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政治関連・社会問題などについて書いてゆきます!

首相の所信表明「総選挙の事前運動だ」

 麻生新首相の「所信表明演説」が行われたが、なにやら民主党への自民党からの『代表質問』のような内容で、早くも攻守入れ替わった状態だ。
 民主党の鳩山幹事長は(要旨)「野党になる準備を始められたようだ」と皮肉り、「所信表明というよりは、選挙演説のようで、事前運動ではないか?!」と揶揄した。
 細田自民党幹事長も「過去に例の無い所信表明演説だ」と認め、与党の公明党も「異例だ」と言っている。
 
 NHKニュースによると、

民主党に対し、今年度の補正予算案やインド洋での給油活動の継続への賛否を明らかにするよう問いただすなど、次の衆議院選挙をにらんで対決姿勢を打ち出す異例の演説を繰り広げました。
       (中略)
 外交面で麻生総理大臣は、日米同盟の強化を第一の原則としたうえで、民主党に対し、日米同盟と国連のどちらを優先させるのか、明確にするよう求めました。
       (中略)
 テロとの戦いは到底出口が見えないが、国際社会の一員の日本が活動から手を引く選択はありえない」として、民主党の見解をただしました。
       (中略)
 今回、麻生総理大臣は、政府の方針や政策を網羅的に取り上げる従来の所信表明演説とは一線を画し、民主党に対し、重要な政策課題への賛否を明らかにするよう問いただすなど、次の衆議院選挙をにらんで対決姿勢を打ち出す異例の演説を繰り広げました。 

 とのこと。
 そんなもの、日米同盟より国連の方が大事なのに決まっているではないか?
しかし、麻生首相の答えは、まったく逆で、民主党に「日米同盟の方が大事」と言ってもらいたい訳だ。
 また、「テロとの戦いは到底出口が見えないが」と、泥沼に落ち込んでいることを認めた訳だ。
 “自民党広報部”NHKから見ても、「衆議院選挙をにらんで対決姿勢を打ち出す異例の演説」と言わざるを得ないような、選挙目当ての演説であったということだ。

【各党の反応】NHKニュースより
民主党・鳩山幹事長 

 民主党の鳩山幹事長は、記者団に対し、「野党への質問や批判ばかりの品位に欠ける演説であり、ビジョンのかけらも見いだせなかった。最初の所信表明演説かと思うと残念であり、野党になったときの準備をしているのかと思ったほどだ。民主党の小沢代表の「代表質問」は、反対に亜所信表明演説的な代表質問になる。 



自民党・細田幹事長 

 麻生総理大臣らしい『麻生語』での所信表明演説だ。民主党は、麻生総理大臣からの投げかけに対し、代表質問などのときに、はっきりと答弁してほしい。野党に「質問に答えてほしい」と言ったのは歴史上あまり例の無い所信表明ではなかったか 



公明党・太田代表 

 この国に対する意欲と責任を持っていることを明確に示した前向きな演説だった。 所信表明で異例の問いかけをした訳ですから、きちんとした答えが必要だ。



日本共産党・志位委員長 

 国民が今、解決を求めている問題について、責任ある所見が何も聞かれず、生活に苦しんでいる人々の心に響く中身は何もなかった。また、内政や外交についての所信を述べるべきであり、野党側に質問する場ではない。野党側には答弁の機会が与えられておらず、国会のルールを壊す大きな問題だ 



社民党・福島党首 

 小泉構造改革から続く政治が今の格差や貧困の拡大という問題を作ってきたのに、反省がなく、これからどう解決していくのかということもなかった。また『民主党のせいで国会運営がうまくいかない』といった話がほとんどで、演説の内容を聞くかぎり、自民党政治は終わったなという感じだ 



国民新党・亀井幹事長 

 今まで数々の総理大臣の演説を聞いてきたが、前代未聞の演説だ。国民に何をするのかを表明するのが所信表明演説なのに、自民党総裁として、民主党を挑発する選挙演説のように聞こえた。



所信表明「麻生流」 民主に異例の逆質問(朝日新聞) - goo ニュース  2008年9月29日(月)15:03

首相の所信表明「総選挙の事前運動だ」 参院民主が批判(朝日新聞) - goo ニュース  2008年9月29日(月)16:05

【視点】所信表明演説 選挙を意識、「消費税」封印(産経新聞) - goo ニュース 2008年9月29日(月)15:55

麻生首相の所信表明演説 全文1(朝日新聞) - goo ニュース 
その2 , その3 , その4 , 
 
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以下は、午後7時の【NHKニュース】より 

 麻生総理大臣は、衆参両院の本会議で初めての所信表明演説を行い、日本経済の立て直しは緊急の課題だとして、景気対策に全力をあげる考えを強調しました。一方で、民主党に対し、今年度の補正予算案やインド洋での給油活動の継続への賛否を明らかにするよう問いただすなど、次の衆議院選挙をにらんで対決姿勢を打ち出す異例の演説を繰り広げました。

 麻生総理大臣は冒頭、福田前総理大臣の突然の辞任表明による内閣の交代と、中山前国土交通大臣がみずからの発言をめぐって辞任したことを取り上げ、国民に陳謝しました。続いて麻生総理大臣は、「日本は強くあらねばならない。明るくなければならない」と述べたうえで、「内閣総理大臣の職務に一身をなげうってまい進する所存で、悲観せず、決して逃げない」と決意を述べました。そして、国会運営について麻生総理大臣は、「ねじれ国会のもとで、政局を第一義とし、国民の生活を第二義、第三義とする姿勢に終始した」と民主党を名指しで批判し、「与党との合意形成のルールを打ち立てる用意があるか、国民は瞳をこらしている」と指摘しました。また、麻生総理大臣は、日本経済の立て直しを「緊急なうえにも緊急の課題だ」と位置づけたうえで、「景気対策」、「財政再建」、「改革による成長」と段階を踏んで取り組む考えを示しました。このうち、景気対策について「総合的な経済対策の裏付けとなる今年度の補正予算案の成立は、焦眉の急であり、民主党は代表質問で賛否とその理由を示してほしい」と求めました。一方、西暦2011年度までに基礎的財政収支を黒字化する目標については、「達成に努力する」としながらも、「経済成長なくして財政再建はありえない」と経済成長を優先する考えを示し、「日本経済は全治3年」と述べ、今後3年間かけて経済の立て直しに取り組む姿勢を示しました。さらに麻生総理大臣は、暮らしの安心をテーマに掲げ、後期高齢者医療制度を、高齢者の納得が得られるよう1年をメドに見直しを検討すると表明したほか、若者を支援するための新法の検討などに取り組むと表明しました。また、農薬などに汚染されたコメが食用に転売された事件の再発防止に全力を挙げる考えを示したほか、消費者の立場で、その利益を守る行政が必要だと指摘し、消費者庁の創設に、民主党が賛同するかどうかただしました。一方、外交面で麻生総理大臣は、日米同盟の強化を第一の原則としたうえで、民主党に対し、日米同盟と国連のどちらを優先させるのか、明確にするよう求めました。さらに麻生総理大臣は、インド洋での海上自衛隊の給油活動は、「日本が国益をかけ、日本のためにしてきたものだ。テロとの戦いは到底出口が見えないが、国際社会の一員の日本が活動から手を引く選択はありえない」として、民主党の見解をただしました。今回、麻生総理大臣は、政府の方針や政策を網羅的に取り上げる従来の所信表明演説とは一線を画し、民主党に対し、重要な政策課題への賛否を明らかにするよう問いただすなど、次の衆議院選挙をにらんで対決姿勢を打ち出す異例の演説を繰り広げました。 


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