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政治関連・社会問題などについて書いてゆきます!

57年前の白洲次郎の指摘 今も活きている

私のもう一つのブログ【観劇レビュー&旅行記】で、
NHKドラマスペシャル 【白洲次郎】のレビュー を書いたのを機会に

     

以前、当ブログに書いた記事
 「政治家の「ハラ」ほど愚劣なものはない」
               2007年9月24日・記
   を読み直してみて思わず吹き出してしまった。

 この時期は、ABend(安倍終了)運動が功を奏して安倍靖国派内閣が崩壊し、電波ジャックの総裁選の結果、福田首相になった時期である。

 上の記事への 【コメント】 や 【トラックバック】 によると、
当時(2007年9月)の総裁選では、秋葉原で若者の集団が「麻生太郎コール」を行って、麻生内閣の誕生を期待したとか… そして、さまざまな情報から、この「麻生太郎コール」がニートやフリーター(当時は「非正規労働者」という用語はまだ馴染んでいなかったようで・・・)にバイト代を払ってやらせた文字通り「ヤラセ」であったことも明らかになって…

 そうやって、鳴り物入りで内閣総理大臣になった福田も1年で政権を投げ出し、又また電波ジャックで5人の総裁候補を出しての総裁選で華々しく総裁の座を獲得した麻生内閣も、発足間もなく揚力不足で低空飛行を続け、今や墜落寸前。
 そんな危機的状況、言わば 「軒は傾き、柱は曲がり、屋根の一部には火がついている」 と言うのに、自民党内では派閥抗争の再来というか足の引っ張り合い。

 この状況を 白洲次郎氏 は、57年前に こう書いている。
        
       (以下、以前の当ブログ記事 より引用)

【私は自○党員でもないし、政治家でもないから自○党内で何のために喧嘩しているのか知らないし、知ろうとも思わないが、どうせ、両派共利己的なことで、ゴタゴタやっているので、主義方針の為に闘争しているのではないらしい。
(中略)
今の日本に利己的なことを考える余地があるだろうか。
 自分の住んでいる家の軒は傾き、柱は曲がり、屋根の一部には火がついている様な時に、自分の居る部屋だけ良くしようとしたり、自分の部屋を広げようとする無意味を考えないのか。
 こんな根本的のことで、こんな幼稚なことが了解出来ないのなら、政治家気取りは止めて貰いたい。
(中略)
 又、総裁派の一部の人は、今総理が辞めたら後に人が居ない。後継者を考えずに辞めることは無責任だとわめく
 後継者を誰にするかも又、国民のみが決める権利を持っている。
 官僚全盛時代が随分続いたから政党人の考え方も余程官僚化して、国民はものを考える能力がないから俺が考えてやらなければならんという様な、大それた自惚れで、頭が一杯になっている のではないだろうか。
 政治家の一部の人がよく口癖の様にいう言葉で、聞いた途端に私は腹が立つことがある。それは 「政治は腹だ」といって自分の無能無策に気が付かない輩がいる ことである
            1952年 文芸春秋 10月号
  【プリンシプルのない日本】白洲次郎著(新潮文庫)より


 まぁ、何と今の今、この発言を聞いても少しも時代のズレを感じない発言ではないか?
 早い話が、自民党(自由党)政治の基本は、半世紀に亘って何も進歩していないという訳である。

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白洲次郎の略歴などは、以下の宝塚歌劇のページ
 宙組公演 【黎明の風】 侍ジェントルマン白洲次郎の挑戦 
            に解り易く簡潔に書いている。
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