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政治関連・社会問題などについて書いてゆきます!

「議員歳費や政党助成金に切り込む選択肢もあり得る」 西日本新聞

2010年8月7日(土)

 当ブログの 【8月4日の記事】 や 【7月30日の記事】 で、国会議員の定数削減問題を論じ、【8月4日の記事】の最後に、

「国会議員自らが身を切る」 というと 『議員定数の削減』
となっていることを 「おかしい!」 という議論を高め、
マスメディアを巻き込んだ活動にしようではないか! 

 と書いたら、

 早速、翌日(2010/8/5)の 西日本新聞 【社説】 に同じような論調が掲載された。

   曰く、

***********************************
  (前略)
 唐突な印象を免れないのは、「まず削減ありき」といった様相で、何のための定数削減なのかが判然としないためだ。
 経費節減が目的なら、議員歳費や政党助成金に切り込む選択肢もあり得る。

 そもそも、国会議員の定数は議会制民主主義の根幹であり、無駄を削る行政改革と同列に論じるわけにはいかない。
  (後略)
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 偶然の一致だろうが、私としては、『このブログの論調が影響を広げた結果である』と思っておこう。
 

8月4日付け当ブログ要旨
議員歳費・経費 合計 3,429万 480円 が毎年1人1人に支払われる。
これを庶民並みの 5分の1程度 にするのが、まず最初にやるべき
 「国会議員自らが身を切る」  ことではないのか?

議員定数を16%(衆議院80、参議院40)減らす(相変わらず84%は国民の税金より支出)よりも、歳費を5分の1に減らす(現状の20%の支出に大幅削減する) 方が、余程効果的である。

さらに、政党助成金320億円を廃止 すれば、
 【320億円÷3,430万円=932人】 千人近い議員削減の効果 がある。
 衆議院80人・参議院40人どころか、全国会議員を無くしても余りあるほどの節税効果があるのだ。その上、国会議員の定数はそのままで・・・
 


   **********************

 大体、定数削減で「国会議員自ら身を切る」というのは完全なまやかし である。
 定数削減で落選した議員が国会議員でなくなるだけのことであり、当選した議員は結局何の「身も切らない」訳である。
 国会議員で無いものには「身の切りよう」が無いし、
 国会議員は「身を切らない」のである。


 「国会議員自ら身を切る」と言うならば、歳費の大幅減額と政党助成金の廃止 (党から議員への交付金の削減と言う形で『身入り』が減る)しかない。

 一般人が思っていてもマスメディアの限界から書けないことと思っていたが、身近な地方紙が同趣旨の提言を社説で書いてくれたので、この論調が『暗黙のタブー』とはなっていないらしいことが解った。

 どんどんマスメディアに広がることを期待したい。

 そのためには、この趣旨に賛同してくださるブロガーの皆さんが、同趣旨で書いてくださるか、引用(当ブログ記事や西日本新聞社説、または同趣旨の他のメディアの論調等など)やトラックバックを広げて頂けるように御願いします。

 なお、ついでながら「赤旗」(西日本版:8/6付け)には、13面のコラムで、この西日本新聞の記事を筆頭に、高知新聞、南日本新聞の論調が簡潔に紹介されています。
(以下は、赤旗の引用ではなく原典から引いています。)

高知新聞 2010/8/2 社説
 【議員定数削減】経費削減では終わらない
 

 確かに「国会議員自身が身を切ることも必要だ」という主張は、分かりやすいし、一般受けしやすい。ただ議員定数の問題を、単純に経費削減の面から考えることはできない。選挙制度の根幹にかかわる話だからだ。
  当選者が1人の小選挙区制では、大量の「死に票」が生まれる。しかしそこにも「民意」があるはずで、それを一定すくい上げるのが比例代表の仕組みである。多様な民意を切り捨てることにならないか、慎重な検討が必要になる理由だ。



南日本新聞 2010/8/4 社説
 【[議員定数削減] そんなに急ぐテーマか】
 

 定数削減問題は健全な民主主義を目指す視点から議論されるべきだ。衆参両院の自主的な改革論議も踏まえたうえで、慎重に取り組んでもらいたい。 



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 では、その8月5日付け 西日本新聞 【社説】全文を引用します。

議員定数削減 またも唐突な首相の提案

     西日本新聞 【社説】 2010年8月5日 11:06

 これもまた「唐突な提案」ではないか、と首をかしげざるを得ない。

 菅直人首相が記者会見で、国会議員の定数削減について年内に与野党合意を目指す考えを表明し、国会答弁でも重ねて意欲を示した。

 確かに、民主党は参院選マニフェスト(政権公約)で参院の定数を40程度、衆院は比例定数を80それぞれ削減する−と宣言していた。公約の実現を目指そうとする姿勢そのものに異存はない。

 問題は、議員定数の削減がいま最優先で取り組むべき喫緊の政治課題であるのか。また、不退転の決意と確たる成算があっての提案なのか、ということだ。

 首相は、行政経費の無駄削減とともに「国会議員が身を切ることも必要だ」として、今月中に民主党内の意見を集約した上で、12月までに与野党で合意するよう与党幹部に指示したという。

 唐突な印象を免れないのは、「まず削減ありき」といった様相で、何のための定数削減なのかが判然としないためだ。経費節減が目的なら、議員歳費や政党助成金に切り込む選択肢もあり得る。

 そもそも、国会議員の定数は議会制民主主義の根幹であり、無駄を削る行政改革と同列に論じるわけにはいかない。

 1票の格差是正や、選挙区と比例代表を組み合わせた複雑な選挙制度のあり方、さらには衆参両院の機能と役割を見据えた幅広い論議を踏まえるのが筋である。「とにかく急いで数を減らせ」という論法には無理がある。

 民主党は参院選で大敗し、与党は参院で過半数を割り込んだ。野党の理解と協力がなければ、法案は成立しない。公明、共産、社民の各党は比例定数の削減に反対している。首相は、「ねじれ国会」で期限を切った与野党合意が可能であると、本当に考えているのか。

 反発しているのは野党だけではない。民主党出身の西岡武夫参院議長は、首相発言について「極めて不見識だ。参院が首相の指示を受けることは一切ない」と異例の批判を展開した。

 参院各会派でつくる参院改革協議会は、1票の格差是正を含む選挙制度の抜本的な改革について、来年中に結論を出す方針を確認している。

 西岡議長は就任会見で「年内にも方向性をつくっていきたい」と前倒しの意向も示していたが、参院議長から「不見識」となじられるようでは、首相提案の行方は危ういと言わざるを得ない。

 もちろん、1票の格差是正は司法から解決を迫られている政治の宿題である。怠慢は許されない。しかし、民意を反映させる仕組みの問題である以上、丁寧に手順を踏んで、各政党と国民の幅広い合意が必要であることは言うまでもない。

 消費税発言が参院選の敗因と民主党内で指弾され、自ら「唐突だった」と謝罪した首相が、国民受けを狙った政権浮揚の思惑から定数削減に飛び付いたとすれば、まさに論外であると指摘しておく。

              =2010/08/05付 西日本新聞朝刊=
 



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昨日の運動
  歩数計 3000歩
  ストレッチング 15分
  水中歩行 600m
  平泳ぎ  500m


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コメント

立場

 定数削減、というのは、結局、少数の者に権力を集中させることです。
 国会が「国権の最高機関」だ、ということを言わずに「無駄の象徴」呼ばわりは、

少数の権力者 のほうが、利権まわしが楽だ、という発想ですね。
(スポンサー企業の意向で、)

  • 2010/08/08(日) 18:09:44 |
  • URL |
  • ×第二迷信 #79D/WHSg
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