野党5党が安保法廃止法案を共同提出することは以前から判っていたが
これを前に、野党5党が協議のテーブルに着いた! とのこと。
この中で、7月の参議院選挙や目前に迫っている北海道と京都の
衆議院補欠選挙での選挙協力を行うことが協議されました。
この協議が成ったことを契機に、日本共産党の志位委員長は記者会見で
「思い切った対応を行う」 と表明し、既に擁立している予定候補者を降ろす
ことも検討することを言外に示したようです。
各局の報道は似たり寄ったりですが、毎日新聞の報道を紹介します。
野党5党
安保法廃止法案を提出…国政の選挙協力で一致
毎日新聞 - 2016年2月19日 15時17分
民主、共産、維新、社民、生活の野党5党は、安全保障関連法を廃止する「平和安全法制整備法廃止法案」と「国際平和支援法廃止法案」を衆院に共同提出した。これに先立ち5党は国会内で党首会談を開き、参院選や衆院補選など国政選挙での選挙協力を進めることで合意した。
5党は関連法は憲法違反と批判しており、昨年の採決でもそろって反対した。夏の参院選に向け、関連法に反対する市民団体と連携しながら政権への対決姿勢を強める。
党首会談では、民主の岡田克也代表が関連法廃止と集団的自衛権行使を認めた閣議決定の撤回▽安倍政権打倒を目指す▽国政選挙で現与党とその補完勢力を少数に追い込む▽国会対応や国政選挙のあらゆる場面で協力する−−の4点を呼びかけ、5党で合意した。
昨夏に共産が国民連合政府構想を呼びかけて以来、民主、共産両党が選挙協力方針で一致するのは初めて。
共産の志位和夫委員長は「参院選の(改選数1の)1人区で思い切った対応をしたい。国民連合政府の旗は横に置いて協力したい」と述べ、1人区での独自候補取り下げに前向きに応じる考えを示した。
【細川貴代、松本晃】
日本共産党 Japanese Communist Party
志位和夫委員長の Twitter 投稿より
5野党党首会談で以下の4項目を確認しました!
1、安保法制の廃止と集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回を共通の目標とする。
2、安倍政権打倒をめざす。
3、国政選挙で現与党及びその補完勢力を少数に追い込む。
4、国会における対応や国政選挙などあらゆる場面でできる限りの協力を行う。
5野党・党首会談で国政選挙での選挙協力が確認されたことは、「野党は共闘」を望む多くの国民の声にこたえた、極めて重要な確認となりました。
私たちは、誠実かつ真剣に協議に臨み、速やかに合意を得るために力を尽くします。
参院選一人区の候補者調整では、大義実現のため思いきった対応をします。
野党党首会談で表明。「わが党は、安保法制廃止、閣議決定撤回のためには、それを実行する政府=国民連合政府が必要と主張してきたし、その立場は変わらない。同時に、この問題は賛否さまざまだ。そこで政権の問題は、横に置いて選挙協力の協議に入り、今後の協議の中でわが党の主張をしていきたい」。
安保法制=戦争法以外の政策課題についても、野党間で協議し、可能な限りの一致点を確認することを追求したい。野党党首会談では、「安倍政権打倒」を確認しており、この立場に立てば、安倍政権の国民の利益に背く暴走をストップし、転換を図るという点で、経済を含め、さまざまな一致点がつくりうる。
【関連記事】
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NHK - 2016年2月19日 12時07分
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産経新聞 - 2016.2.19 11:30
5野党 安保法制廃止の法案提出 参院選へ調整加速
TV-Asahi - 2016/02/19 11:50
野党5党、安保法廃止へ法案共同提出 参院選に向け協力
朝日新聞 - 2016年2月19日11時33分
野党5党 国政選挙での協力で一致
日本テレビ系(NNN)- 2016年2月19日(金)12時36分配信
北海道5区補選
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北海道5区補選、野党一本化 共産、候補取り下げ池田氏支援
北海道新聞 - 2016年2月19日(金)5時10分配信
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