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高速増殖原型炉「もんじゅ」放射性物質検出器の誤作動?

2010年5月12日(水)

 ナトリウム漏れの大事故から14年。

 高速増殖炉【もんじゅ】が危険を顧みず再稼働した。

 当時の隠蔽体質を問われ鳴り物入りで再起を誓ったはずが、
早速、放射性物質検出器の誤作動?を起こし、この公表が遅れると言う
反省も何もあったものではない事態が発覚した。

 トンデモナイ話である。

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 3台ある検出器の1台が警報を出し続けたので、誤作動であると結論付けたようであるが、果たして本当に大丈夫なのか?

 その上、3台の内もう1台も続けて『誤作動』で使用不能となったらしい。

 普通の常識では3台の内2台が警報を発していたら、「危険である」という警告なのに、反対に警報を出していない1台が正常であって、この1台で安全性が確保できると言う非常識な言い逃れをしている。

 1台で安全が確保できるのならば、3台も設けているのは過剰設計と言うことになり、予算の無駄遣いと言う話である。
 しかし、そうでは無い。
 3台設けているのは、科学の常識として多数決原理で危険性を判断するためであると私は思う。
 従って、上に書いたように2台が警報を発していれば「極めて危険な」状況と判断するべきである。
 誤作動と断定するのは早計であると思う。

 もし、最後に残った1台こそが故障していて、危険な放射能漏れを検知していないということであれば、それこそ危機的状態に陥っている可能性がある。
 そのような事態を防ぐためにこそ3台も設置して、「多数決主義」を採用しているのであろう。
 いったい、どういう基準や判断で、残り1台でも安全であると宣言したのであろうか?!

 恐ろしい非科学的判断がまかり通っているのである。

 再度強調する!
 
 3台の内2台が故障しているのに、残り1台が故障していないという保証がどこにあるのか?!
 残り1台も故障しているならば、放射能漏れなどの重大事態が全く監視されていないことになるではないか!


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 以下のリンク記事を見ていると、肝心カナメの制御棒の操作方法もマニュアルに書かれず、訓練もされていなかったというから、如何に杜撰な再開であったかが解る。

 【もんじゅ】は廃棄する他、道は無い。

 
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「もんじゅ」で警報、配管温度が一時上昇(読売新聞) - goo ニュース
2010年05月08日(土) 20時46分

ナトリウム加圧ガスが低温=もんじゅで警報、試験に影響なし(時事通信) - goo ニュース
2010年5月9日(日)13:03

もんじゅ、また警報作動 「影響ない」と原子力機構(共同通信) - goo ニュース
2010年5月9日(日)15:26

もんじゅ検出器「異状」頻度増で1台使用停止(読売新聞) - goo ニュース
2010年5月9日(日)21:37

もんじゅ放射能漏れ検出器、さらに1台停止(朝日新聞) - goo ニュース
2010年5月9日(日)23:16

もんじゅ、運転員が操作法知らず 制御棒挿入ミス(共同通信) - goo ニュース
2010年5月11日(火)12:56

もんじゅの検出器2台は「故障」 残る1台で継続(共同通信) - goo ニュース
2010年5月11日(火)20:58

もんじゅ手順書に操作法書かず、訓練もなし(読売新聞) - goo ニュース
2010年5月11日(火)21:28


「もんじゅ」誤作動公表遅れ、原子力機構を注意(読売新聞) - goo ニュース

 2010年5月8日(土)18:40
 日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で放射性物質検出器の誤作動の公表が遅れた問題で、経済産業省と文部科学省は8日、原子力機構に対し注意した。

 経産省原子力安全・保安院は、もんじゅの運転再開前日の5日、原子力機構に、第1例のトラブルは大小問わず速やかに公表するよう要請。原子力機構の岡崎俊雄理事長も約束していた。

 この日、現地で記者会見した根井 寿規 ( ひさのり ) ・保安院審議官は、7日の計5回の誤作動は、施設内の不適合事象であり、「1例目のトラブルに当たる」と強調。「次回のトラブルは速やかに公表するよう注意した」と語った。

 文科省の中川正春副大臣も8日、岡崎理事長を口頭で注意した。

 原子力機構は、6日深夜の1回、7日午前の5回の放射性物質検出器の誤作動について、7日夕に公表する方針だったが、保安院などの要請で、同日正午過ぎに発表した。

 広報を担当する瀬戸口啓一・もんじゅ運営管理室長は「(今回の誤作動は)国への報告事例や、地元との安全協定で報告すべき事例に当たらず、まとめて公表すればいいと判断してしまった」と釈明している。
 


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2010年5月13日追加引用

「もんじゅ」もう不安…操作ミス・誤作動相次ぐ

      読売新聞 2010年5月13日(木)08:52

 日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)が13日で、運転1週間を迎える。14年5か月ぶりの運転を万全の体制で迎えたはずが、安全運転の要である制御棒の操作ミスのほか、警報器の誤作動や公表の遅れなど、トラブルが相次いでいる。

 もんじゅの出力を調整する制御棒の操作ミスが起きたのは10日夜。操作していた運転員は電力会社からの出向組で、原発では8年の運転歴があったが、もんじゅの運転は初めてだった。

 運転員は模擬運転装置で訓練したというが、制御棒を降ろす操作の最後の微調整は模擬運転装置には反映されていなかった。川端文部科学相は、11日の閣議後会見で「(制御棒操作は)根幹の部分。どうしてできないのか」と苦言を呈した。

 実際、運転員40人中、1995年のナトリウム漏れ事故以前に運転経験があるのは8人のみ。望月弘保・福井大国際原子力工学研究所教授は「知識の伝達がうまくいかなかった。実際に運転する中で経験を蓄えるしかない」と話す。

 6〜7日に起きた放射性物質検出器の故障の公表が遅れるなど、情報公開のあり方も問題になった。原子力機構はこれを受け、すべてのトラブルを公表することにしたが、多い日には誤警報を含む計75件の警報を公表することになった。

 その結果、判断材料のない地域住民に無用な不安を抱かせるとの批判を受け、今度は重要なトラブルだけを公表する方向で検討している。
 


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