11月も終わり、その内2019年令和元年も終わってしまったねぇ~
となるだろう。 ホントに月日の経つのは速い!
さて昨日の西日本新聞1面TOP記事では、
民間英語検定試験の一つ「GTEC」を提供するベネッセが受験生顧客の
開拓営業用宣伝文句に使っていたことが改めて取り上げられている。
【「規定ない」文科省容認】
ベネッセが謂わば自作自演で受験生に営業。
「このアプリでは、実際のGTEC試験に
対応した問題を提供します。
生徒さんの受験にも有利ですよ」
ベネッセは、まさに本番の共通入試に
GTECを提供する民間企業である!!
英語民間試験、公平性保てる? 検定業者が教材販売
西日本新聞 - 2019年11月29日(金) 6:00
「規定ない」 文科省容認
大学共通入学テストへの導入が予定される民間英語検定試験の一つ、「GTEC」を提供するベネッセコーポレーション(岡山市)が、中高生向けに同試験の対策教材を販売することに対し、疑問の声が上がっている。「新教材を購入できる生徒が受験で有利になり、公平性が保てないのでは」との意見だ。文部科学省は「販売を禁止する規定はない」と容認する一方、ベネッセの別の類似事例では是正指導を行っており、対応が定まっていない。
【宣伝に使われていた図表】
「検定前のリハーサルにもなる『GTEC実践問題』」の提供をPRする、
ベネッセのアプリの営業資料。
都内の高校関係者に配布し、入会を勧めていた
この図表がベネッセのものであることを示すアイコン(↓)
また、今朝の西日本新聞では、国立大学82大学の内80大学が
共通テストではない、各大学の入試にも民間検定を利用しない
ことを決定したという。
大学入試共通テストに民間企業による英語の試験は延期されましたが、
その後各大学で実施する入試にも82国立大学法人のうち80大学で
民間検定を採用しないことに決めたとのこと。
問題発覚前は78大学で採用見込みだったとのこと。
この安倍友企業優遇事件は、取り敢えず良い方に転んだ!
**************
西日本新聞では、これまでも度々この問題を取り上げて来た。
ベネッセが業務受注を掲げ営業
西日本新聞 - 2019/11/20 19:56
ベネッセに再発防止求める
西日本新聞 - 2019/11/22 13:14
検証・共通テスト(上) 民間試験、不透明な導入経緯
西日本新聞 - 2019/11/18 (月) 13:00
検証・共通テスト(中) 公平性、自己採点…不安ぬぐえず
西日本新聞 - 2019/11/25 (月) 9:00
検証・共通テスト(下) 週明けに掲載されると思われます。
西日本新聞 - 201912/2 (月) 9:00
続きを読む