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政治関連・社会問題などについて書いてゆきます!

大相撲春場所中止 正式決定 八百長事件で

2011年2月6日(日)

 大相撲の八百長事件で、相撲協会は2月6日午前、緊急の『臨時理事会』を開き、恒例の「春場所」(大阪府立体育会館)の中止を正式に決めた。

 当然の処置だと思う。

 八百長問題は、過去にも何度もメディアで取り上げられてきたが、相撲協会はこれまで悉く(ことごとく)否定し、裁判に訴えてまで『無罪』を主張していた。

 裁判所も『国技』に慮って(おのんばかって)か、相撲協会の言い分を追認してきた。

 今回は、動かぬ証拠として「e-mail」のやりとりが復元された訳であり、もはや『無罪』を強弁できなくなった訳だ。

 しかし、野球賭博を捜査していた警察が、今この時期に何故わざわざメールを復元して大相撲を管轄する文部科学省に『密告』したのか? にも疑問が残る。

 「八百長試合」は、相撲協会の否定にもかかわらず、観客の相当部分も事実上黙認しているのである訳で、そういうものと思っておけば大混乱にはならなかった。

 しかし一方で、八百長試合に金銭の授受が絡み、暴力団の資金源になっているのであれば、そこのところは厳しく摘発して頂く必要がある。

 
 今回の一連の八百長に至る背景に関して、メディアは真相を究明する前に、「十両」と「幕下」の待遇の大きな格差について論評し、負け越しとなって「十両」から陥落することを避けるためではないかと、勝手に推量している。

 そういう側面があるにしても、その問題を前面に押し出すと、八百長試合をした者たちを免罪することになってしまうことになるのではないか?
 また、そういう切羽詰った場合にだけ八百長が行われていると『限定』してしまうことになりはしないか?

 「十両」になると、月給103万6千円(年収1,243万2千円)を支給されるが、幕下では月給は無く、本場所ごとに15万円(年収90万円のワーキング・プアレベル)となるので、
十両を維持するために星のやり取りをすることになるとして、
「制度上の問題が八百長の引き金になっているのではないか?」
 との論法である。
 今朝のテレビ朝日の番組では、統計的処理により、千秋楽前に7勝7敗であった関取が千秋楽に白星を取り「勝ち越す」確率は8割近いと言っていた。

 そんなことは、今回新たに述べるまでも無く、「知っている人は知っている」話ではなかったのか?
 私は知らなかったが・・・

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閑話休題
 ところで、「十両」の給与が103万6千円と聞いて、なるほどだから幕内力士は「十両力士」と呼ばれるのか・・・と解った。
 1両の値打ちは、ほぼ10万円と言われているから、昔から幕内力士は月10両の収入がある高収入の『役者』だった訳である。


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春場所中止を正式決定=八百長疑惑で相撲協会―65年ぶり、国技に汚点 

      (時事通信) 2011年2月6日(日)13:03
 大相撲の八百長問題で危機に立つ日本相撲協会(放駒理事長=元大関魁傑)は6日午前、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、3月13日から大阪府立体育会館で予定されていた春場所の中止を正式に決めた。

 本場所中止は、戦争で被災した旧国技館の改修が遅れた1946年夏場所以来65年ぶり2度目で、不祥事では初。大相撲史上に残る汚点となった。理事会は午前11時から1時間足らずで終了。放駒理事長らは午後の評議員会で決定を報告した後、記者会見する。

 相撲協会は、疑惑を持たれた力士らの調査が長期化する見通しとなり、現状のまま本場所を開くことは国民の理解を得られないことから、開催を断念せざるを得ない状況に追い込まれていた。本場所は協会の根幹事業で、大幅な収入減や一層のファン離れなどかつてない大打撃を受ける。

 八百長疑惑は、昨夏の野球賭博事件で警視庁が力士から押収した携帯電話のメール記録から浮かんだ。2日に表面化し、同日の臨時理事会では十両千代白鵬ら3人が八百長への関与を認めた。相撲協会は特別調査委員会(座長・伊藤滋早稲田大特命教授)を設置し、メールに名前が残るなどした力士ら14人を面談調査。3人については関与したと判定したが、さらに詳しい調査が必要だとして、14人に携帯電話などの任意提出を要請。メールの解析と調査に2カ月程度かかるとの見通しを示している。

 全協会員対象のアンケート調査では、関与を特定できる回答はなかったというが、調査の進展次第では、5月の夏場所にも影響が出そうだ。

 大相撲は昨年の野球賭博事件でも名古屋場所開催が危ぶまれ、NHKが生中継を取りやめるなどの事態に発展。多数の謹慎者を出すなどして開催に踏み切り、再生へ向けて改革に着手したところだった。 

 



大相撲春場所中止へ 65年ぶり、きょう決定 八百長疑惑、不祥事で初(産経新聞) 2011年2月6日(日)08:00
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