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ポーランド機墜落 慰霊の日に新たな悲劇 カチン事件遺族も搭乗

2010年4月11日(日)

 昨日衝撃的な事故のニュースが伝えられた。

 昨年9月に訪問したポーランド で、大統領一行が搭乗した政府専用機が墜落し、生存者は居ない模様。
 政府首脳一行は、70年前の「カティンの森事件」の追悼式典に参加するために移動中だったという。
 今のところ『テロ』の可能性は少ないようだ。

【在ポーランド日本大使館からのお知らせ(4月10日)】
  カチンスキ大統領の逝去

(メルマガ)読者の皆様へ

 10日午前8時56分頃、カチンスキ大統領夫妻を始め政府要人を乗せた政府専用機がロシアのスモレンスク近郊で墜落し、同大統領夫妻を始めとした乗員・乗客併せて96名が逝去されました。大統領一行は、カティンの森事件70周年追悼式典(於:カティン)に出席の予定でした。
 
 事故原因に関する政府の公式見解は現時点では発表されていませんが、報道によれば、政府専用機は、スモレンスク近郊の悪天候(濃霧)の中、着陸の際に木に接触したことにより墜落した蓋然性が高いとのことです。
 
 これを受け、ポーランド憲法に基づき、コモロフスキ下院議長が暫定的に大統領の義務を履行することになるとともに、ポーランド政府は国家として一週間の喪に服することを決定しました。
 また、トゥスク首相は10日午後記者会見を開き、11日正午から2分間の黙祷を実施することを国民に伝えました。

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在ポーランド日本国大使館
Embassy of Japan in Poland
ul. Szwolezerow 8, 00-464 Warszawa, Poland
Tel: + 48-22-696-5000
Fax: + 48-22-696-5008
E-mail: newsmail@emb-japan.pl
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慰霊の日に新たな悲劇 墜落機にカチン事件遺族も搭乗(朝日新聞) - goo ニュース

政府・軍首脳失い沈痛ムード=大統領府に市民が献花−ポーランド(時事通信) - goo ニュース

衝撃、「カチンの森事件」追悼式典途上の悲劇 

      読売新聞 2010年4月10日(土)21:25
 【ベルリン=三好範英】
 ロシア・スモレンスク空港近くで10日起きた飛行機墜落事故によりレフ・カチンスキ大統領を始め、政財界や軍の要人を多数失ったポーランド国民は、大きな衝撃を受けている。

 2005年の就任以来、ポーランド愛国主義を前面に押し出す政策を進めてきた大統領は、その象徴として参加を熱望していた「カチンの森事件」追悼式典に向かう途上で悲劇にあった。

 スモレンスク郊外では、7日にプーチン露首相、トゥスク・ポーランド首相が出席して同事件70年の追悼式典が行われた。当初カチンスキ大統領も出席を希望していたが、プーチン首相がトゥスク首相を招待したため、ポーランド大統領主催として別個の式典を行うことになった経緯がある。

 専用機に乗り合わせたクレメル外務次官、スクシペク中央銀行総裁などは、いずれもポーランドの中枢にいる人材だった。また、同事件追悼式典という性格上、軍幹部も多数参加しており、ゴンゴル参謀総長を始め、3軍の司令官全員が犠牲となった。

 10日、トゥスク首相は「第2次大戦後のポーランドにとって最も悲劇的な出来ごと」と述べるとともに、緊急閣議を招集、対応を協議した。憲法の規定で大統領代行にはコモロフスキ下院議長が就き、14日以内に大統領選の選挙日を決定する。次回大統領選実施予定は今年10月だが、6月には実施されるとみられる。

 カチンスキ大統領は1970年代から反体制運動に加わり、法律専門家として双子の兄のヤロスワフ・カチンスキ氏とともに自主管理労組「連帯」に参加。脱共産体制後は、2002年からワルシャワ市長を務め、05年の大統領選挙で当選。06年には保守政党「法と正義」党首のヤロスワフ氏が首相に就任し、双子の政権として話題となった。

 兄弟ともポーランドの愛国主義的な側面を代表する政治家で、「法と正義」を母体に、国内的には共産党政権時代、政府関係者や報道関係者が秘密警察に協力していたかどうかを審査する「非共産化法」を施行。外交的には欧州連合(EU)に懐疑的な立場を取り、新基本条約(リスボン条約)発効に加盟国の中で特に強く抵抗した。

 08年のグルジア紛争では、バルト3国の指導者などとともにトビリシを訪れロシアを強くけん制する行動を取った。また、対ドイツ関係も歴史認識問題を中心に異議を唱えることがしばしばで関係は悪化した。

 すでに3月、「法と正義」はカチンスキ氏の大統領選出馬支持を決定。一方、現トゥスク政権の与党である「市民プラットフォーム」も3月、コモロフスキ下院議長を大統領候補に決定している。世論調査の支持率は「プラットフォーム」が「法と正義」を上回っている。今回、事実上の候補を失った「法と正義」は厳しい選挙戦を強いられるとみられる。
 

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