なテロリズムだ」と非難した。

 第1回投票では、FNが28%を得票、サルコジ前大統領(60)の共和党・右派連合が27%で、社会党・左派連合23%を上回った。FNは、ルペン党首とめいのマリオン・マレシャルルペン氏(26)の選挙区でそれぞれ41%を得票し、共和党と社会党を大きくリード。社会党は、この2選挙区で第2回投票に候補を立てないと表明し、ライバルの共和党への投票を呼びかけた。また、多くの選挙区で環境政党や共産党などの左派政党と連立を組んで第2回投票に臨む。

 最新の世論調査では、社会党が出馬を見送った2選挙区では、FNの支持は依然高いが、共和党が第1党となる見通しだ。ルペン氏は、「このような選挙システムは非民主的だ」と非難した。



仏州議会選 極右政党拡大、テロが影響 パリ政治学院教授
 毎日新聞 - 2015年12月12日 22時30分
 

【パリ賀有勇】
 国民戦線(FN)に詳しいパリ政治学院のパスカル・ペリノー教授にフランス州議会選の見通しなどを聞いた。

 −−第1回の投票結果をどう分析するか。

 FNの全国の得票率をみると、欧州議会選(昨年5月)は25%弱、県議会選第1回投票(今年3月)は25%強だった。今回は28%で、3ポイントの差はテロの影響だ。これまでの25%は、経済の低迷と高い失業率、大政党への失望感を反映したものだろう。FNは国民議会(下院)577議席で2議席、約3万6000市町村で首長11人にとどまり、権力とはみなされておらず、社会、共和両党に失望した有権者の受け皿になっている。

 −−支持層は。

 ルペン氏の攻撃的な演説は女性や戦争の記憶のある高齢者には受け入れられにくい。支持層は労働者の若い男性、特に工場労働者だ。これまでFNを敵視していた中流階層にも支持が広がっている。

 −−第2回投票の見通しは。

 第1回投票で大きな力を見せつけたが、社会党と共和党を合わせた票に打ち勝つには困難が伴う。ほとんどの州で第1党となることは難しいだろう。

 −−FNの今後は。

 イスラム過激派によるテロが現実となり、オランド大統領でさえ、過激主義のモスク閉鎖や危険人物の国籍剥奪など、ルペン氏の主張に沿う政策を結果的に取り入れた。もうFNの存在を認めないわけにはいかないだろう。 



フランス
与党が国民戦線初の州議会第1党獲得を阻止

 毎日新聞 - 2015年12月14日 最終更新 11時02分
 

【パリ賀有勇】
 フランスで州(地域圏)議会選挙(比例代表2回投票制)の第2回投票が13日行われ、第1回投票で得票率首位となった「反移民」を掲げる極右政党、国民戦線(FN)は、本土13州の全てで第1党を逃した。オランド大統領(61)の国政与党・社会党が2州での出馬をやめ、共和党に票を流すことでFN初の州議会の第1党獲得を阻止した。

 内務省の集計(開票率98%)によると、得票率は、サルコジ前大統領(60)の共和党を中心とする右派連合約41%▽社会党を中心とする左派連合約29%▽FN約27%−−だった。コルシカ島を除く本土12州のうち、右派連合が7州、左派連合が5州で第1党となった。第1党になると、議席が優先配分されるほか、州の首長にあたる議長を出せる。

 13日午後5時(日本時間14日午前1時)現在の投票率は50・5%で、第1回投票の同時点よりも約7・5ポイント上昇した。

 パリ同時多発テロを受けて国民の不安が高まったことを受け「治安強化」を訴えたFNは第1回投票で優勢に戦いを進めた。特に、マリーヌ・ルペン党首(47)が出馬した北部の州と、めいのマリオン・マレシャルルペン氏(26)が出馬した南東部の州ではそれぞれ41%を得票し首位に立った。

 勝算がないとみた社会党は両選挙区で第2回投票への不出馬を表明。共和党への投票を呼びかけ、共和党が第1党となった。



フランス地方選、第2回投票では極右が全敗
 社会党の退潮も鮮明に

 Huffingtonpost | Reuters 投稿日: 2015年12月14日 08時36分
 

 [パリ 13日 ロイター] - フランス地域圏議会選(2回投票制)の第2回投票が13日実施された。開票率84%時点の公式発表によると、第1回投票で躍進した極右の国民戦線(FN)は本土13地域圏のいずれでも勝利を逃した。2017年大統領選出馬を目指すルペン党首にとって手痛い結果となった。

サルコジ前大統領が率いる共和党を中心とする右派連合が7地域圏、オランド大統領の社会党が5地域圏を制した。しかし全敗したとはいえ、国民戦線の得票率は同党としては過去最高を記録しており、右派連合、社会党ともに勝利を祝うムードではない。特に、2010年の前回選挙では22中21の地域圏を掌握していた社会党の退潮は鮮明だ。

6日に行われた1回目の投票は、パリ同時多発攻撃を受けて国民の間で治安や移民をめぐる警戒感が高まっていたことを背景に、移民の排斥などを訴えるルペン氏の国民戦線が全国得票率1位に躍進した。

危機感を募らせた社会党は、ルペン党首が候補者となっている北部と、ルペン党首のめいが立つ南東部で第2回投票を辞退。国民戦線の勝利を阻むため、右派連合に投票するよう呼び掛ける「奇策」に打って出た。

バルス首相(社会党)は「安心したり、勝利に酔ったりする場合ではない。極右が突き付けた危険が去ったわけではない」と強調した。

サルコジ前大統領も、国民戦線が高い得票率を集めたことについて「われわれを含むすべての政治家に警告となった」と述べ「国民が心配していることについて、真剣な議論を行うべきときだ」としている。

開票率84%時点では、北部地域圏における得票率は、右派連合が57.2%、国民戦線が42.8%。また、南東部地域では、右派連合の得票率53.7%に対して、国民戦線は46.2%にとどまった。

ルペン党首は、国民戦線への追い風は選挙のたびに高まっていると強調。南東部と北部で社会党の勢力が「完全に絶えた」ことを歓迎したほか、社会党などが展開した「反ルペン」キャンペーンを非難した。



極右政党、全地域圏で勝利逃す フランス地方選
 AFP - 2015年12月14日 07:18 パリ/フランス
  

【12月14日 AFP】13日に行われたフランス地方選挙の第2回投票は、1週間前の第1回投票で記録的結果を残していた極右政党の国民戦線(FN)が、全ての地域圏で勝利を逃す結果となった。

 FNには、今回の選挙を2017年大統領選挙でのマリーヌ・ルペン(Marine Le Pen)党首(47)勝利への足掛かりとする狙いがあった。

 だがルペン党首が出馬した北部ノール・パ・ド・カレー・ピカルディ(Nord-Pas-de-Calais-Picardie)地域圏では、与党・社会党が第2回投票を辞退し、ルペン氏は他の右派野党に敗北。また、先週の第1回投票でリゾート都市コートダジュール(Cote d'Azur)を有する南部の地域圏で首位の結果を残していたルペン党首のめいのマリオン・マレシャルルペン(Marion Marechal-Le Pen)副党首(26)も、右派勢力に敗北したことが明らかとなった。

 FNは、停滞する経済に対する怒りと先月13日に起き130人が死亡したパリ(Paris)同時テロ事件によって広がった不安に後押しされ、6日の第1回投票で全13地域圏のうち6地域圏で首位となった。だが、同事件からちょうど1か月後に行われた今回の第2回投票では、大勢の有権者が投票所に足を運び(投票率は約58%だった)、FNの勝利を再び寸前で防止した。

 フランソワ・オランド(Francois Hollande)大統領の社会党は、少なくとも5地域圏で勝利したもよう。一方、ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)前大統領の中道右派連合は7地域圏で優勢となっている。
 (c)AFP 



関連記事
スポンサーサイト

テーマ:フランスの政治と社会 - ジャンル:政治・経済

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://junskyblog.blog.fc2.com/tb.php/4025-19dc3eb1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad