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政治関連・社会問題などについて書いてゆきます!

「チャプリンの独裁者」でのチャプリンの演説−9

チャプリンの演説の続きです。

演説が終わり、口調は一転してやさしくなります。
 ハンナへのラジオを通した呼びかけです。
引続き、音楽用語で言えば
 sotto voce
  Lento


すなわち
 やさしく
  ゆったりと

と言うところでしょうか。

***************************
Hannah !
 Can you hear me ?
Wherever you are, look up, Hannnah.
 The clouds are lifting.
 The sun is breaking through.

We are coming out of the darkness into the light.
We are coming into a new world, a kindly world.
 Where men will rise above their hate,
  their greed, and brutality.

Look up Hannah.

The soul of man has been given wings.
 And at least, he is beginning to fly.
  He is flying into the rainbow,
   into the light of hope,
   into the future, the glorious future.

That belongs to you, to me and to all of us.

Look up, Hannah, look up.

*****************************
Uncle: Hannah, did you hear that ?

Hannah: Listen.

*****************************
The END 


***************************
(このフレーズでは、独裁者の支配を人民が団結して倒せば、暗雲は消え光がさす。その明るい空を見上げよう!と話しかけます。

直接にはハンナにですが、間接的には、その呼びかけをラジオで聞いている人々に、又この映画を通じて全世界の心ある人びとに呼びかけているのです。)


ハンナ!
 聞えるかい?
どこに居ようとも、顔を上げて
 暗雲はあがり
 陽光がさしてきている。

我々は暗闇から光に抜け出る。
そして、人びとが憎しみや暴虐や
 貪欲を克服した温和な世界、
  新しい世界に踏み出す。

見上げてごらんハンナ
 人の魂には翼が与えられている。
  そして、魂は飛び立とうとしている。
 虹に向かって飛ぶ、
  希望の光に向かって、
  栄光ある未来に向かって。
それは、君のために、私のために、
 そして全ての人びとのために

顔を上げて、ハンナ、見上げよう。
********************
おじさん(元下宿の家主):
 ハンナ、聞いていたかい?

ハンナ:聴いています。
********************

終わり


(逐語訳はブログ開設者JUNSKYによる)

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「チャプリンの独裁者」でのチャプリンの演説シリーズを最後までお読み頂きありがとうございました。

幸い、憲法9条や第九交響曲にあやかる第9回で完結することができました。
別の記事にも書きましたが、チャプリンの演説やジョン・レノンの「イマジン」は
ベートーヴェンの第九交響曲の歌詞にも繋がっています。
ここをクリック

【Deine Zauber binden wieder Was die Mode streng geteilt;
 Alle Menschen werden Brüder,Wo dein sanfter Flügel weilt
 汝の(歓喜の)魅力は、時代が厳しく分断した者達を、再び結びつけ
 人類すべてが歓喜の柔らかな「翼」に包まれ兄弟となる。】

 (第九交響曲の歌詞の一節)

ぜひ、みなさんの感想をコメント欄にお寄せください。

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「チャプリンの独裁者」でのチャプリンの演説−9
このシリーズを最初から読む
第8回へ

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最後まで御覧頂きありがとうございました。
ついでにワン・クリックしていただければ嬉しいです。

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コメント

チャプリンのメッセイジ

この欄何文字まで書けるのでしょうか?それも写真も送りたいのです。ぜひ実現させてください。
その理由は絵本を上梓しました(8/15)。
「ピンク色の雲」これだけですとエロ本かと勘違いされそうですので副題~おばあちゃんのヒロシマ~とつけました。
戦争当時16才だったおばあちゃんが体験した戦争体験(被爆)を同じ年頃の孫娘に語る辛い体験。ノンフィクション絵本最後のページはチャプリンのメッセイジと同じように読者に訴えます。
この絵本が企画されたとき私はすぐさまこの映画を思い出しどこかに演説の内容の紹介がないかと捜してあなたにたどりつきました。そして参考にさせてもらいました。そして御存知でしょう。黒沢 明「素晴らしき日曜日」も同じですよね。最後に観客に向かって彼女が訴える場面。チャプリンと同じです。この内容も参考にしようと捜したのですが未だみあたりません。神田に行けばあると思うのですが高いですから。(あなたのところでとりあげませんか)この絵本は<出版者てらいんく>で発行されています。書店で購入できます。インターネットで検索可です。原画もあります。CD-Rに書き込んだものもあります。ぜひ多くの人に見てもらいたい絵本です。紹介してください。
私の町東京・稲城市で原画展を終わらせたところです。
y-inada@crux.ocn.ne.jp


  • 2007/10/01(月) 17:37:25 |
  • URL |
  • 稲田 善樹 #79D/WHSg
  • [ 編集 ]

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