JUNSKY blog 2017

政治関連・社会問題などについて書いてゆきます!

煮え切らない民主党がターゲット?! シールズが統一候補応援を宣言!

2015年10月31日(土)

シールズ(Students Emergency Action for Liberal Democracys)
が『日本外国特派員協会』で再び講演し、記者の質問に応えた。


 そこで、野党が選挙協力を実現できた場合に限り、選挙の応援に駆け付ける!
と云う、いわば 『最後通告』 を、野党の連合政権に二の足を踏む民主党などに
突き付けた形! これをどう受け止めるか?! 姿勢を問われる!

   2015/10/28 日本外国特派員協会主催 SEALDs
   本間信和氏、芝田万奈氏、諏訪原健氏、千葉泰真氏 記者会見

    こちらは、IWJが引用したハイライト部分 (6分ほど)


  日刊ゲンダイ 10月29日付け によると・・・
Nikkan-Gendai 20151030-01 

  民主党の抵抗で共産党が呼びかけた「国民連合政府」構想は漂流し、維新は大阪系議員ら造反組と残留組の分裂騒動でメタメタ。あまりにヒドい野党をみかねて、学生団体「SEALDs(シールズ)」が参院選に向けて本格始動だ。

 そして、この体たらくの野党を揺るがしそうなのが、「選挙応援」だ。来夏の参院選で野党共闘を呼びかけ、統一候補になった場合、シールズのメンバーが街頭や決起集会での応援演説に出向くというのである。

 「立憲主義、民主主義が揺るがされる緊急事態です。思想・信条を超えて野党が協力しなければ厳しい。シールズとして野党再編のデザインを描くことは考えていませんが、選挙に勝てなければ自民党の改憲草案が現実になる。このことを社会に向けて世論喚起することで、政治家を動かしたい」(メンバーの諏訪原健さん)





   こちらは、日本外国特派員協会 公式サイトより (2015/9/16のもの) 

体たらく野党を揺るがすシールズの参院選「応援演説」計画
 日刊ゲンダイ - 2015年10月29日


【詳報】"野党共闘"で統一候補が出れば応援も〜SEALDsが語った、今後の活動と「日本の民主主義」
 BLOGOS編集部 - 2015年10月29日 14:45

BLOGOS_20151029.jpg
  このBLOGOSの記事は会見の詳しい内容を写真付きで伝えています。
  関心のある方必読! 

5金スペシャル 【SEALDsが日本社会に投げかけた素朴な疑問】
 ビデオニュース・ドットコム - 2015年10月31日 20:00
 



【関連記事】

「国民連合政府」で志位委員長 「いつでも話し合いの用意」
 しんぶん赤旗 - 2015年10月30日(金)
 

 日本共産党の志位和夫委員長は29日、国会内で記者会見し、民主党の岡田克也代表が27日の会見で、「(『戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府』は)受け入れがたいが、参院選挙に向け共産党とどういう関係を築いていくかは大事だ」と述べたことなどへの受けとめを問われ、その立場を示しました

 志位氏は、
▽「国民連合政府」を「提案」の要に位置づけた理由
▽この政府のもとで安全保障をどうするか
  ――とくに安保条約、自衛隊について
▽党の綱領・決定で明らかにされている方針
 ― を説明しました。

 その上で、「岡田代表は、一連の発言のなかで、日本共産党との選挙協力の必要性については、繰り返し強調されていると思います。この点では私たちの『提案』との一致があることは重要だと考えます。
 同時に、政権の問題について、代表が、懸念や疑問を述べられていることも承知しています。この問題について、ご意見やご提案があれば、それをよくお聞きし、私たちの考えをよくお伝えしたいと思います
 私は、いつでも話し合いに応じる用意があります」と述べました。 



「国民連合政府」について 志位委員長の記者会見 (詳報)
 しんぶん赤旗 - 2015年10月30日(金)
 

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体たらく野党を揺るがすシールズの参院選「応援演説」計画
 日刊ゲンダイ - 2015年10月29日
 

 民主党の抵抗で共産党が呼びかけた「国民連合政府」構想は漂流し、維新は大阪系議員ら造反組と残留組の分裂騒動でメタメタ。あまりにヒドい野党をみかねて、学生団体「SEALDs(シールズ)」が参院選に向けて本格始動だ。

 28日、外国特派員協会でシールズのメンバー4人が会見。来夏の参院選を見据えた今後の方針を発表した。

 今月25日に開催した「学者の会」との合同シンポジウムを再び12月6日にも予定し、以降、月1回ペースでシンポや街宣活動、デモを行う計画だという。 投票率低下を改善するための投票所の設置運動にも取り組む。

 そして、この体たらくの野党を揺るがしそうなのが、「選挙応援」だ。来夏の参院選で野党共闘を呼びかけ、統一候補になった場合、シールズのメンバーが街頭や決起集会での応援演説に出向くというのである。

立憲主義、民主主義が揺るがされる緊急事態です。思想・信条を超えて野党が協力しなければ厳しい。シールズとして野党再編のデザインを描くことは考えていませんが、選挙に勝てなければ自民党の改憲草案が現実になる。このことを社会に向けて世論喚起することで、政治家を動かしたい」(メンバーの諏訪原健さん)

 国民的人気になった若者たちの選挙応援を喉から手が出るほど欲しい候補者は多いはずだ。シールズ関連の書籍は次々ベストセラーになっていて、今月21日発売の「SEALDs 民主主義ってこれだ!」は、アマゾンの政治カテゴリーで売れ筋ランキング1位(28日現在)になった。

 実際、民主党・岡田代表は27日の講演でシールズに対し「お互い尊重して、良い関係を築きたい」と連携に“色気”を見せていた。

「20代を中心とした若い世代は有権者の中でも支持を得るのが最も難しい層です。シールズ側から『応援したい』なんてチャンスですから、今回の活動方針を聞いて、野党は火がつくでしょう」(政治ジャーナリストの角谷浩一氏)

 会見では野党共闘がなかなか進まない現状への見解を問う質問も出たが、シールズメンバーは野党の批判は口にしなかった。

「彼らの方が大人ですよ。ある種、達観していて『自分たちが変わらないと社会は変わらない』というスタンスでした。野党は情けない」(会見に出席していたジャーナリストの神保哲生氏)

 岡田民主党も早く大人になってくれ。 




「国民連合政府」について 志位委員長の記者会見
 しんぶん赤旗 - 2015年10月30日(金)
 

 日本共産党の志位和夫委員長は29日の記者会見で、民主党の岡田克也代表の「戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府」に関する発言について記者に問われ、次のように述べました。

なぜ「国民連合政府」か――「提案」の要に位置づけた理由

 なぜ「国民連合政府」を私たちの「提案」の要に位置づけているのか、この政府のもとで安全保障をどうするのかについては、10月15日の日本外国特派員協会での講演と質疑などを通じて、すでに私たちの見解を明らかにしてきました。

 なぜ「国民連合政府」かという点では、何よりも、第一に、本気で、戦争法を廃止し、立憲主義を取り戻そうとすれば、それを実行する政府が必要になります。戦争法を廃止し、昨年7月1日の集団的自衛権行使容認の「閣議決定」を撤回しようとすれば、安倍政権のもとではそれは不可能であり、この二つの課題を実行する政府をつくることがどうしても必要になります。私たちが今回の「提案」で、政権の問題を要に位置づけた最大の理由はここにあります。

 さらに、第二に、本気で、安倍政権を打倒しようとすれば、それに代わる政権構想を野党が責任をもって示すことが必要になります。

 くわえて、第三に、本気で、選挙協力を成功させ、自公を打ち負かすためには、「戦争法廃止、立憲主義回復、国民連合政府」という国民的大義を掲げてたたかうことが必要になります。

 私たちが「国民連合政府」の実現を、「提案」の要をなす大問題に位置づけているのは、こうした理由からです。

この政府のもとで安全保障をどうするか――安保条約、自衛隊について

 この政府は暫定的な性格をもちますが、そのもとでの安全保障をどうするかについても、すでに私たちの見解を明らかにしてきました。

 日米安保条約については、私たちは「廃棄」という方針ですが、「国民連合政府」の対応としては、安保条約にかかわる問題は「凍結」するということになります。

 「凍結」とは、戦争法廃止を前提として、第一に、これまでの条約と法律の枠内で対応する、第二に、現状からの改悪はやらない、第三に、政権として廃棄をめざす措置はとらないということです。日本共産党としては、日米安保条約廃棄という大方針を一貫して追求します。しかし、それを、連立政府に求めることはしません。これが「凍結」ということの意味です。

 「日本有事のさいに在日米軍の出動をどうするか」という質問もありましたが、私は、「戦争法廃止を前提として、これまでの条約の枠内で対応することになります。日米安保条約では、第5条で、日本に対する武力攻撃が発生した場合には、(日米が)共同対処をするということが述べられています。日本有事のさいには、連合政府としては、この条約にもとづいて対応することになります」とお答えしました。

 「日本有事のさいに自衛隊を出動させるのか」という質問もありましたが、私は、「戦争法を廃止した場合、今回の改悪前の自衛隊法となります。日本に対する急迫・不正の主権侵害など、必要にせまられた場合には、この法律にもとづいて自衛隊を活用することは当然のことです」とお答えしました。

党の綱領・決定で明らかにされている確固たる方針

 ここで強調しておきたいのは、これらの方針は、いま唐突に言い出したことではなく、すでに党の決定として明らかにしているということです。

 日米安保条約については、その廃棄論者と肯定論者によって構成される暫定政権の場合に、安保条約にかかわる問題を凍結するという方針は、1998年8月の不破委員長(当時)のインタビュー、9月の第21回党大会3中総で私が行った幹部会報告で述べており、党の決定となっています。

 自衛隊については、急迫・不正の主権侵害など、必要に迫られた場合には、自衛隊を活用するという方針を、2000年の第22回党大会で決定しています。党綱領はこの決定を踏まえ、つぎのように明記しています。

 「自衛隊については、海外派兵立法をやめ、軍縮の措置をとる。安保条約廃棄後のアジア情勢の新しい展開を踏まえつつ、国民の合意での憲法第9条の完全実施(自衛隊の解消)に向かっての前進をはかる」。

 私たちが「国民連合政府」との関係で明らかにしている方針は、党の綱領・決定ですでに明らかにされていることであり、そうした裏づけをもった確固たる方針なのです。その点もあわせてご理解いただきたいと思います。

いつでも話し合いに応じる用意はある

 そのうえで、岡田代表の発言についていえば、代表は、一連の発言のなかで、日本共産党との選挙協力の必要性については、繰り返し強調されていると思います。この点では私たちの「提案」との一致があることは重要だと考えています。

 同時に、政権の問題について、代表が、懸念や疑問を述べられていることも承知しています。この問題について、ご意見やご提案があれば、それをよくお聞きし、私たちの考えをよくお伝えしたいと思います。私は、いつでも話し合いに応じる用意があります。 



【詳報】"野党共闘"で統一候補が出れば応援も〜SEALDsが語った、今後の活動と「日本の民主主義」
 BLOGOS編集部 - 2015年10月29日 14:45
 

日本共産党の「国民連合政府」のような構想は必要

 安全保障関連法案の成立から1ヶ月あまり。現在もデモなどの活動を続けるSEALDsのメンバーが28日、日本外国特派員協会で会見を開いた。SEALDsが同所で会見を行うのは、同法案の可決・成立直前の9月16日に続いて2度目。この日の会見には千葉泰真(明治大学大学院)、本間信和(筑波大学)、芝田万奈(上智大学)、諏訪原健(筑波大学大学院)の4氏が出席。今後の活動や野党共闘、さらには民主主義のありかたについて語った。

戦後70年間の自由と民主主義の伝統を尊重し、憲法の価値を守る

千葉氏:SEALDsとは、2015年の5月3日、自由で民主的な日本を守るため結成された、若者・学生による緊急アクションの学生団体です。

先日幾多の遺恨を残しつつ国会で成立した「安全保障関連法案」に反対する国会前での抗議行動は、国内外を問わず様々なメディアによって大きく報道されました。それにより、SEALDsの名前は広く知られることになりましたが、私たちの目標は、設立理念でもある"この国の戦後70年間の自由と民主主義の伝統を尊重し、日本国憲法の価値を守ること"に変わりはありません。

そして、それは特定のイシューに特化することではなく、立憲主義、生活保障、また安全保障、これら3つの要素からなる将来ビジョンを柱とした包括的なアクションを目指して活動することです。

私たちは、この日本という国の明確な将来ビジョンを持ち、そしてより自由で、より民主的な社会に逆行する政策に対し、反対の声を上げています。例えばデモや街宣、サロンという勉強会、動画コンテンツやブックレットの制作、選んだ本を書店で紹介する「選書プロジェクト」や出版と、この社会の自由と民主主義を守り、バージョンアップするための様々な取り組みをしてきました。

この夏、日本の立憲主義と民主主義を守るという観点から、毎週金曜日に国会前で安保法制に反対する抗議行動を行ってきました。これまでは主にデモや街宣など直接的な抗議行動を行ってきましたが、今後は選挙に向けての取り組みも行っていくつもりです。

選挙協力ができないと、次の参院選は非常に厳しいのではないか

本間氏:僕からは野党共闘について述べさせて頂きます。

私たちは、今回の安保法制を受けて、野党の政治家の方々に是非とも選挙協力を行っていただきたいと思っています。安保法制は日本の政治の根幹である立憲主義と民主主義をないがしろにするものであって、個々の政策のレベルを超えているものです。政策レベルでの様々な違いを越えて、立憲主義、そして民主主義を守るためにと、なんとかして一致して頂きたいと思っています。

しかし、その協力の形が段階的なものであるということも承知しています。市民社会の側も、観客席からただ野党を揶揄、罵倒するだけでなく、どのようにしたら野党の選挙協力が実現できるのか、その問いを引き受けて、一緒になって盛り上げていくことが必要だと思っています。次の選挙に向けて、政党の方々だけでなく、市民社会の側もどのように協力できるのか、どうすれば選挙で勝つことができるのか、時には叱咤激励して、社会に訴えていきたいと思います。

野党が選挙協力することによって次の参院選がどのようなものになるのか。候補の調整などによって、選挙戦がより戦いやすく、またわかりやすいものになることは明らかです。逆に言いますと、次の参院選は協力ができないと、非常に厳しいのではないかという認識をこちらとしては持っています。

様々な立場や思想・信条の違いを越えて、あらゆる人達が手を取り合って戦っていくことが大事だと考えています。

野党の選挙協力が実現したら、選挙に対しても強くコミットメントしたい

諏訪原氏:私からは、今後SEALDsがどのようなことを行っていくのか話をしたいと思います。

まず、先ほどから何度も出ていることなんですけど、この国で起こっているのは、民主主義国家の基盤の部分が破壊されている、そう言ってもいい事態です。そのために、私たちは「立憲主義や民主主義を取り戻す」、このことをきちんと選挙の争点にしていかないといけないと考えています。

まずそのために、共闘をきちんと野党に対して訴えていくということがひとつ、そしてそういうものが必要だという世論を喚起していきたいと考えています。

私たちは引き続きデモンストレーションや街宣という路上でのアクションをするとともに、勉強会・シンポジウム、動画・ブックレット、そういうコンテンツを社会に向けて発信していく、そのようなアクションを行っていきたいと考えています。

ここからが今までとは少し違うところですけれども、もし野党の選挙協力が実現したら、私たちは選挙に対しても強くコミットメントしたいと思っています。

安保法案が成立した時に言ったことは、「賛成議員を落選させよう」ということだけだったんですけれども、プラスアルファで、統一候補が出るのであれば、その候補を応援していくなど、様々な形で、具体的に選挙に踏み込んでいきたいと考えています。

ここまでは選挙についてのお話をしてきましたが、私たちは選挙だけでおしまいという風には思っていなくて、この国の民主主義をどうやってバージョンアップするかにも取り組んでいかなければいけないと考えています。

日本では特に投票率の低さが深刻な問題ですので、投票所の設置運動を行って、投票率アップを働きかけたいと思っています。例えば駅、大学、あるいはショッピングセンターなど、人が集まるところに設置することで投票率が上がり、その場所で政治を語るきっかけになることで、「民主主義のバージョンアップ」に繋がるのではないかと考えています。

民主主義をバージョンアップするということは、支持政党や政治思想の違いを越えて、みんなで協力して取り組める課題だと思います。そういう意味で、この国の民主主義を十全なものにしていくために、手を取って進んでいきたいと思います。

時間はかかると思いますが、投票に行きやすい環境をつくっていくことは、市民の力、メディアのみなさんの力で少なからず整えていけると思いますので、ちょっとずつでも前進していければいいと思っています。ただ、制度を作ったから完成、というわけではなくて、制度を作った上で私たちがどう使うかも非常に重要で、その辺の意識の喚起にも取り組んでいければと考えています。

最後になりますが、政治家の方々に言いたいことなんですけれども、特に野党の方々と言ってもいいかもしれませんが、今起こっている事態は本当に緊急事態であります。やはり私たちが協力しなければいけないことがたくさんあると思います。それぞれの政党に利害や関係性があることは重々承知しています。ただ、今、国民が何を望んでいるか、それにきちんと目を向けて、国民が一番望む形での選挙協力、あるいは何らかの取り組みも進めていって欲しいと思います。

自民党の方々に対しても、考え方の違いはあったとしても、民主主義や立憲主義という根底の価値の部分では共感できることがあるはずです。そこに対しては向き合って欲しいと思っています。

私たちも、もし話し合える場があれば、自民党の方々や立場の違う方々と話をして、日本の未来について方向性を決めていくことができればと考えています。

そして、この社会に生きる人々に対して言いたいことです。

SEALDsとしては、投票率アップなど、自分たちでできることには取り組んでいこうと考えています。しかしながら、この社会に起きている大きな転換はそう簡単に変えられるものではないです。そして、この問題はあなたがた全ての問題でもあります。そういう意味で、「SEALDs頑張れ」と言ってくれるのは嬉しいことですけれども、全ての人ができることをやっていかないと、この状況は決して変わらないと思います。立憲主義や民主主義を守る、これはみなさんそれぞれ共感できるところだと思いますので、この方向性に向かって、手を取り合って、できることをすべてやっていけたらいいなと思います。ともに頑張っていきましょう。

野党共闘に向け「"産みの苦しみ"という状況」

ーみなさんが掲げている「野党共闘」は今、お寒い限りです。野党第一党の民主党と、第二党の維新の党はお家騒動で選挙協力のお話は二の次です。党の代表に対して、私やフリージャーナリストが出入り禁止になるのも覚悟で嫌な質問をしていますが、脳天気と言っていいほど危機感はありません。

みなさんの力で新たな野党再編を促すとか、有能な政治家を見つけて、新しい党を立ち上げるよう、お尻を叩くとかしないと、新しい政治勢力の結成は望めそうにありません。それについての考えはどうでしょうか。

諏訪原氏:メインにやっていくことは、野党が協力しないと選挙で勝てないし、勝てないと改憲も視野に入ってくる、という選挙協力の意味を、民主や維新だけでなく、きちっと社会に対して訴えかけていく。そうすることで政治家の方をコントロールするイメージを考えています。ですから、私たちの方で再編や今後のデザインを描くことはしません。

千葉氏:僕たちはそれほど楽観的に捉えてはいません。単純な野党協力をしたところ勝てるということではなく、今どういう状況で動いているのか、メディアに出てくる以外のところも正確に状況を追いつつ、このような提案をさせていただいています。

民主、維新の内部でごたごたが起こっているということですが、今僕たちが提唱している結集というのは前例の無いことですし、今まで無い規模の選挙協力ですので、その中で"産みの苦しみ"という状況が起こっているのではないのかなと思います。ある種ポジティブにも捉えています。

政治的発言をすることに対する忌避感が根強い

ーみなさんが運動を始められて、取り上げてくれるメディアもある一方で、弾も飛んできていると思います。運動を行ったからこそ見えてきた日本社会の現状は、どういうものでしょうか。

本間氏:やはり、政治的な何かを発言をすることに対する忌避感がまだ根強くあると思いました。あた、TwitterやSNSで発言すると誹謗中傷が飛んでくる現状もあります。僕たちは安保法制に反対という立場から発言してきましたが、賛成派の方の発言の中には、根拠の無い嫌がらせや誹謗中傷もあり、対話自体が難しくなっているということを考えさせられました。

民主主義社会というのは、異なる意見や立場の人が一緒に生きていく社会だと思っています。そのためにひとりひとりが思ったことをたやすく言える、話せる風潮や文化を作っていかなければならないと思っています。

SEALDsは参院選で解散、というのが妥当

ー運動体としては"Students Emergency Action for Liberal Democracy - s"ということで学生主体ですが、卒後後はどういうことになるのか。高校生も参加できるのか、どういうあり方を考えているのか。奥田(愛基)さんは今日来ていないけど、もう卒業したのかな?(笑)

芝田氏:奥田は今日学校に行っております(笑)。

SEALDsは来年で解散しようと思っております。理由としては、みんなが卒業するということもありますが、「緊急アクション」として立ち上がったので、一旦解散して、その後は個人でやりたいひとがまた団体を作ったりすれば良いのかなと思っています。(質問者から「残念だなあ」の声。)

諏訪原氏:やっぱり民主主義や立憲主義を取り戻すという話は緊急のものなので、そういう意味でも参院選で終わるのは妥当だと思うんですね。その後は衆院選で、この国の舵取りを誰に任せるかと、いう話になってきますから、ネガティブな事だけを言っていてもダメなわけで、どういう方向性を目指すのか、いろんな人交えて話をしていかないといけないと思います。そのためにはエマージェンーなものとは別に根付いて行かないといけないと思うので、SEALDsは参院選で解散、というのが妥当なんじゃないかと考えています。

日本共産党の「国民連合政府」のような構想は必要

ー日本共産党との協力、連立政権を作るということに、野党の中でも保守系議員などは慎重ですし、保守的なサポーターが自民党に逃げてしまうかもしれません。どうやって乗り越えていけると思いますか。

諏訪原:やはり共産党が言っている「国民連合政府」のような構想は必要だと思っています。安保法制の話で言えば、閣議決定のところまで巻き戻すことを視野に入れないといけません。そうすると"政権"ということを意識せざるを得ません。ですから、必ずしも共産党が提案している形なくてはならないとは思いませんが、それに類するものが必要だと考えています。

ただ事実、世間で「共産党アレルギー」と呼ばれているものもあります。そのような拒否感があるのであれば、民主党、維新の党などが、国民にきちんと意見を聞いた上で、自分たちのやり方を示していけばいいと思います。政党間で話していってもいいと思いますし、国民を巻き込んで、どういう野党共闘がベストなのか模索していければいいと思います。私たちもそこに入れればいいと思います。

ー選挙への取り組みも「学者の会」と連携されるのでしょうか。あるいはもうちょっと広げて、「ママの会」などとも連携して、「安倍政権打倒選挙対策本部」のようなものを立ち上げるのでしょうか。また、選挙戦が近づけば、街頭演説活動などにも積極的に参加されるのでしょうか。

千葉氏:今回「学者の会」や「ママの会」は、安保法案反対の一点で集まっておられますから、次の参院選で何か運動することについては、様々な意見の違いが実際にはあると思っています。しかし、いろんな方たちと協力できるとはないかと、これからお声がけしていけたらと思っています。

実際に応援演説などをするかということについては、どの党ということではなく、個々の候補の方とお話をさせていただいた上で、具体的に何をしていくか検討していきたいと思っています。

"民主主義の理想の形"とは

ー民主主義をバージョンアップする、ということですが、かつてジャーナリストの筑紫哲也さんが「論を楽しむべきだ」というようなことをおっしゃっていました。しかしSEALDsの皆さんへのネット上の書き込みを見ると、"論を楽しむ"どころか自由な気風も無くなっていると感じていまして、民主主義が成熟するどころか、悲観的に見てしまいます。みなさんの中で、バージョンアップした先の民主主義の理想の形がイメージできているのであれば、どういうものかお伺いしたいと思います。

千葉氏:例えば「民主主義とは未完のプロジェクトである」という言葉がありますように、"これが民主主義である"という完成形を提示できた社会はないと僕は考えています。そしてまた、SEALDs内でも、どういうのが完璧な民主主義なのか、という完全な合意があるわけではありません。

僕たちは"緊急行動"として、立憲主義を守るために、自由と民主主義を守るために活動しているので、それをご理解いただいた上で、僕個人の見解としてお話しますと、それはアメリカやイギリスのように、政権交代が形の上だけでなく、ちゃんと機能するような政党政治のあり方であり、たとえば政治がより市民の側にあり、路上では頻繁にデモが起こっている、投票だけではない政治参加の方法がより身近にある社会が、ひとつ理想的な、より民主主義的な社会なのではないかと僕は考えています。

諏訪原氏:これもあくまでも個人的な意見なんですけれど、やはり民主主義って単純に制度だけの問題ではないというのが大事なんじゃないかと思っています。どんなに制度がしっかりしていても、使う人が適切に使わないと機能しません。

根底的な価値として、一緒に一つの社会で生きていく時には利害がぶつかりあうので、それを調整するために民主主義が必要なんだという前提、一緒に生きるという価値観がそもそもないと上手く回っていかないと思うんですね。そういう意味で、個人の尊厳を大切にしていく社会が非常に重要なんじゃないかなと思います。

そして、民主主義で何か理想かと言うときに、止まらないということ、歩み続けることが必要だと思います。それはやっぱり「未完のプロジェクト」という話がありましたけれども、これで十分だと思った瞬間に、システムの劣化がどんどん始まると思うので、民主的な社会を目指すんだ、ということが必要なのではないかと思います。

本間氏:自分もちょっと言いたいことがあるので答えさせて頂きます。

まず制度の話で、単純な話ですけど、民意をより反映する選挙システムや政治システムを考えなければならないのは大前提としてあると思います。例えばそれは一票の格差や小選挙区制を巡る議論、法的拘束力が無かったとしても諮問的国民投票があってもいいじゃないか、ということだったり、議論の前提としての情報公開制度に関してです。

そして制度ではないところも民主主義にはあって、それは制度を整備していく主体に関わることだと思います。その問いが非常に重要だと思っていて、なぜかと言えば、この夏、自分たち自身が「民主主義ってなんだ?」と言っていて、そういう本も出して、今のところ8万部も売れております(笑)。これに対して、僕たちは「民主主義ってこれだ!」と答えてきました。これはオキュパイ・ウォールストリートでの「Tell me what democracy looks like」「This is what democracy looks like」を日本語にしたものです。

やっぱり、この「民主主義ってなんだ?」という問いを引き受けていく人が、僕は主体性、当事者性を持っているんじゃないかと思っています。単純に野党の政治家や政治的な活動している人に「お前どうするんだ?」と問いを投げかけるのではなく、じゃああなたはどうするんだという、その問いを引き受けていくことが、民主主義を担保するということなのではないかと思います。

すごく抽象的な答え方になってしまたんですけれども、そういう問いを引き受ける人たちが増えていき、社会に一定数いて、それが当たり前だよねという雰囲気を作っていくことが重要だと思います。

ー今、日本で大きなテーマになっているのは"女性の社会進出"ですが、今日ほとんどの質問に答えたのは男性3人でした。きょうのメンバーも男性3人女性1人ですが、女性はあまり発言しないということなのでしょうか。

芝田氏:私がこの夏感じたことは、日本社会における女性のステータスというか、女性が発言すると、内容に関わらず批判がくるという状況がまだあると思いました。今日のメンバーは男性3人女性1人ですが、SEALDsのメンバーは男女半々くらいだし、女性が政治的発言をしていないということではないと思っていて、「ママの会」も女性が立ち上がっているわけですし、私は希望を持っています。ただ、状況は厳しいとは思います。 



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