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JUNSKY blog

政治関連・社会問題などについて書いてゆきます!

香港の民主化運動の『雨傘の女神』周庭さんから

2019年行動12月9日

香港の周庭 Chou Ting Agnes さんより
先ずは12月4日頃の投稿。

Happy birthday to Agnes Chou!!!
・・・・・
本日、23歳になりました。
多くの仲間たちが命かけて戦っている今、
お祝いをする気分は正直あまりないです。

香港が、これから自由な街になりますように。
苦しんでいる人なんて、もう見たくないです。

#香港デモ #HongKongProtests #choutingagnes


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以下は、アグネスさんではなく私のコメント

先週、米国議会が上院下院双方で可決していた
『香港人権民主化法』をトランプ大統領が区議会選挙の結果も見て
気が進まない中でも署名して成立した。

その後に香港で行われた市民デモではアメリカ国旗『星条旗』ばかりが
並び立って異様な雰囲気だった。
支援する人々は世界中に居るのに世界中で戦争を展開している帝国主義国の
支援がそんなに喜ぶべきことか?!と思っていた。
支援する市民がいる国々の旗を立てるべきだったと思う。
もちろんマスメディアが恣意的に星条旗を撮した可能性もあるが。

処が、昨日のデモでは星条旗は殆ど見えないようで一安心。

その雰囲気を アグネス・チョウさんが Twitter で伝えてくれている。

・・・・・・・・・

次からは、昨日(2019年12月8日・Sun)の Agnes Twitter 投稿から

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香港の周庭 Agnes Chou さん
から昨日の香港民主化デモの様子
平和的に行われたようです。
・・・・・
今日のデモには、80万人が参加しました。

5大要求、1つも欠けてはなりません。

香港政府は今すぐ民意に応えるべきです。

#香港デモ #HongKongProtests

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香港、「80万人」抗議デモ
西日本新聞(共同)WEB版 ー 2019/12/8 17:43


【香港共同】
香港中心部で8日、「逃亡犯条例」改正案に反対する6月の「100万人デモ」を主催した民主派団体「民間人権陣線(民陣)」が普通選挙導入など「五大要求」を掲げ、政府への抗議デモを実施した。民陣は約80万人が参加したと発表した。警察は18万3千人としている。デモの規模は民主派が圧勝した11月の区議会(地方議会)選後では最大となった。平和的デモが呼び掛けられたが、一部で放火や破壊行為があった。
 林鄭月娥行政長官はデモ隊の五大要求について、逃亡犯条例改正案撤回に応じただけで他の要求は拒否。区議会選で政府への不満が示された後も譲歩していない。



2019年11月25日 香港区議会選挙の結果を報告する
アグネスさんの Twitter 投稿から

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区議会選挙が終わりました。294万人以上が投票し、
投票率は71.2%、香港の史上最高記録でした。

これまで親中派が議席を独占してきた区議会が、
今回の政治的な意味を持つ選挙になったことによって、
452議席のうち388席を民主派が占めました。
だけど、これは決して運動の勝利ではありません。

********

ここからは、昨日の西日本新聞紙面から

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「闘い続ける」香港“雨傘の女神”の思い 100万人デモから半年
2019/12/8 6:00 (2019/12/9 15:05 更新)
西日本新聞 総合面 川原田 健雄

 香港で政府への抗議活動が本格化して9日で半年。11月の香港区議会(地方議会)選挙では民主派が圧勝したが、民主派団体幹部の周庭さん(23)は「これで終わりじゃない。香港人の自由と権利を守るため闘い続ける」と国際社会を巻き込み中国政府の圧力と対峙(たいじ)する構えだ。日本にも米国の香港人権・民主主義法のような強い措置を求める。
 「民主的な国なら選挙で未来を変えられる。でも中国は独裁国家で、香港の選挙にその力はない。引き続き街で闘うことが大事だ」。民主派が8割超の議席を獲得した区議選を振り返り、周さんは力を込めた。
 中学生だった2012年、「中国国民としての愛国心」を養う愛国教育導入に反対するデモに参加。14年には行政長官選挙の民主化を求めるデモ「雨傘運動」で学生団体幹部を務め「民主の女神」と呼ばれた。
 長く民主化運動に身を投じてきたからこそ従来の活動に限界も感じる。「平和なデモなら香港政府は要求を聞こうともしない。6月に逃亡犯条例改正案の撤回を求めて200万人が街に出たのに無視された」
 6月以降「勇武派」と呼ばれる若者が警察と衝突。交通妨害や中国寄りとみなした店の破壊を繰り返す。「日本では迷惑をかける行為という見方があるけど、実生活に影響がない社会運動には力がない。政府にプレッシャーをかけないと何も変わらない」
 日本語が堪能な周さんは日本の報道も目にするが、香港のデモが「過激」と報じられることに違和感を覚える。「広東語では激しく急進的という意味の『激進』を使う。過激では前に進む運動の意義が伝わらないでしょ」。大好きなアニメで学んだ日本語を駆使し、ツイッターで香港の今を発信する。「日本の報道は『香港で暴力的な衝突が起きた』で終わる。その背景と理由を日本人に伝えたい」
 日本の政治にも期待は大きい。「各党が香港情勢を懸念する声明を出してくれたのはありがたい。でも米国のような制裁を含む法律があればもっとパワフル。アジアの民主国家として中国の人権問題に強い行動を取ってほしい」と訴える。
   ◇    ◇
 香港中心部の幹線道路を占拠した「雨傘運動」は学生と民主派団体の路線対立もあり、失敗に終わった。その後は長く絶望と無力感にさいなまれたという。「占拠した道路に『We will be back(また戻ってくる)』と落書きしたけど、どうやったら戻れるのか分からなくて…」
 5年後の今、胸にあるのは「仲間割れしない」との思いだ。「平和的なデモも、急進的な行動も主張は矛盾しない。みんな経験を積み重ねて頑張っている」
 香港に高度な自治を認める「一国二制度」は47年まで続く約束だ。だが「今は1国1・1制度あるかな」。デモ参加者のマスク着用を禁じる覆面禁止法を香港の裁判所が違憲と判断した際も中国政府は非難した。司法の独立や言論の自由といった香港の価値観は揺らぐ。それでも「香港は私の家。ここに残り自分の家を守りたい」と前を向いた。
 (香港で川原田健雄)



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香港デモ半年、大きな混乱なし
西日本新聞(共同)ー 2019/12/9 8:50

【香港共同】
中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案を発端とした香港での抗議活動は9日、本格化してから半年となった。節目の日に抗議活動として出勤時間帯を狙った交通妨害が会員制交流サイト(SNS)で呼び掛けられたが、警察は早朝から厳戒態勢を敷き、大きな混乱はなかった。
 香港では11月下旬からデモ隊と警官隊の激しい衝突は起きていない。SNSでは、香港18区のうち10区で12月9日早朝からの交通妨害が呼び掛けられた。香港メディアによると、一部の地下鉄で線路に障害物が置かれ、列車に一時遅れが出た。



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