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佳子(かこ)さま の 『晩餐会デビュー』 ばかりに注目されているが・・・ 天皇の御言葉!

2015年6月5日(金)

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 先日のフィリピンのベニグノ・アキノ大統領を迎えての 【宮中晩餐会】では、
成年皇族として初めて晩餐会デビューをされた 佳子(かこ)さま の話題
ばかりが取り上げられていますが、

      m_sankei-lif1506030049.jpg

 その席での天皇の御言葉も重要です。

 皇太子妃雅子さまも晩餐会に出席された、とのこと。

 『産経新聞』 が、全文UPされていたので、引用します。

天皇陛下、宮中晩餐会でのお言葉全文
 産経新聞 - 2015年06月03日(水) 22:07
 

  天皇、皇后両陛下は3日夜、皇居・宮殿で、国賓として来日したフィリピンのアキノ大統領を歓迎する宮中晩餐(ばんさん)会を催された。天皇陛下は乾杯に先立ち、両国間の歴史を振り返りながらスピーチをされた。陛下のお言葉の全文は以下の通り。

      ◇

 この度、フィリピン共和国大統領ベニグノ・アキノ三世閣下が、国賓としてわが国を御訪問になりましたことに対し、心から歓迎の意を表します。ここに、今夕を共に過ごしますことを、誠に喜ばしく思います。

 貴国とわが国の人々の間には、16世紀中頃から交易を通じて交流が行われ、マニラには日本町もつくられました。しかし、17世紀に徳川幕府はキリスト教を禁じ、鎖国令を出して日本人の外国への渡航、外国人の入国を禁じました。そのため、キリシタン大名であった高山右近と内藤忠俊は、徳川幕府により、日本人キリスト教徒とともにマニラに追放されました。本年は、高山右近がマニラで病没してから、ちょうど400年に当たります。わが国は19世紀半ば、鎖国政策を改め、諸外国と国交を開くことになりました。20世紀初頭には、多くのわが国の人々が貴国に渡り、両国民の間の交流は盛んになりました。

 しかし、先の大戦においては、日米間の熾烈(しれつ)な戦闘が貴国の国内で行われ、この戦いにより、多くの貴国民の命が失われました。このことは私ども日本人が深い痛恨の心とともに、長く忘れてはならないことであり、とりわけ戦後70年を迎える本年、当時の犠牲者へ深く哀悼の意を表します。

 戦後、1956年の国交回復から今日に至るまで、両国は、共に手を取り合い、友好関係の増進に努めてまいりました。今や、約1万8千人の日本人が貴国に住み、20万人を超えるフィリピン人がわが国に滞在しております。その中にはわが国の福祉施設に勤める人々もあり、高齢化する社会の中で大変重要な役割を担ってくれています。私どもが福祉施設を訪れた時、介護に当たる人々の中にフィリピンから来たと紹介される人もありました。

 わが国の青年海外協力隊は発足した1965年から間もなく貴国において活動を開始し、今までにその総数は1600名近くに達しています。近年、経済、文化、そして人の交流など幅広い分野で両国関係がますます緊密になっていることを、誠に喜ばしく思っています。

 今から53年前、当時皇太子であった私は、ガルシア大統領を国賓としてお迎えしたことに対する答訪として、昭和天皇の名代という立場で、皇太子妃とともに、貴国を訪問いたしました。その時、マカパガル大統領御夫妻を始め、貴国国民から温かく迎えられたことは、忘れ難い思い出となっております。また、カヴィテにアギナルド将軍御夫妻をお訪ねし、スペインとの独立戦争に勝利し、1898年フィリピンの独立が宣言されたバルコニーに将軍御夫妻とともに立ったことは、誠に感慨深いことでありました。

 1986年2月、閣下の母君は、大統領に御就任、その年の11月、わが国を国賓として御訪問になり、私は皇太子として、大統領をお迎えいたしました。その後、1989年2月の昭和天皇の大喪の礼、翌年11月の私の即位の礼にも、御列席いただいたことに深く感謝しております。

 閣下は、2010年の御就任以来、わが国を度々御訪問になっていらっしゃいます。
2011年9月には東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県石巻市を御訪問になり、復興のための義援金が贈られました。このほかにも貴国からは、緊急物資や医療チームの派遣など、さまざまな支援を頂いております。
また、昨年6月には広島市を御訪問になり、平和記念公園の原爆慰霊碑に献花をなさいました。

わが国に対する温かいお気持ちに対し、心より感謝の意を表します。

 閣下が、御就任以来、国民の声に真摯(しんし)に耳を傾け、貴国の平和と発展のため、貧困対策を始めとする諸課題に献身的に取り組んでいらっしゃることに、深く敬意を表します。また、わが国との関係強化に意を用いていらっしゃることを心強く思います。この度の御訪問が、両国の相互理解と友好協力関係の一層の発展に資する、実り多いものとなることを切に願っております。

 ここに杯を挙げて、大統領閣下の御健勝とフィリピン国民の幸せを祈ります。



【関連記事】

陛下「深い痛恨」大戦に言及…歓迎の宮中晩餐会
 読売新聞 - 2015年06月04日(木)  09:15


<宮中晩さん会>比大統領迎え 佳子さまも初の出席
 毎日新聞 - 2015年06月03日(水) 20:21


佳子さま、初の宮中晩餐会にご出席
 産経新聞 - 2015年06月03日(水) 20:47


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陛下「深い痛恨」大戦に言及…歓迎の宮中晩餐会
 読売新聞 - 2015年06月04日(木)  09:15
 

  国賓として来日したフィリピンのアキノ大統領を歓迎する天皇、皇后両陛下主催の宮中 晩餐会が3日夜、皇居・宮殿で開かれた。

 天皇陛下は冒頭のあいさつで、
 先の大戦時にフィリピンで多くの国民が犠牲となったことに触れ、
「私ども日本人が深い痛恨の心と共に長く忘れてはならないことであり、戦後70年を迎える本年、犠牲者へ深く哀悼の意を表します」
  と述べられた。

 これに対し、アキノ大統領は
「過去に経験した痛みや悲劇は、相互尊重や尊厳に根ざした関係構築に努めるという貴国の約束によって癒やされてきました」
  と英語でスピーチした。

 フィリピンの国賓を迎えた晩餐会は平成に入って3回目で、陛下が戦争被害に言及されたのは初めて。

 晩餐会には、皇太子、秋篠宮両ご夫妻や安倍首相ら149人が出席。昨年12月に20歳となった秋篠宮ご夫妻の次女佳子さまも初めて出席し、笑顔で乾杯された。
 皇太子妃雅子さまも昨年10月に続いて晩餐会に出席され、会場は華やいだ雰囲気に包まれた。




<宮中晩さん会>比大統領迎え 佳子さまも初の出席
 毎日新聞 - 2015年06月03日(水) 20:21
 

  国賓として来日しているフィリピンのベニグノ・アキノ大統領を迎え、天皇、皇后両陛下主催の宮中晩さん会が3日夜、皇居・宮殿の豊明殿であった。昨年12月に20歳になった秋篠宮ご夫妻の次女佳子さまは成年皇族として晩さん会に初めて出席された。

 天皇陛下は冒頭のあいさつで、フィリピンで多大な犠牲が出た第二次世界大戦中の日米の戦闘に触れ「私ども日本人が深い痛恨の心と共に、長く忘れてはならないことであり、とりわけ戦後70年を迎える本年、当時の犠牲者へ深く哀悼の意を表します」と述べた。

 晩さん会には、皇太子ご夫妻や秋篠宮ご夫妻など皇族方をはじめ、安倍晋三首相らが出席した。佳子さまはピンクのドレス姿でフィリピンのプリシマ財務相の隣に座り、笑顔で参加者と懇談した。また、皇太子妃雅子さまは午前の歓迎行事は欠席したが、晩さん会には出席された。【高島博之】




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