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JUNSKY blog

政治関連・社会問題などについて書いてゆきます!

ベネッセの宣伝を文部科学省が容認!

2019年11月30日(土)

 11月も終わり、その内2019年令和元年も終わってしまったねぇ~
となるだろう。 ホントに月日の経つのは速い!

 さて昨日の西日本新聞1面TOP記事では、
民間英語検定試験の一つ「GTEC」を提供するベネッセが受験生顧客の
開拓営業用宣伝文句に使っていたことが改めて取り上げられている。

【「規定ない」文科省容認】


20191129_Nishinippon-01.jpg

ベネッセが謂わば自作自演で受験生に営業。

「このアプリでは、実際のGTEC試験に
対応した問題を提供します。
生徒さんの受験にも有利ですよ」

ベネッセは、まさに本番の共通入試に
GTECを提供する民間企業である!!


20191129_Nishinippon-02.jpg

英語民間試験、公平性保てる? 検定業者が教材販売
 西日本新聞 - 2019年11月29日(金) 6:00

「規定ない」 文科省容認

 大学共通入学テストへの導入が予定される民間英語検定試験の一つ、「GTEC」を提供するベネッセコーポレーション(岡山市)が、中高生向けに同試験の対策教材を販売することに対し、疑問の声が上がっている。「新教材を購入できる生徒が受験で有利になり、公平性が保てないのでは」との意見だ。文部科学省は「販売を禁止する規定はない」と容認する一方、ベネッセの別の類似事例では是正指導を行っており、対応が定まっていない。




【宣伝に使われていた図表】

    「検定前のリハーサルにもなる『GTEC実践問題』」の提供をPRする、
     ベネッセのアプリの営業資料。
     都内の高校関係者に配布し、入会を勧めていた

             この図表がベネッセのものであることを示すアイコン(↓)
20191129_Nishinippon-04.jpg



 また、今朝の西日本新聞では、国立大学82大学の内80大学が
共通テストではない、各大学の入試にも民間検定を利用しない
ことを決定したという。


20191130_Nishinippon-01.jpg

大学入試共通テストに民間企業による英語の試験は延期されましたが、
その後各大学で実施する入試にも82国立大学法人のうち80大学で
民間検定を採用しないことに決めたとのこと。

問題発覚前は78大学で採用見込みだったとのこと。

この安倍友企業優遇事件は、取り敢えず良い方に転んだ!


**************

西日本新聞では、これまでも度々この問題を取り上げて来た。

ベネッセが業務受注を掲げ営業
 西日本新聞 - 2019/11/20 19:56



ベネッセに再発防止求める
 西日本新聞 - 2019/11/22 13:14



検証・共通テスト(上) 民間試験、不透明な導入経緯
 西日本新聞 - 2019/11/18 (月) 13:00 



検証・共通テスト(中) 公平性、自己採点…不安ぬぐえず
 西日本新聞 - 2019/11/25 (月) 9:00 



検証・共通テスト(下)  週明けに掲載されると思われます。
 西日本新聞 - 201912/2 (月) 9:00





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テーマ:教育問題 - ジャンル:政治・経済

総理主催公式行事【桜を見る会】に『反社会勢力』が招待されていた!

2019年11月29日(金)

日本国総理大臣が主催する政府公式行事である【桜を見る会】に
安倍晋三後援会をはじめ、今年行われた地方選挙や参議院選挙の
候補者が招待した支援者などが半数を大きく超える8千人超も
招待されていたことが『公式行事の私物化』と大問題になっているが
今度は所謂「反社会勢力」やマルチ商法詐欺の元締めなどが
招待枠区分【60】番で招待されていることが判った。

野党が協力一致して追及している『桜を見る会追及本部』で、
この招待枠【60】番が総理や長官(官房長官)など『最高水準の』
枠であろうと追究していたが、昨日までは内閣府の官僚は
知らぬ存ぜずを通していた。

これに対して野党は一致して審議拒否戦術を予告していたが、
内閣府はようやく、日本共産党・田村智子参議院議員が追及
していた資料が内閣府のものであることを認めた。



これは大きな成果であり、野党は審議拒否戦術を解いた!

内閣府は、招待枠区分【60~63】が総理・官邸枠であることを認めた。

そして、下の画像を確認するとマルチ詐欺商法の【ジャパンライフ】の
山口隆祥代表取締役会長への招待状が【60-2357】となっており、
山口代表取締役への招待状送付元も安倍晋三枠であったことが判る。

20191128_AKAHATA01_01_1.jpg

その上、今年の安倍晋三枠が千人(それでも異常に多い)と言っていたが
実は平成27年でさえ安倍晋三枠が少なくとも2357人以上であることが判る。

田村智子参議院議員の調べでは当時既に総理枠は3200人であったらしい。
招待者全体がその後もドンドン増えていることを考えると、総理枠はもっと
増えている可能性があり、1000人と言うのは過少申告と考えられる。

内閣府の官僚は相変わらず記録が破棄されているので今年の招待枠は
不明で、関係者への聞き取りによって千人程度と判断したと云ういい加減さ!

【関連記事】
しんぶん赤旗WEBから


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「桜を見る会」区分番号「60」総理枠認めよ/反社勢力出席
 看過できぬ/野党書記局長・幹事長会談
2019年11月29日(金)
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-11-29/2019112901_01_1.html
************
内閣府「わからない」/「桜を見る会」
 合同ヒアリング 区分番号問われ
2019年11月29日(金)
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-11-29/2019112902_01_1.html
************
「反社勢力」政府の「指針」が定義
官房長官の説明 “虚偽”
2019年11月29日(金)
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-11-29/2019112902_02_1.html
************
「“反社勢力”の皆さまの個人情報」
 西村副長官のあきれた発言
2019年11月28日(木)
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-11-28/2019112801_07_1.html
************
桜を見る会/悪徳商法会長出席を追及
山添議員 官房長官回答せず
2019年11月28日(木)
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-11-28/2019112801_03_1.html
************
桜を見る会に反社会勢力/官房長官の責任重大
野国連(野党国対委員長連絡会)で一致
2019年11月28日(木)
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-11-28/2019112801_02_1.html
************
桜を見る会「反社勢力」参加が大問題に
認めた菅長官の進退問題へ 悪徳商法会長も招待
2019年11月28日(木)
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-11-28/2019112801_01_1.html
************

【追記】

【昭恵氏は「私人」、改めて閣議決定】
 ここまでお馬鹿ばかりの政権だったか!
『裸の王様』に忠言する賢人はゼロ。
もういい加減にして欲しい。
またもや馬鹿げた『閣議決定』

****************
昭恵氏は「私人」、改めて閣議決定
 桜を見る会出席は「首相の公務補助」

毎日新聞 - 2019年11月29日 13時39分
https://mainichi.jp/articles/20191129/k00/00m/010/096000c

 政府は29日の閣議で、安倍晋三首相主催の「桜を見る会」に首相の妻昭恵氏が推薦した参加者が含まれていることに関し、「首相夫人は公人でなく私人との認識は変わりない」との答弁書を改めて閣議決定した。立憲民主党の熊谷裕人参院議員の質問主意書に答えた。
 昭恵氏が推薦した参加者は、首相の「推薦枠」に含まれていた。野党は、「私人」である昭恵氏の推薦枠があるのは公私混同だ、と批判している。
 答弁書では、「公人とは、一般に、公職にある人」としたうえで、「私人とは、一般に、公人の対義語」と定義した。「私人」である昭恵氏が桜を見る会に出席したのは、「首相の公務の遂行を補助する一環と承知している」とした。
 昭恵氏を巡っては、2017年に発覚した国有地売却を巡る森友学園問題で、昭恵氏をサポートする政府の職員が配置されていたため、「首相夫人は公人か私人か」と野党から追及された。17年3月に政府は、昭恵氏は「私人」とする答弁書を閣議決定している。






テーマ:安倍晋三 - ジャンル:政治・経済

香港区議選で民主派が85%超の議席を獲得! トランプも人権法に署名

2019年11月28日(木)

 民主派の一部(政権側の回し者説もあり)が破壊活動を行っていることで
一般市民がどうのような判断を下すかが注目されていた香港の区議選!

 市民は冷静な判断を下し、民主派が圧勝し、議席をこれまでの3割程度から
8割を大きく超えるところまで躍進させた(452議席のうち民主派が386議席)。

20191125_AgnesChou-01.jpg

投票率も過去最高だった前回をさらに大きく上回ったとのことで
投票率が民主派躍進の大原動力であったことが判り、日本も教訓とすべき!
【投票率は暫定で71.2%に達し、過去最高だった前回選挙の
 最終的な投票率を約24ポイント上回った。】

香港区議選、民主派が議席の8割超獲得 長官選に影響か
 朝日新聞:香港=西本秀  - 2019年11月25日12時15分


 この躍進に対して、民主派の女神アグネス・チョウ(周庭)さんが
街頭記者会見で見解を発表された。

 民主派の急進的な活動は、警察の暴力への対抗措置であり、一般市民も
警察の暴力の被害を浴びており、民主派への理解が深まったとのこと。

民主派圧勝にアグネス・チョウさん「民意反映した」(19/11/25)
2019/11/24 (約18分の映像 流暢な言葉を選んだ日本語)


24日に行われた香港の区議会議員選挙は、452議席のうち民主派が380議席以上を獲得して圧勝しました。
これを受けて、政治運動家のアグネス・チョウさんが会見を行いました。
[テレ朝news]



アメリカ議会では、選挙結果が判明する前の先週の内に
上院・下院で「香港人権・民主主義法案」が可決されていたが
中国の独裁者・習近平に忖度しているトランプが署名するか?
注目されていた。

しかし、この選挙結果を見て、ついに11月27日に署名したとのこと。

米、香港人権法案が成立 トランプ氏が署名
 日本経済新聞 - 2019年11月28日(木) 8:30


20191128_Nikkei-01.jpg 



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テーマ:海外ニュース - ジャンル:ニュース

女川原発2号機「合格」 フランシスコ教皇「原発利用すべきでない」

2019年11月27日(水)

 原子力兵器および原子力発電所に関する対極のニュース

一つは、東北電力・女川原発2号機に対して原子力規制委員会が
「合格」を出し再稼働の可能性が出て来たというもの。

対極のもう一方は、来日して長崎・広島の被爆地を訪れ
東京で、福島原発被災者と面談して惨状を再認識された
ローマ法王・フランシスコ教皇が「原発利用すべきでない」 
と明言されたこと!

前のブログ記事で書いたようにフランシスコ教皇は
長崎では「武器の製造などはテロ行為」と断言し
広島では「原子力を戦争に使うのは犯罪だ」と宣言された。
(教皇の話された詳しい表現は、こちら をどうぞ)

そして帰途に就く専用機の中での記者会見で訪日の感想を述べた中で
原発に対するメッセージを述べられたのです。
被災者との懇談で被害実態を直接聞き、考えて以上に悲惨な状況
であることが判ったからかも知れません。

20191127_Mainichi-01_Fransisco.jpg

教皇「原発利用すべきでない」 
 重大事故の被害を懸念 判断踏み込む

 毎日新聞(ロイター) - 2019年11月27日(水)13時49分

 フランシスコ・ローマ教皇は26日、原発はひとたび事故となれば重大な被害を引き起こすとして
「完全に安全が保証されるまでは利用すべきではない」と警告した。
ローマ教皇庁(バチカン)は原発の是非について立場を明確にしておらず踏み込んだ発言。
東京からローマに戻る特別機の中で、記者会見し述べた。
 日本滞在中は、核兵器廃絶への強いメッセージと比べ、
原発を巡っては遠回しに反対の立場を示すにとどまっていたが、
東日本大震災の被災者や東京電力福島第1原発事故からの避難者と交流し、
被害実態を直接聞いたことが教皇に影響を与えた可能性がある。
 訪日を振り返り、24日の被爆地訪問は「深く胸に刻まれる体験だった」と表明。
(以下略;会員限定有料記事)
(ロイター)2019年11月27日公開



同じ日に 河北新報などによる 『女川原発2号機 合格』 のニュース

河北新報では寧ろ「再稼働時期めど立たず」を強調している。

(部分引用)
再稼働に必要な地元自治体の同意や、重大事故を想定した広域避難計画などが焦点となり、計画通りに進むかどうかは見通せない。
女川2号機と同じ「沸騰水型炉」は東電柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)、東海第2原発が合格しているが、いずれも再稼働には至っていない。



女川原発2号機「合格」 原子力規制委、
審査書案了承 再稼働時期めど立たず

 河北新報 - 2019年11月27日(水)

20191127_Kahoku_Onegawa-NP-01.jpg

 原子力規制委員会は27日の定例会合で、東北電力が再稼働を目指す女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)が原発の新規制基準に適合していると認める「審査書案」を了承した。東日本大震災で被災した女川2号機が、再稼働の前提となる審査に事実上「合格」したことになる。
 東京電力福島第1原発事故を踏まえた新基準で「合格」となったのは東北の原発で初めて。震災の地震や津波で被災した原発としては、日本原子力発電東海第2原発(茨城県)に続き2基目となる。
 今後、意見公募(パブリックコメント)などを経て正式合格となる見通し。東北電は高さ29メートルの防潮堤など安全対策工事を終える2020年度以降の再稼働を目指しているが、再稼働に必要な地元自治体の同意や、重大事故を想定した広域避難計画などが焦点となり、計画通りに進むかどうかは見通せない。
 東北電は13年12月に女川2号機の審査を申請した。被災原発として固有の課題が多く、基準地震動(最大想定の揺れ)や基準津波(最大想定の津波)、原子炉建屋で確認されたひび割れと剛性(変形しにくさ)低下といった議論が長期化。審査会合は176回に上り、安全対策工事費は3400億円程度に膨らんでいる。
 地震・津波分野と設備分野で計36の審査項目の実質的な審議を今年9月に終え、東北電は審査内容を反映した補正書を3回にわたり提出した。
 新基準に合格し、再稼働したのは「加圧水型炉」の9基のみ。女川2号機と同じ「沸騰水型炉」は東電柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)、東海第2原発が合格しているが、いずれも再稼働には至っていない。




テーマ:原発事故 - ジャンル:ニュース

ローマ法王・フランシスコ教皇が広島で強固な「反核・平和メッセージ」

2019年11月26日(火)

ローマ法王・フランシスコ教皇が、長崎でのメッセージと
関連施設の訪問や人々との懇談のあと
強行軍で広島に移動し、
広島平和公園でメッセージを世界に発信されました!

20191124_Jiji_Hiroshima.jpg
 原爆ドームを背後にスピーチする フランシスコ教皇


長崎では核兵器を筆頭とする
「武器の製造、改良、維持、商いに財が費やされ、築かれ、
日ごと武器は、いっそう破壊的になっています。
これらは途方もないテロ行為です。」と断言されましたが、
広島では「原子力」に着目し、
「戦争のために原子力を使用することは、現代において、
 犯罪以外の何ものでもありません」と断じました!

もちろん、核兵器や戦争への原子力の使用だけを「テロ」や「犯罪」として
通常兵器の使用を容認しているものではないことは全体を読めば(聴けば)
判ります。

福島原発事故からの被災者との懇談では原発についてメッセージを伝え
帰途の機上記者会見では一歩踏み込んで原発を利用すべきではない」
と述べたとのことです。

「原発事故には社会構造回復という課題も」
ローマ教皇・被災者との集い 演説要旨

 毎日新聞 - 2019年11月25日 13時53分


教皇「原発利用すべきでない」 重大事故の被害を懸念 判断踏み込む
 毎日新聞(ロイター) - 2019年11月26日

フランシスコ・ローマ教皇は26日、原発はひとたび事故となれば重大な被害を引き起こすとして「完全に安全が保証されるまでは利用すべきではない」と警告した。ローマ教皇庁(バチカン)は原発の是非について立場を明確にしておらず踏み込んだ発言。東京からローマに戻る特別機の中で、記者会見し述べた。(ロイター)



徳仁天皇とも会談されたとのこと。
20191125_Jiji-01_Emperor vs Houwou
天皇陛下 ローマ教皇と皇居で会見
 NHK NEWS WEB - 2019年11月25日 14時54分


もうひとつは、自らの母体でもあるイエズス会が設立した
上智大学での訪日最後のメッセージです。


私が引き込まれたのは、次の一節です。

「どんなに複雑な状況であっても自分たちの行動が公正かつ人間的であり、正直で責任を持つことを心がけ弱者を擁護するような人になってください。
ことばと行動が偽りや欺まんであることが少なくない今の時代において特に必要とされる誠実な人になってください」


   まるで嘘の上塗りと不都合情報の廃棄を繰り返す安倍晋三を
   諭すような表現ではありませんか?


ローマ教皇「今の時代に必要な誠実な人に」上智大学で講話
 NHK NEWS WEB - 2019年11月26日 10時59分


*******************

以下は、広島でのメッセージです。(NHK編)

ローマ教皇 広島でのスピーチ(全文)
 NHK NEWS WEB - 2019年11月24日 21時57分

教皇のスピーチ
平和記念公園にて
2019年11月24日、広島


「わたしはいおう、わたしの兄弟、友のために。『あなたのうちに平和があるように』」(詩編122・8)。

あわれみの神、歴史の主よ、この場所から、わたしたちはあなたに目を向けます。死といのち、崩壊と再生、苦しみといつくしみの交差するこの場所から。

ここで、大勢の人が、その夢と希望が、一瞬の閃光と炎によって跡形もなく消され、影と沈黙だけが残りました。一瞬のうちに、すべてが破壊と死というブラックホールに飲み込まれました。その沈黙の淵から、亡き人々のすさまじい叫び声が、今なお聞こえてきます。さまざまな場所から集まり、それぞれの名をもち、なかには、異なる言語を話す人たちもいました。そのすべての人が、同じ運命によって、このおぞましい一瞬で結ばれたのです。その瞬間は、この国の歴史だけでなく、人類の顔に永遠に刻まれました。

この場所のすべての犠牲者を記憶にとどめます。また、あの時を生き延びたかたがたを前に、その強さと誇りに、深く敬意を表します。その後の長きにわたり、身体の激しい苦痛と、心の中の生きる力をむしばんでいく死の兆しを忍んでこられたからです。

わたしは平和の巡礼者として、この場所を訪れなければならないと感じていました。激しい暴力の犠牲となった罪のない人々を思い出し、現代社会の人々の願いと望みを胸にしつつ、じっと祈るためです。とくに、平和を望み、平和のために働き、平和のために自らを犠牲にする若者たちの願いと望みです。わたしは記憶と未来にあふれるこの場所に、貧しい人たちの叫びも携えて参りました。貧しい人々はいつの時代も、憎しみと対立の無防備な犠牲者だからです。

わたしはつつしんで、声を発しても耳を貸してもらえない人々の声になりたいと思います。現代社会が直面する増大した緊張状態を、不安と苦悩を抱えて見つめる人々の声です。それは、人類の共生を脅かす受け入れがたい不平等と不正義、わたしたちの共通の家を世話する能力の著しい欠如、また、あたかもそれで未来の平和が保障されるかのように行われる、継続的あるいは突発的な武力行使などに対する声です。

確信をもって、あらためて申し上げます。戦争のために原子力を使用することは、現代において、犯罪以外の何ものでもありません。人類とその尊厳に反するだけでなく、わたしたちの共通の家の未来におけるあらゆる可能性に反します。原子力の戦争目的の使用は、倫理に反します。核兵器の保有は、それ自体が倫理に反しています。それは、わたしがすでに2年前に述べたとおりです。これについて、わたしたちは裁きを受けることになります。次の世代の人々が、わたしたちの失態を裁く裁判官として立ち上がるでしょう。平和について話すだけで、国と国の間で何の行動も起こさなかったと。戦争のための最新鋭で強力な兵器を製造しながら、平和について話すことなどどうしてできるでしょうか。差別と憎悪のスピーチで、あのだれもが知る偽りの行為を正当化しておきながら、どうして平和について話せるでしょうか。

平和は、それが真理を基盤とし、正義に従って実現し、愛によって息づき完成され、自由において形成されないのであれば、単なる「発せられることば」に過ぎなくなると確信しています。(聖ヨハネ23世回勅『パーチェム・イン・テリス―地上の平和』37〔邦訳20〕参照)。真理と正義をもって平和を築くとは、「人間の間には、知識、徳、才能、物質的資力などの差がしばしば著しく存在する」(同上87〔同49〕)のを認めることです。ですから、自分だけの利益を求めるため、他者に何かを強いることが正当化されてよいはずはありません。その逆に、差の存在を認めることは、いっそうの責任と敬意の源となるのです。同じく政治共同体は、文化や経済成長といった面ではそれぞれ正当に差を有していても、「相互の進歩に対して」(同88〔同49〕)、すべての人の善益のために働く責務へと招かれています。

実際、より正義にかなう安全な社会を築きたいと真に望むならば、武器を手放さなければなりません。「武器を手にしたまま、愛することはできません」(聖パウロ6世「国連でのスピーチ(1965年10月4日)」10)。武力の論理に屈して対話から遠ざかってしまえば、いっそうの犠牲者と廃墟を生み出すことが分かっていながら、武力が悪夢をもたらすことを忘れてしまうのです。武力は「膨大な出費を要し、連帯を推し進める企画や有益な作業計画が滞り、民の心理を台なしにします」(同)。紛争の正当な解決策として、核戦争の脅威による威嚇をちらつかせながら、どうして平和を提案できるでしょうか。この底知れぬ苦しみが、決して越えてはならない一線を自覚させてくれますように。真の平和とは、非武装の平和以外にありえません。それに、「平和は単に戦争がないことでもな〔く〕、……たえず建設されるべきもの」(第二バチカン公会議『現代世界憲章』78)です。それは正義の結果であり、発展の結果、連帯の結果であり、わたしたちの共通の家の世話の結果、共通善を促進した結果生まれるものなのです。わたしたちは歴史から学ばなければなりません。

思い出し、ともに歩み、守ること。この三つは、倫理的命令です。これらは、まさにここ広島において、よりいっそう強く、より普遍的な意味をもちます。この三つには、平和となる道を切り開く力があります。したがって、現在と将来の世代が、ここで起きた出来事を忘れるようなことがあってはなりません。記憶は、より正義にかない、いっそう兄弟愛にあふれる将来を築くための、保証であり起爆剤なのです。すべての人の良心を目覚めさせられる、広がる力のある記憶です。わけても国々の運命に対し、今、特別な役割を負っているかたがたの良心に訴えるはずです。これからの世代に向かって、言い続ける助けとなる記憶です。二度と繰り返しません、と。

だからこそわたしたちは、ともに歩むよう求められているのです。理解とゆるしのまなざしで、希望の地平を切り開き、現代の空を覆うおびただしい黒雲の中に、一条の光をもたらすのです。希望に心を開きましょう。和解と平和の道具となりましょう。それは、わたしたちが互いを大切にし、運命共同体で結ばれていると知るなら、いつでも実現可能です。現代世界は、グローバル化で結ばれているだけでなく、共通の大地によっても、いつも相互に結ばれています。共通の未来を確実に安全なものとするために、責任をもって闘う偉大な人となるよう、それぞれのグループや集団が排他的利益を後回しにすることが、かつてないほど求められています。

神に向かい、すべての善意の人に向かい、一つの願いとして、原爆と核実験とあらゆる紛争のすべての犠牲者の名によって、心から声を合わせて叫びましょう。戦争はもういらない! 兵器の轟音はもういらない! こんな苦しみはもういらない! と。わたしたちの時代に、わたしたちのいるこの世界に、平和が来ますように。神よ、あなたは約束してくださいました。「いつくしみとまことは出会い、正義と平和は口づけし、まことは地から萌えいで、正義は天から注がれます」(詩編85・11-12)。

主よ、急いで来てください。破壊があふれた場所に、今とは違う歴史を描き実現する希望があふれますように。平和の君である主よ、来てください。わたしたちをあなたの平和の道具、あなたの平和を響かせるものとしてください!

「わたしはいおう、わたしの兄弟、友のために。『あなたのうちに平和があるように』」(詩編122・8)。



【関連記事】

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テーマ:戦争・原爆 - ジャンル:政治・経済

高知県知事選挙で松本けんじ野党共同候補が奮闘するも落選!

2019年11月25日(月)

 11月24日投開票された高知県知事選挙は、
日本共産党高知県委員会役員である松本けんじさんを
連合高知も含む団体や全ての立憲野党の推薦を受け
市民と野党の共闘の新しい形を示し、さらに国政では
『安倍晋三と桜を見る会』の私物化が大きく取り上げられる
中での与野党対決一騎打ちの選挙として全国の注目を
集めましたが、残念ながら落選しました。

応援頂いた皆様にお礼申し上げます。

Kochi-Matsumoto-01.jpg

松本けんじさんの得票は約4割でした。



【御本人のコメント】


遅くなりました。知事選挙の結果が出ました。
残念ながら勝利はできませんでした。しかし、参院選の際の市民と野党の共同が、知事選の中で線から面へと広がっていく、保守の方も含めた幅広い県民と野党の「私たちの共同」が大きく広がった選挙でした。候補者である私自身がそれを一番、実感しました。



20191125_NHK-Kochi-KenchijisenkyoResult.jpg
  (NHKニュースの画面切取り 2019年11月25日午前7時24分)

******************

野党、共闘維持を強調 「共産系」限界論も
 高知知事選で与党勝利

 毎日新聞 - 2019年11月25日 21時30分


 与野党の一騎打ちとなった24日投開票の高知県知事選は、与党系の浜田省司氏(56)=自民、公明推薦=が、共産党員で無所属の松本顕治氏(35)=共産、社民、立憲民主県連、国民民主県連推薦=を約6万票の大差で破った。
 野党内には「共産党系の限界」との指摘も出ているが、各党執行部は互いの信頼関係を深める成果があったとして、「共闘路線」を維持する方針だ。
 一方、与党は首相主催の「桜を見る会」の影響は小さかったとして胸をなで下ろしている。


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以下は、私の facebook 投稿から

【高知県知事選挙投票状況】

浜田 省司 173.758(参院選:137,473 +26.4%)
松本けんじ 111,397(参院選:118,188 -0.94%)

参議院選挙徳島高知県選挙区の高知県分と
今回高知県知事選挙の得票状況

野党統一(共同)候補の得票は

国政与党候補の得票に比して

参議院選挙時は 86 %

県知事選挙時は 64 %

野党共同候補の得票数は殆ど変化が無い(微減)が
与党候補の得票数は3万6千票ほど増えた!
いわゆる危機感による底力を示した形。





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ところが、選挙後の報道で、高知では高知市長選挙も同日投票で
戦われていて、そこでは立憲民主・国民民主・社民推薦の現職に
日本共産党・高知市委員会が対立候補を立てたことを知り
「なんでやねん!」 と思った次第。
以下は、私の facebook 投稿から

  高知市長選挙で立憲民主・国民民主・社民推薦の現職に
  日本共産党・高知市委員会が対立候補を立てたことが
  野党支持者の中に混乱を招いた可能性がある!

  高知県知事と県都で最大の選挙区高知市長選挙が
  同日投票なのに、捻じれ状態を作った共産党の問題?!
  現地の意思尊重が裏目に出たのでは、

  日本共産党中央委員会は積極的に調整を図るべきだった。

  これまで衆議院選挙や参議院選挙で候補者を降ろして
  野党共闘促進に身を切って奮闘してきたのに、水の泡!

  なぜ、高知市長選でも大局に立った戦略を取れなかったのか?
  なお、私は高知新聞の記事で今日初めてこのことを知った。
  その高知新聞によれば、
  共産党推薦の岡田泰司(69)無所属の得票は、1万3468票
  (得票率:11.45%)で、大義名分も付かない惨敗!

      ********

【高知市長選挙の結果】

▽岡崎誠也、無所属・現。5万5328票;当選。
▽久保博道、無所属・新。3万865票。
▽浜口卓也、無所属・新。1万5107票。
▽岡田泰司、無所属・新。1万3468票。
▽中島康治、無所属・新。 2833票。
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高知市長選は届け出順にいずれも
無所属で、5選を目指す現職の
岡﨑誠也氏(66)=立憲民主県連、国民民主、社民推薦
前自民党高知県議の久保博道氏(65)、
前自民党高知市議の浜口卓也氏(39)、
前共産党高知市議の岡田泰司氏(69)=共産推薦
飲食店経営の中島康治氏(41)。
高知市長選で候補者が5人に上るのは、1947年の6人に次ぐ多さ。




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高知市長に岡﨑氏5選 4新人退ける 投票率 43.40%
高知新聞 - 2019.11.25 08:32

 任期満了に伴う高知市長選は24日投開票され、
無所属の現職、岡﨑誠也氏(66)=立憲民主県連、国民民主、社民推薦=が 5万5千票を獲得し、対立4候補を退けて5選を果たした。
岡﨑氏の在任は4期務めた故・横山龍雄氏ら歴代市長を抜いて最長となる。
いずれも無所属新人で、前自民党高知県議の久保博道氏(65)、
前自民党高知市議の浜口卓也氏(39)、
前共産党高知市議の岡田泰司氏(69)=共産推薦、
飲食店経営の中島康治氏(41)の4氏は及ばなかった。
県知事選と同日選の今回は投票率43.40%で、前回を14.47ポイント上回った。

 投票は24日午前7時から午後8時(一部は午後6時)まで市内99カ所で行われた。
開票は午後9時半から県民体育館で始まり、岡﨑氏が早々に当選を確実にした。
岡﨑氏の得票率は約47%。




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ローマ法王・フランシスコ教皇が長崎で核兵器廃止の強いメッセージ

2019年11月24日(日)

ローマ法王・フランシスコ教皇が昨日来日し、
原爆投下で多くのカトリック教徒が犠牲になった長崎を訪れ
核兵器とこれに依拠する国々と兵器産業を厳しく批判する
強固で長いメッセージを全世界に訴えました。


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原爆落下中心地碑の前でスピーチするフランシスコ・ローマ教皇
    =24日午前、長崎市 時事通信配信より

私は、NHKーTVの生中継で聴いていましたが、感動しました。

取り分け次のフレーズには引き込まれました。

軍備拡張競争は、貴重な資源の無駄遣いです。本来それは、人々の全人的発展と自然環境の保全に使われるべきものです。今日の世界では、何百万という子どもや家族が、人間以下の生活を強いられています。しかし、武器の製造、改良、維持、商いに財が費やされ、築かれ、日ごと武器は、いっそう破壊的になっています。これらは途方もないテロ行為です。
 核兵器から解放された平和な世界。それは、あらゆる場所で、数え切れないほどの人が熱望していることです。この理想を実現するには、すべての人の参加が必要です。個々人、宗教団体、市民社会、核兵器保有国も、非保有国も、軍隊も民間も、国際機関もそうです。



ローマ教皇 長崎 爆心地公園でのスピーチ(全文) ‬
‪ NHKニュース ー 2019年11月24日(日)‬ 16時16分

ローマ教皇庁が発表したフランシスコ教皇のスピーチ全文は以下のとおりです。

【核兵器についてのメッセージ】
 長崎・爆心地公園 2019年11月24日


愛する兄弟姉妹の皆さん。

 この場所は、わたしたち人間が過ちを犯しうる存在であるということを、悲しみと恐れとともに意識させてくれます。近年、浦上教会で見いだされた被爆十字架とマリア像は、被爆なさったかたとそのご家族が生身の身体に受けられた筆舌に尽くしがたい苦しみを、あらためて思い起こさせてくれます。

 人の心にあるもっとも深い望みの一つは、平和と安定への望みです。核兵器や大量破壊兵器を所有することは、この望みへの最良のこたえではありません。それどころか、この望みをたえず試みにさらすことになるのです。わたしたちの世界は、手に負えない分裂の中にあります。それは、恐怖と相互不信を土台とした偽りの確かさの上に平和と安全を築き、確かなものにしようという解決策です。人と人の関係をむしばみ、相互の対話を阻んでしまうものです。

 国際的な平和と安定は、相互破壊への不安や、壊滅の脅威を土台とした、どんな企てとも相いれないものです。むしろ、現在と未来のすべての人類家族が共有する相互尊重と奉仕への協力と連帯という、世界的な倫理によってのみ実現可能となります。

 ここは、核兵器が人道的にも環境にも悲劇的な結末をもたらすことの証人である町です。そして、軍備拡張競争に反対する声は、小さくともつねに上がっています。軍備拡張競争は、貴重な資源の無駄遣いです。本来それは、人々の全人的発展と自然環境の保全に使われるべきものです。今日の世界では、何百万という子どもや家族が、人間以下の生活を強いられています。しかし、武器の製造、改良、維持、商いに財が費やされ、築かれ、日ごと武器は、いっそう破壊的になっています。これらは途方もないテロ行為です。

 核兵器から解放された平和な世界。それは、あらゆる場所で、数え切れないほどの人が熱望していることです。この理想を実現するには、すべての人の参加が必要です。個々人、宗教団体、市民社会、核兵器保有国も、非保有国も、軍隊も民間も、国際機関もそうです。核兵器の脅威に対しては、一致団結して応じなくてはなりません。それは、現今の世界を覆う不信の流れを打ち壊す、困難ながらも堅固な構造を土台とした、相互の信頼に基づくものです。1963年に聖ヨハネ23世教皇は、回勅『地上の平和(パーチェム・イン・テリス)』で核兵器の禁止を世界に訴えていますが(112番[邦訳60番]参照)、そこではこう断言してもいます。「軍備の均衡が平和の条件であるという理解を、真の平和は相互の信頼の上にしか構築できないという原則に置き換える必要があります」(113番[邦訳61番])。

 今、拡大しつつある、相互不信の流れを壊さなくてはなりません。相互不信によって、兵器使用を制限する国際的な枠組みが崩壊する危険があるのです。わたしたちは、多国間主義の衰退を目の当たりにしています。それは、兵器の技術革新にあってさらに危険なことです。この指摘は、相互の結びつきを特徴とする現今の情勢から見ると的を射ていないように見えるかもしれませんが、あらゆる国の指導者が緊急に注意を払うだけでなく、力を注ぎ込むべき点なのです。

 カトリック教会としては、人々と国家間の平和の実現に向けて不退転の決意を固めています。それは、神に対し、そしてこの地上のあらゆる人に対する責務なのです。核兵器禁止条約を含め、核軍縮と核不拡散に関する主要な国際的な法的原則に則り、飽くことなく、迅速に行動し、訴えていくことでしょう。昨年の7月、日本司教協議会は、核兵器廃絶の呼びかけを行いました。また、日本の教会では毎年8月に、平和に向けた10日間の平和旬間を行っています。どうか、祈り、一致の促進の飽くなき探求、対話への粘り強い招きが、わたしたちが信を置く「武器」でありますように。また、平和を真に保証する、正義と連帯のある世界を築く取り組みを鼓舞するものとなりますように。

 核兵器のない世界が可能であり必要であるという確信をもって、政治をつかさどる指導者の皆さんにお願いします。核兵器は、今日の国際的また国家の、安全保障への脅威からわたしたちを守ってくれるものではない、そう心に刻んでください。人道的および環境の観点から、核兵器の使用がもたらす壊滅的な破壊を考えなくてはなりません。核の理論によって促される、恐れ、不信、敵意の増幅を止めなければなりません。今の地球の状態から見ると、その資源がどのように使われるのかを真剣に考察することが必要です。複雑で困難な持続可能な開発のための2030アジェンダの達成、すなわち人類の全人的発展という目的を達成するためにも、真剣に考察しなくてはなりません。1964年に、すでに教皇聖パウロ6世は、防衛費の一部から世界基金を創設し、貧しい人々の援助に充てることを提案しています(「ムンバイでの報道記者へのスピーチ(1964年12月4日)」。回勅『ポプロールム・プログレッシオ(1967年3月26日)』参照)。

 こういったことすべてのために、信頼関係と相互の発展とを確かなものとするための構造を作り上げ、状況に対応できる指導者たちの協力を得ることが、きわめて重要です。責務には、わたしたち皆がかかわっていますし、全員が必要とされています。今日、わたしたちが心を痛めている何百万という人の苦しみに、無関心でいてよい人はいません。傷の痛みに叫ぶ兄弟の声に耳を塞いでよい人はどこにもいません。対話することのできない文化による破滅を前に目を閉ざしてよい人はどこにもいません。

 心を改めることができるよう、また、いのちの文化、ゆるしの文化、兄弟愛の文化が勝利を収めるよう、毎日心を一つにして祈ってくださるようお願いします。共通の目的地を目指す中で、相互の違いを認め保証する兄弟愛です。

 ここにおられる皆さんの中には、カトリック信者でないかたもおられることでしょう。でも、アッシジの聖フランシスコに由来する平和を求める祈りは、私たち全員の祈りとなると確信しています。

主よ、わたしをあなたの平和の道具としてください。
憎しみがあるところに愛を、
いさかいがあるところにゆるしを、
疑いのあるところに信仰を、
絶望があるところに希望を、
闇に光を、
悲しみあるところに喜びをもたらすものとしてください。


 記憶にとどめるこの場所、それはわたしたちをハッとさせ、無関心でいることを許さないだけでなく、神にもと信頼を寄せるよう促してくれます。また、わたしたちが真の平和の道具となって働くよう勧めてくれています。過去と同じ過ちを犯さないためにも勧めているのです。

 皆さんとご家族、そして、全国民が、繁栄と社会の和の恵みを享受できますようお祈りいたします。




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高知県知事選挙 松本けんじ候補の街頭宣伝終了!

2019年11月23日(土)

保守の方々や高知連合も含む多様な層と #市民と野党の共同 で

戦われていた#高知県知事選挙 での #松本けんじ 候補の街頭行動も

今日の午後8時で終了しました。

#松本けんじ 候補の今日のツィート

選挙戦も残すところ、あとわずか。
一票を争う、猛追の #高知県知事選 です。
電話、LINE、SNSなどで、さらに大きく広げてください。
一人ひとりの一票の積み重ねは
「だれ一人取り残さない高知県政」を誕生させます

最終日、声を枯らして訴えつづけています。
広田一衆院議員、武内則男衆院議員、
田所裕介県議、吉良富彦県議も一緒です。
高知の野党の共同は、今日も深まっていきます。
街頭には沢山の市民の方が駆けつけてくれています。



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 明日の投開票を待つばかりです!

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 明日は棄権防止活動が行えます。

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以下は、過去の街頭宣伝の告知バナーなどです。

【野党リレー街頭宣伝日程】

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#松本けんじ 後援会では
[ライン・LINE をつかって支持拡大を] と呼びかけています!
https://withyourvoice.exblog.jp/28709310/
MatsukenLine.png

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11月21日(木)は
立憲民主党の枝野幸男代表と
日本共産党の志位和夫委員長が
応援に来られたそうです!

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【野党リレー街頭宣伝日程】

11/16(土)玉木雄一郎・国民民主党代表
 9:45  土佐市高岡・火渡橋
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女性議員が揃い踏み
 16:00 ウエルカムホテル高知前
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 池田まき(立憲民主党)
 森ゆうこ(国民民主党)
 吉良よし子(日本共産党)
 福島みずほ(社会民主党)
 岡崎ひろみ(新社会党)

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11/17(日)志位和夫・日本共産党委員長
 14:00 高知市得月楼前
 16:00 香美市バリューかがみの店

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11/18(月)野田佳彦・社保国民会議代表
 17:00 高知県庁南

11/19(火)岡田克也・無所属の会代表
 18:30 本山町・プラチナセンター

11/20(水)小沢一郎・国民民主党
 19:00 いの町・伊野公民館

11/21(木) 枝野幸男・立憲民主党代表
 19:00 高知市・自由民権記念館

あと、5票、10票、さらには、もう1票を拡げてください。
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総理案件になると消える資料!? 森友・加計・自衛隊派兵・桜など

2019年11月22日(金)

総理案件になると消える資料!?

高まる公選法違反と政治資金規正法違反の疑い!
重要資料のシュレッダー廃棄に至っては証拠隠滅の可能性!?

https://youtu.be/lwFlIMRjdjY
IWJ - 2019/11/22 @YouTubeさんから


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主な情報隠蔽・改竄・廃棄事件
* 森友学園事件
* 加計学園事件
* 自衛隊海外派兵事件
* 伊藤詩織さん強姦事件
* 沖縄辺野古埋め立て問題






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共産党・宮本徹議員が『安倍晋三枠が千人』『昭恵枠も』を引き出す!

2019年11月21日(木)

【日本共産党・宮本徹衆議院議員の国会質問】

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日本共産党・田村智子参議院議員が暴露した
『桜を見る会』の安倍晋三による私物化問題。

  『桜を見る会』昭恵夫人枠について
  宮本 徹 衆議院議員が口火を切り
  立憲民主党の黒岩宇洋議員がダメ押し!の連携プレー。
  菅官房長官は当初否定していたが、
  大西内閣審議官が「夫人からの推薦もあった」と『証言』し
  菅氏も、嫌々「審議官の申した通りであります」と認めた!
  官僚も安倍晋三・昭恵夫妻の身勝手に嫌気がさしたのか?
  大西内閣審議官は左遷されるのを覚悟して証言したのだろう! 

大西内閣審議官が「安倍事務所で参加者を募集」と『証言』
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「安倍事務所におきまして幅広く参加希望者を募るプロセスの中で」
➡ 安倍事務所が人選していることを公式に認めた。

大西内閣審議官が「夫人からのご推薦もあった」と『証言』
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➡ 安倍昭恵夫人が人選していることも公式に認めた。

菅官房長官も渋々認めざるを得ない展開に
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安倍晋三も「推薦者について意見を言う場合がありました」
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➡ 1000人も推薦しておいて「意見を言う場合があるって???

政府主催の公式行事、(安倍晋三と)『桜を見る会』
「安倍晋三枠が1000人」であると云う答弁を
日本共産党・宮本徹衆議院議員が国会質問で引き出した!

各省庁(内閣府を含み外務省を除く)からの招待者が
3,063人であったことも明らかになった。
宮内庁などは僅かに23人しか推薦していない。
内閣府は「記録は廃棄した」と豪語していたが、各省庁の方では
控えが残っていた訳。 外務省だけが提出していないらしい!
下の映像の29分位から大塚官房長が各省庁の推薦数読み上げ!

これに比べて、安倍晋三枠: 1,000人
余りにも異常であり、安倍昭恵枠 さえ有ったらしい。
多くの昭恵友がSNSで「安倍昭恵さんに招待された」と投稿し、
ある女性は「何故招待されたか解らないがそう言えば名刺交換したことがある」
と回答したとのこと。


自分たちの支持者や支援者になってもらいたい人々まで
税金で開催する公式行事に招待して饗応すると言う異常!


衆院内閣委員会 宮本徹議員の質問:約30分

桜を見る会 安倍首相の推薦約1千人 2019.11.20 UP
上の映像の29分位から大塚官房長が各省庁の推薦数読み上げ!
会計検査院:12,内閣法制局:18,内閣官房:126, 内閣府:584,宮内庁:23・・・


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