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オバマ大統領は、ビンラディンを『殉教者』に仕立て上げてしまった!

2100年5月3日(火・憲法記念日)

 米国・オバマ大統領は昨日

【アル・カーイダ指導者ウサマ・ビンラーディンを殺害した】と発表した。

“killed” と表現しているから、まさに殺害したのだ。

 ツイッターでも一言つぶやいておいたが、

【これで米国政府とオバマ大統領は、ビンラディンを『殉教者』に仕立て上げてしまった。全世界的規模で自爆報復が行われるかも知れない!】

【国際刑事警察機構(ICPO、本部・仏リヨン)のロナルド・ノーブル事務総長は「ビンラーディンが死んでも、アル・カーイダとその信奉者は残る。彼らは今後もテロを続けるだろう」との声明を発表し、各国に警戒を呼びかけた。】(読売)と言う。

 欧州各国や、日本の警察庁も警戒態勢を強めているようである。

 少なくとも米英の大使館や領事館には近づかないほうがよいだろう。

 紛争地に自衛隊を派遣した日本も攻撃の標的として

ビンラーディンに名指しされていたことを忘れてはならない。 

ビンラーディン容疑者殺害 公安・警察当局、報復テロ警戒
 (産経新聞) - 2011年5月3日(火)08:00


 また、指導者一人が亡くなれば、組織が壊滅する訳ではなく、

次の指導者が出てくるのも又当然のことである。

 むしろ、ビンラーディンが殺害されたことで、“重し”が無くなり、

信長亡き後の秀吉のように、ビンラーディンの“権威”を利用しながら

宗教的殉教者に仕立て上げて、多くの若者を自爆テロ攻撃に加わらせる

という最悪のシナリオになってゆく可能性のほうが高いだろう。

 今回のような「暗殺」は、却って事態を混迷に導くことは明らかである。


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ビンラディン容疑者を殺害 米大統領「最大の成果」
 (朝日新聞) - 2011年5月2日(月)22:45


墜落・爆発・銃撃戦…ビンラディン容疑者の極秘殺害作戦
 (朝日新聞) - 2011年5月2日(月)20:46


米国民、戦果を祝う…ビンラーディン殺害
 (読売新聞) - 2011年5月3日(火)10:10


賛辞と警戒交錯、ICPO各国に警戒呼びかけ
 (読売新聞) - 2011年5月3日(火)10:24
 

 国際テロ組織アル・カーイダ指導者ウサマ・ビンラーディンの殺害について、関係国から賛辞と報復への警戒が交錯して聞かれた。

 英国のキャメロン首相は殺害を歓迎しつつ、「これでテロリストの脅威がなくなったわけではない。今後の数週間は特に警戒が必要だ」と述べた。ヘイグ外相は、英国の在外公館に厳戒態勢をとるよう指示した。

 フランス大統領府は声明で「テロとの戦いにおいて重要な出来事」とたたえた。声明は「これはアル・カーイダの終わりではない。戦いは今後も続けねばならない」と強調した。

 国際刑事警察機構(ICPO、本部・仏リヨン)のロナルド・ノーブル事務総長は「ビンラーディンが死んでも、アル・カーイダとその信奉者は残る。彼らは今後もテロを続けるだろう」との声明を発表し、各国に警戒を呼びかけた。

 ドイツ政府報道官も声明で「国際テロはまだ制圧されていない。今後も警戒を続けねばならない」とした。

 ロシア外務省は声明で、「国際的なテロとの戦いで時代を画する機会だ」と評価。ロシアがカフカス地方で展開するイスラム過激組織の掃討作戦が米軍の対テロ戦と同様の「普遍的な重要性を持つ」と自賛した。 



オサマ・ビンラディンについてオバマ大統領声明・全文
 (gooニュース) - 2011年5月2日(月)16:20
 

 オバマ米大統領は東部時間5月1日深夜、国際テロ組織アルカイダの指導者オサマ・ビンラディン容疑者の発見と殺害を発表した。米政府は2001年9月11日の米同時多発テロなど複数のテロ事件の首謀として、同容疑者を重要指名手配していた。(gooニュース 加藤祐子)

オバマ大統領はホワイトハウスで米東部時間1日午後11時半すぎ(日本時間2日午後0時半すぎ)から、約10分間にわたり声明を読み上げた。

ホワイトハウス公式サイトが発表した声明の
 全文翻訳は次のとおり——。


「こんばんは。この夜、私はアメリカの人たちと世界に作戦実施のご報告ができます。アメリカは、何千人もの罪なき人々や子供たちの殺害に責任のあるアルカイダ指導者、オサマ・ビンラディンを殺害しました。

アメリカ人に対する史上最悪の攻撃によって、まぶしい9月の日が闇に落とされたのは、10年近く前のことでした。9/11の光景は私たち国民の記憶に焼き付けられています。ハイジャックされた2機が雲ひとつない9月の空を横切る光景。ツインタワーが崩れ落ちる光景。ペンタゴンから黒煙が立ち上る光景。ペンシルベニア州シャンクスビルに墜落した93便の残骸。あの93便では英雄的な一般人の行動によって、さらなる心痛と破壊を避けることができたのです。

けれども何よりひどいのは、世界が見ることのなかった光景です。夕飯の食卓にある、空っぽの椅子。母親や父親がいないまま成長しなくてはならなかった子供たち。自分の子に抱き締めてもらうことのない親たち。3000人近くが失われ、私たちの心にはぽっかり大きな穴が残されました。

2001年9月11日のあの日、悲しみの中で私たちアメリカ人は団結しました。近所の人たちに手を差し伸べ、傷ついた人たちに自分たちの血液を提供しました。お互いの結びつきを再確認し、コミュニティや国を愛する気持ちを再確認しました。あの日、どこの出身だったとしても、どの神に祈るにしても、どの人種や民族だったとしても、私たちはひとつのアメリカの家族として団結していました。

私たちは一致団結して、自分たちの国を守り、この残酷な攻撃を行った者たちに正義の裁きを下すのだと決意を固めました。そして私たちは間もなく、9/11の攻撃はアルカイダによるものだと知ることになりました。アルカイダはオサマ・ビンラディン率いる組織で、アメリカに公然と宣戦布告し、この国や世界各地で罪なき人の殺害を使命としている組織です。だから私たちはこの国の市民や友好国、同盟国を守るため、アルカイダに対する戦争を開始したのです。

この10年間、軍や対テロ活動のプロたちのたゆまない、英雄的な活動のおかげで、私たちはかなりの成果を達成しました。テロ攻撃を未然に阻止し、本土防衛を強化してきました。アフガニスタンでは、ビンラディンとアルカイダを庇護し支援していたタリバン政権を倒しました。そして私たちは世界各地で友好国や同盟国と協力し、アルカイダのテロリストを何十人も拘束あるいは殺害してきました。その中には9/11の計画に参加していた者もいます。

しかしそれでもオサマ・ビンラディンは拘束を逃れ、アフガニスタン国境を越えてパキスタンへ逃げこみました。その間、アルカイダはその国境地帯を拠点に、世界中の下部組織を通じて活動を続けました。

そのため、就任から間もなくして私は中央情報局(CIA)のリオン・パネッタ長官に対して、ビンラディンのネットワークを分断し解体し打ち破るという幅広い作業を続ける一方で、ビンラディン自身の殺害もしくは拘束を対アルカイダ戦争における最優先課題とするよう指示したのです。

この国の複数の情報機関が何年にもわたって必死に活動した結果、ビンラディンにつながり得る手がかりがあると、私は昨年8月に報告を受けました。確かな情報とは程遠く、この手がかりを徹底的に洗い出すまでに何カ月もかかりました。私は国家安全保障チームと何度も打ち合わせを重ね、ビンラディンがパキスタン国内にある施設に隠れていることが特定できたのかもしれないと、情報の精査を続けました。そして先週ついに私は、行動を起こすだけの情報が揃ったと判断し、オサマ・ビンラディンをとらえて裁きを受けさせる作戦の実施を命令しました。

本日、私の指示を受けてアメリカは、パキスタン・アボタバードにある施設を標的とした作戦を開始しました。アメリカ人の少人数チームがたぐいまれな勇気と能力でもって、作戦を遂行しました。アメリカ人の負傷はありません。彼らは民間人の犠牲を避けるよう注意を払いました。アメリカ・チームは銃撃戦の後、オサマ・ビンラディンを殺害し、遺体を確保したのです。

20年以上前からビンラディンはアルカイダの指導者であると同時にシンボルでもあり、この国や友好国や同盟国に対する攻撃を計画し続けていました。アルカイダ打倒を目標に努力し続ける私たちにとって、ビンラディンの死はこれまでで最大の成果です。

しかしビンラディンが死んだからといって、私たちの努力は終わりません。アルカイダは間違いなく、我々への攻撃をたくらみ続けるでしょう。私たちは国内でも国外でも、警戒し続けなくてはならないし、実際に警戒を続けていきます。

警戒を続ける一方で、私たちはアメリカがイスラムと戦っているわけではなく、決してイスラムと戦ったりしないことを、再確認しなくてはなりません。ブッシュ大統領が9/11の直後に述べたように、この国はイスラムに対して戦争するのではないと、私も何度も明言してきました。ビンラディンはムスリム指導者ではありませんでした。ビンラディンはムスリムの大量殺人を行った人間です。実際にアルカイダは、この国を含めて多くの国で大勢のイスラム教徒を虐殺してきました。それゆえに、ビンラディンの死は、平和と人間の尊厳を信じる全ての人に歓迎されるべきです。

数年前から私は繰り返し、ビンラディンの居場所が分かればパキスタン国内で行動をとると言明してきました。今回、その通りにしたわけです。けれども、ビンラディンと彼が隠れていた施設にたどりつくことができたのは、対テロ活動でパキスタンと協力し続けてきたおかげでもあると、念を押しておきます。実際にビンラディンはパキスタンにも宣戦布告をして、パキスタン国民への攻撃を命令していたのです。

私は今夜、ザルダリ大統領に電話をしました。私のチームもそれぞれ、パキスタン政府のカウンターパートと連絡をとりました。パキスタン政府の担当者たちは、今日は両国にとって良い、歴史的な日だと賛同しています。これから前に進むにあたって、アルカイダと関連組織との戦いにおいて、パキスタンの協力は必要不可欠なものです。

アメリカの人々は好んでこの戦いに臨んだのではありません。向こうが私たちの国にやってきて市民を無意味に虐殺したことから、この戦いは始まったのです。この戦いに10年近く身を捧げ、苦しみ、犠牲を払ってきた私たちは、戦争の代償がいかなるものかよく承知しています。自分が全軍の最高司令官として、愛する人を失った家族への手紙に署名しなくてはならない時、あるいは重傷を負った兵士の瞳をのぞきこまなくてはならない時、そのたびごとに私は、国民が捧げてきたものの重みを実感しているのです。

ゆえにアメリカ人は、戦争の代償を承知しています。けれども私たちは国として絶対に、自分たちの安全が脅かされるのを容認しないし、自国民が殺されるのを座視したりしません。自国民と友好国と同盟国の防衛を、徹底的に追及します。私たちがアメリカ人たる所以、私たちの本質のもととなっている価値観を、私たちは誠実に守ります。そして今日のような夜には、アルカイダのテロによって愛する者を失った家族のみなさんに、こう言うことができます。正義は行われました。

私たちは今夜、この結果を実現するために疲れを知らずに働き続けた、無数のインテリジェンスと対テロ活動の専門家たちに感謝します。アメリカ国民が彼らの仕事ぶりを目にすることも、彼らの名前を知ることもありません。しかし今夜、彼らは自分たちの仕事に満足し、自分たちが正義を追い求めてきたことに満足しています。

この作戦を実行した人たちにも感謝します。彼らは、この国に奉仕する者のプロフェッショナリズムと愛国心と希有な勇気を体現しています。しかも彼らは、9月のあの日以来もっとも重い負担を担ってきた世代の一員なのです。

最後に、9/11に愛する人を失った家族の皆さんに申し上げます。皆さんの喪失を、私たちは一度も忘れたことがありません。そして国内が再び攻撃されることのないよう何でもするのだと、その決意のほどが揺らいだこともありません。

今日のこの夜、9/11で広まった団結の心を振り返ってみましょう。あの団結が時にはほころんだこともありました。しかし私たちが今日達成したことは、この国がいかに偉大か、アメリカ人の決意がいかに強力かを証明しました。

私たちの国の安全確保は、まだ完全に達成されていません。しかしアメリカがその気になってやると決めたことは何でもできるのだと、私たちは今夜改めて実感しています。それこそが私たちの歴史です。求めるものが、国民の豊かな生活の実現でも、全ての市民の平等実現でも。海外において自分たちの価値観のために戦う決意もそうです。世の中をより安全な場所にするための犠牲もそうです。

私たちにはこういうことができる。それは財力や権力のおかげだけではなく、私たちがアメリカ人たる所以です。私たちは神の下、分たれることなく、全ての人に自由と正義を与える一つの国の国民なのですから。

どうもありがとう。皆さんに神様の祝福を。そして神がアメリカ合衆国を祝福してくださいますように」
 



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