FC2ブログ

JUNSKY blog

政治関連・社会問題などについて書いてゆきます!

都市の将来ビジョンがない福岡市 付け焼刃の地下鉄延伸

 福岡市の地下鉄計画が右往左往している。

元々、七隈線に着工する時から採算性の問題は指摘されてきた。
そして、運用が始まって数年経っても一向に収支の改善の見通しが立たない。

 福岡市は、従来博多南から築港方面に抜けるルートを検討していたらしいが、方針を何故か転換し、「キャナルシティ博多」を経由し、JR博多駅と結ぶ新案を提案することにしたらしい。

 マスタープランもビジョンもいい加減な福岡市の都市“無”計画を叙実に示したものと言えるだろう。

 一方では、地下鉄七隈線の中間地点である九州大学・教養部のある「六本松」の開発を巡っては、文化施設や高齢者や児童を含む住民が集えるような施設を求める住民の意見をないがしろにして、福岡市は商業施設やマンションを建てようとしている。

 また、東区の人工島では、売れ残りの土地消却の目的で市民病院を患者や地域住民の意見を無視して移転しようとしている。

 これらの計画の進め方も極めて付け焼刃であり、将来を踏まえた福岡市と広域都市圏のマスタープランの欠如を示すものである。

*******************************************
にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ  (左のアイコンをクリックして
              もらえたら嬉しいです)
*******************************************

地下鉄七隈線 延伸新ルート キャナル経由最有力
   福岡市、議会報告へ

      西日本新聞夕刊 2009年1月16日(金)17:30
 福岡市は16日、利用客が低迷する市営地下鉄七隈線(中央区天神南‐西区橋本)に関し、七隈線が発着する「天神南駅」から、大型商業施設「キャナルシティ博多」を経由してJR博多駅に至る新たな延伸ルート案について、本格的な検討に入ったことを明らかにした。事業費を約450億円と初めて試算。従来の延伸2ルート案に比べて、建設費が大幅に抑えられることに加え、2011年春に全線開通を控えた九州新幹線鹿児島ルートの博多駅接続で七隈線の利用客増が見込まれることから、最有力とみている。近く市議会に報告し、採用について慎重に協議する方針。

 ●天神南と博多直結 事業費450億円

 05年2月に開業した七隈線の「天神南‐橋本」間は、区間12キロの部分開業の状態。従来検討されてきた、渡辺通1丁目から分岐して博多駅に至る「博多駅ルート」(2.5キロ)と、天神南駅から博多ふ頭のウオーターフロント地区に至る「WFルート」(2.3キロ)の延伸2案は、採算性などを中心に検討作業が市議会で続いている。

 新たな延伸案は、天神南駅から博多部を通り、博多駅に乗り入れる約1.4キロ。約50万人が暮らす市南西部を、地下鉄で天神、博多駅と結ぶことで、新規区間の利用者は日間約6万8000人が見込まれるという。

 市は昨年1月、従来2案について、事業費を計約1600億円と試算。厳しい財政状況から、事業化に否定的な見方を示していた。新案の事業費450億円は、距離が短いうえ、地上部の土地購入費がいらないことなどから、低めに抑えられるとしている。

 同市内部では、以前にも今回の新延伸案が浮上したが、従来案の検証作業を優先し、本格検討に至っていなかった。同市は、新案を(1)従来案より事業費が安い(2)沿線住民の要望が高い(3)JRとのネットワーク構築が可能‐と評価。着工や開業の時期は未定という。

 総事業費約2800億円の七隈線をめぐっては、乗客数が日間約6万2000人で目標の約11万6000人の半分程度。市営地下鉄空港線や箱崎線に比べ厳しい状況にある。

 ●現実路線で低迷打破狙う

 【解説】福岡市営地下鉄七隈線の新ルート案は、同線開業直後から市が内部で温めていた“切り札”で、利用が伸び悩む七隈線の乗客増に向けた現実的な延伸案といえる。ただ、厳しい財政状況の下での大型工事の是非や市民感情、議会判断など事業化への道のりは不透明だ。

 同市交通局が今後、返済する地下鉄全体の借金総額は約3300億円。ほかの地下鉄路線と連結がない七隈線は毎年度、60億円超の赤字を出す不採算路線で、地下鉄事業の“お荷物”とも言える存在になっている。

 既存のウオーターフロント(WF)延伸案は、好景気だったバブル期に港湾地区発展を見据えた案で、市内部で「これでは営業不振を脱却できない」との見方が支配的。JR博多駅、キャナルシティ博多、天神の接続は「市民や地元商店街、観光客から要望が強い」(市幹部)ことも、新ルートの本格検討を始めた背景にある。

 「今の七隈線はあくまでも部分開業」。それが市側の持論だが、昨今の景気低迷の中、延伸が不振打開の切り札に本当になるのか‐。採算性はもちろん、交通体系や街づくりの未来像といった視点からも、市民を巻き込んで論議の必要がある。 (地域報道センター・井崎圭)

=2009/01/16付 西日本新聞夕刊= 


地下鉄七隈線 延伸新ルート キャナル経由最有力 福岡市、議会報告へ(西日本新聞) - goo ニュース
    2009年1月16日(金)17:30
 
空港線と改札口共有 地下鉄博多駅 七隈線延伸案で福岡市(西日本新聞) - goo ニュース
    2008年 01月20日 17:30
関連記事
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://junskyblog.blog.fc2.com/tb.php/1202-93582264
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)