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JUNSKY blog

政治関連・社会問題などについて書いてゆきます!

日本国憲法は先人の智慧の結晶−3

植木枝盛の民権自由論(1879年4月)
「国は人民の自主自由とならびに公の憲法という二つのものをもて護らねば大丈夫にならず、安全には参り難し」
 『民権自由論』の一節である。
 植木枝盛は民権自由論(文庫本で20頁)の中でギリシャ、ローマ時代の政体の歴史からアメリカの大統領制まで広範に論じ、日本にも人民の自主自由と憲法制定の必要性を訴えている。
 資料に拠れば、この年植木は小高坂村村会議長になっており、翌年には婦人参政権がこの村で実現している【前々回紹介。参考:高知県立自由民権記念館パンフ】
 この著作(演説原稿)の中で、当時の民衆(人民)に向けて「専制抑圧の政治をもて民権自由を束縛するほど悪き事はなく、元来民権を張らざれば国権を張り独立を保つ事もできず、専制の政治はついに国を売るに至るのであります」と今を見とおすように125年前に言っているのである。
 また、彼は『無上政府論』(文庫本で30頁)の中では、現在の国連に相当する「万国協議政府」「宇内無上(国際?)憲法」の制定を主張し、各国の自主独立を認め、干渉主義を排した10項目の大綱を提言している。引用したいところだが、紙幅を費やすのでやむなく省略する。
【出典:家永三郎編、植木枝盛選集(岩波文庫)】
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コメント

家永三郎先生です。

わたぬき様

ブログ開設されましたか?

コメントありがとうございます。

私のブログは転送自由です。

植木枝盛研究家の筆頭は家永三郎先生でしょう。

何しろ、膨大な研究の成果を岩波新書という誰にも手に取り易い形で世に広げたのですから。

機会があればお貸しします。

論戦のバックボーンとして非常に勇気をもらえるものと思います。

これから私は江藤新平について書いてみようと思います。

JUNSKY

  • 2006/03/09(木) 00:44:58 |
  • URL |
  • 店主 #79D/WHSg
  • [ 編集 ]

Unknown

植木枝盛は日本の歴史の中で非常に特質すべき人だと思います。なぜ、彼がそういう思想に至ったのか?非常に興味が「あります。研究者もいると思いますが、そういう本があれば(あるだろう)、ぜひ読みたいものです。憲法論争がこれから本格的になるなかで、先人たちの偉業に学びたいものです。

  • 2006/03/08(水) 19:42:33 |
  • URL |
  • わたぬき 英彦 #79D/WHSg
  • [ 編集 ]

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